先日おもちクラスでは、活動でソーシャルスキルトレーニングを行いました🍀
ソーシャルスキルトレーニングと聞くと、難しい言葉に聞こえますが、社会で生活していく中での、
良好な対人関係を学んだり、問題に直面した時の解決方法を学ぶものです。
おもちクラスでは、まず様々な表情のイラストを見てもらい、
「この中で怒っている人は誰かな?」など、職員が聞いていく事で、
表情を読み取る練習から始めていきました。
ここでは皆とても積極的に手を挙げて発表してくれます😊✨
その後、様々な場面のイラストを見せながら、
「こんな時どうする?何と言うといいかな?」と少しステップアップして聞いていきました。
ここからは中々子どもたちも手が挙がらない事もありますが、
職員が劇をして見せたりすると、イメージが湧き、答えてくれる様になっていきました✨
ここでは、一人ひとり違う答えが返ってきます😊
例えば、ある場面で「お友達が~して遊ぼう!と誘われたけれど、
今は違う事をして遊びたい時に皆だったら、お友達に何と言う?」と聞くと、
「やらないと言う」と答える子、「今~してるからまた今度ねと言う」と答える子、
「近くの先生に相談して一緒に言ってもらう」と答える子など、沢山の意見が出ました。
どの意見もとても素敵な意見です✨
まずは発表できた事、意見を言ってくれた事を褒め、
職員が「じゃあどんな言い方をしたら嬉しいかな?」と実際にいくつか違う言い方をしてみると、
「それそれ!」、「その言い方がいい!」と子ども達も答えてくれます🎵
クラスの中には、手を挙げて発表するのが苦手な子も沢山います🍀
しかし、ソーシャルスキルトレーニングを毎月行う中で、成長する姿を見る事も出来ました。
普段から注目されることが苦手で、
この活動もこれまではお友達が発表しているのを聞いていたAちゃん。
今回は自分から手を挙げてくれました。
「じゃあAちゃん!」と当てると、小さな声ではありますが、しっかり発表してくれました✨
イメージすることが難しかったり、発表が苦手であったり…
一人ひとり得意不得意は違いますが、
繰り返し行う事で力になっていく事を実感した活動となりました😢✨
この活動の後は、学んだ事を実践できるよう、ルールのある遊びやグループ遊びを行っています。
活動の後は普段よりも子ども達同士の会話が活発のような気がしています😊
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 東