若草学園の実践ブログblog

身体を温めて発酵食品を食べましょう

2021/11/25

 スマートフォンでニュースを見ていたら、「コロナの予防接種率が高いヨーロッパや韓国で、コロナの感染者が増えているのに、日本は少ない。考えられる理由は発酵食品を食べる文化があるからではないか」と書いてある記事に目が留まりました。

 御存知の通り、発酵食品は納豆や味噌、醤油、ぬか漬け、キムチ、甘酒、ヨーグルト、チーズ、アンチョビなどがあります。

発酵食品には納豆菌や乳酸菌などが含まれる。

発酵食品を食べると腸内の善玉菌が増えて、悪玉菌が抑制され腸内環境が良くなります。乳酸菌は免疫を高める効果もあるようです。

 

 今年はインフルエンザが流行するそうです。

身体を冷やすと、身体の免疫力が低下します。

いろいろな発酵食品を上手に食べて、身体を冷やさないように注意しながら、この冬を乗り切りましょう。

 

                             相談支援センターいちばん星 はんざわ

なりたい理由

2021/11/24

 先日、小学5年生のMちゃんがタブレットを使って

学校の宿題をしていました。

「先生教えて」と言うので、どんな宿題か聞いてみると、

将来の夢についての文章を書く、という宿題でした。

 

最初の項目は将来の夢だったので

「Mちゃんは何になりたいの?」と聞くと

Mちゃんは迷わず「サーティーワンの店員さん!!」と答えました。

 

次の項目は、なりたい理由です。

Mちゃんに聞くと

「お母さんがサーティワンの店員をやっていたから!」

ときらきらの笑顔で答えてくれました。

なりたい理由は2つ書くところがあったので

もう一つくらい理由ある?と聞くと少し考えているMちゃん。

「アイスを上手に盛り付けたいから」でもいいんだよ、と助言すると

「アイスを食べた人に笑顔になって欲しいから」とMちゃん。

 

とても素敵な理由で思わず感動してしまいました。

小学生でこの言葉が出て来るんだ、

この子はきっと素敵なサーティワンの店員さんになれる!と確信しました。

そして私もそう遠くない未来、Mちゃんが作るサーティーワンのアイスで

笑顔にして貰おうと心に決めました。

 

                                                                                           入所部 山本

薪ストーブライフ

2021/11/22

我が家は冬が近づくと山に薪を取りに行きます。今年もそんな時期がやってきました。

熊本地震をきっかけに、災害時に暖がとれて料理もできる薪ストーブを我が家は家族みんなの意見で導入しました。

最初は慣れなかった火付けも、今では着火剤を使わず新聞紙で着火できるように成長しています。

秋になると煙突を掃除し、チェンソーの目立てなど道具の手入れを行います。

燃料にする薪は、不要になった木を庭に置いて行ってくださる近所の方もいらっしゃいますが、基本的に山に取りに行きます。近所の山で間伐していらなくなった杉やヒノキがそのまま放置されているので、山の所有者に許可を得て、林地残材と呼ばれる木をもらってきます。

玉切り材

 山に放置されている木は乾いていないので、とても重くて一人では動かせません。現場でチェンソーを使って35cm前後の輪切りにする玉切りという作業をします。檜を切る時はその香りがとても清々しく、ネットに入れて芳香剤にしたい程の香りです。

玉切りした木は軽トラックに積んで持ち帰り、斧で割ります。

エンジン式の薪割り機は高価なので、原始的なくさびで割っています。チェンソーで切れ目を入れたら、くさびをハンマーで打ち込みます。何発か打ち込むと「メリメリ」っと玉切りした材が割れてくれます。歴史に裏打ちされた道具の力はすごいですね。

 半分に割ったものを次は斧で割っていきますが、この薪割り作業が一番汗をかき、冬場の筋トレになっています。

居合道の経験はありませんが、斧の刃先に気持ちを集中し、呼吸を整え、一気に振り下ろした斧でスパッと割れた時の気持ちよさは格別です。

子どもたちもハンマーで叩くだけで薪割りできる小型器具でお手伝いしてくれます。

こうして割った薪は薪小屋で一年以上乾燥させて、やっと燃料になります。

こんな手間暇をかけて暮らすのは身体が元気なうちだけかも知れませんが、地球温暖化で温室効果ガスが増えている現代社会においては、化石燃料の使用を減らして、できる限り環境負荷の少ない暮らしを実践し、それを子どもたちに伝えていきたいと思っています。

「木を燃やすことがなぜ環境保護に繋がるのか?」気になった方は「カーボンニュートラル」で検索してみてください。簡単に説明すると木を燃やした時に出る二酸化炭素は、木の成長過程で吸収した二酸化炭素の量と同じだから、化石燃料を使用するよりも環境に優しいのです。

そんな難しい話は置いておいて、薪ストーブは火のゆらぎを楽しんだり、輻射熱で身体の芯から温まったり、ストーブの前で乾燥野菜を作ったり、ストーブで調理したり、家族がストーブの周りに集まって過ごすようになりました。

冬場の暖房が薪ストーブになってから、子どもたちと過ごす時間が増えたのが一番の幸せかも知れません。

相談 井芹

いつも怒ってばっかり

2021/11/19

い先日、子どもに「お母さん、いつも怒ってばっかり」と言われてしまいました。

そんなに怒ってるかなぁ・・・?と思い返してみると、確かに毎日何かしら注意したり怒ったりしている・・・

自分で振り返ってみて、反省しました。

 

