寒い日が続いていますが、
つき組の子ども達は元気いっぱいで、
「今日、外行く??」と
毎日聞きに来る姿があります。
三輪車に乗ったり、
縄跳びに挑戦したり、
たくさん体を動かして遊んでいます。
そして、今戸外遊びで特に
盛り上がっているのが砂遊びです。
泥団子を作ったり、
ご飯を作って見立て遊びをしたり、
山を作って遊ぶ姿があります。
「大きなお山作ろうよ!」と声を掛け、
友達と砂を積み上げる姿がありました。
だんだん大きくなる山を見て、
「い~れ~て~!」と
一人、二人と子ども達が増え、山が完成。
「できた~!」
「なんかクリスマスツリーに見える」
「クリスマスツリーにしよう」と
ドングリや落ち葉を見つけて
飾りつけをして楽しんでいました。
次の日、朝から砂場を見に行く子ども達。
昨日作ったツリーは無くなっており、
「やっぱり無いか~!」
「もう一回山作ろうよ」と声を掛け、
山作りをする姿がありました。
前日と違ったのは、砂を積むだけではなく、
固める姿がありました。
「何してるの?」と聞いてみると、
「こうすると、硬くなる!」
「崩れなくなるんだよ」と
教えてくれました。
ツリーに飾りつけをする時、
砂が崩れていくのを、
気にする姿があったので、
それを防ぐために考えたのかな!?と
思いながら見守っていると、
大きくてしっかりした山が完成☆
A君が、「ねえ、トンネル作ろう!」と
声を掛け、トンネル作りがスタート。
最初は2か所を友達と交代で掘って、
トンネルを作っていましたが、
いつの間にか色んな所から穴を掘る姿が。
そして、崩れてしまった山・・・。
それを見て、誰かを責めるわけでもなく、
「いっぱい掘ったから壊れたんじゃない?」
「もう少し硬くせなんかったんだ!」
「水入れたら硬くなるよね!」など、
子どもが自分たちで原因探しをしていました。
砂遊びでは、子ども達が試行錯誤を繰り返し、
仮説をもって実験的に自分で確かめ
遊びを楽しむ事ができます。
また、経験をベースにした、具体的なやりとりや、
自分の思いを語る事で、コミュニケーション力を
獲得する事が出来ます。
トンネルがうまく作れる日が来るよう、
ヒントをだしながら、子ども達と一緒に
試行錯誤を楽しんでいきたいと思いました。