なので、「よし!とりあえず1週間は、命の危険がある場合や他人様に迷惑をかける事以外では怒らない!」

と心に決め、おおらかな気持ちで子どもに接してみることにしました。

 

初日に思った事は「言っても言わなくてもそんなに変わらないな」でした。

以前は朝から「ご飯食べて」「着替えて 靴下履いて」「歯みがきして」と言い続けていましたが、2~3回言えば自分のペースで終わらせていました。朝の忙しい時間にゆったりされていると、つい大人がイライラしてしまいますが、結局登園までには間に合いました。

今までのは何だったんだ?怒り損?と思いましたが、たまたま上手くいっただけかもしれません。

 

しかし、“怒らない”と心に決めると、少し気持ちにも余裕が持てた気がします。

忍耐力を試されている気持ちにもなりますが、これからも、試行錯誤しながら自分なりに子どもと向き合っていこうと思います。

入所部 総務 宇都宮

きれいになったね🎶

2021/11/18

先日おもちクラスの活動で「掃除の練習」をしました✨

掃除をすることが初めてな子もいて、興味津々で説明を聞いてくれました!

ほうきの掃き方は、板の目に沿って掃くことやほうきの持ち方、

軽く押さえるように掃く等を伝えるといつもは力加減が難しかったり、

慌ててしまう子が優しく、ゆっくり掃く姿を見せてくれました😊

 

雑巾がけでは、雑巾の絞り方から練習しました!

雑巾を半分に畳み、雑巾を横向きに持って絞ったり、縦向きに持って絞ったりと

スタッフと一緒に取り組みました🎵

握力も使うので難しいかな~と思っていましたが、

水が落ちなくなるまで何度も何度もチャレンジしてくれました!

雑巾がけでは、汽車拭きにチャレンジ!!

ゆっくり進む子、勢いよく進む子と様々でしたが、自分が拭いた所が

きれいになったのを見て、「わぁ~きれい✨」と笑顔の子ども達でした!

 

今は、便利な家電や掃除道具がたくさんありますが、

雑巾がけやほうきで掃くだけでも子ども達の発達にとても良い影響があると思います。

それにきれいになると自分も嬉しいですよね❤

ご家庭でも掃除を通して、子ども達との思い出や経験に繋がればいいなと思います(*^^*)

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 服部静香

ハッピーハロウィン

2021/11/17

少し前のことですが、10月31日はハロウィンでした。
ハロウィンが近づくと色んな場所でかぼちゃのお化けとコスプレ衣装が並んだりして、怖いけど嬉しい光景です。

 最近ではハロウィンの日に「ハッピーハロウィン」といっていますが、これは年末の挨拶として「良いお年を」と同じ意味で「幸せなハロウィンを」すごしてね。
「お化けが来るけどお幸せに」の挨拶の決まり文句だそうです。

 学園では数日前から食堂に子ども達が楽しそうに飾りつけをしてくれました。

夕食では子ども達が学校から持って帰ってきたかぼちゃを使い、ハロウィンメニューにしました。
チキンカレーはかぼちゃ入りでごはんの上にお化けや猫をかざり、シーザーサラダには縛りだしのかぼちゃ、デザートのプリンには生クリームを絞り、チョコレートで作った蜘蛛の巣をのせました。

子どもたちは「かわいい!」「美味しい」といってたべてくれました。

もらったかぼちゃはおやつにむしパンやかぼちゃケーキ、コロッケ、カロテンスープなどを作りました。

まだたくさんのかぼちゃがあるので何を作ろうかみんなで話し合っています。

入所部 村上

小さな成長♪

2021/11/16

11月中旬に入り寒くなってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

学園の子ども達も「寒い~」と言って朝起きられない場面も見られ、冬がやって来たなと改めて感じました。

 

さて、寒さも段々と本格的になり始めて来た11月上旬に、園児のI君が通う幼稚園で運動会が行われ、応援をしに行かせていただきました。

コロナ禍の為、クラス別に1時間程のプログラムでした。

I君は幼稚園で運動会に参加するのは初めて!私自身、「楽しく参加出来るかな」「みんなと一緒に出来るかな」とドキドキでしたがニコニコ元気に参加していました!

名前もはっきりと言う事も出来ていて、かけっこもコース外れることなく真っ直ぐゴール!ダンスも可愛らしく上手に出来ていてバッチリ✨

園に通い始めたばかりの頃は「あれ何?」「これ何?」と興味津々で主活動に集中が難しかった所がありました。

しかし、こんなに皆と一緒に楽しく運動会に参加をして、出番が来るまでは椅子に座って待つことが出来ているかっこいいI君を目の当たりにした私は、成長を感じて感動で涙がでそうになりました😢❤

最後には運動会頑張ったねのご褒美でお土産とメダルをGET✨

「ありがとう😊」と満面の笑みで受け取っていました!

 

色んな人との関わりを通して成長をしていく子ども達。

I君も園の先生やお友達と沢山関わり、経験を通して成長しているんだなと運動会での成長ぶりを見て感じました。

学園の子ども達も、色んな事に挑戦したくさん経験を積み重ねていき、心・体共に成長して行って欲しいと思います。

私もまだまだ未熟者です。子ども達と一緒に学んでいきたいと思います。

入所部 熊本

                      

七五三

2021/11/15

本日11月15日は七五三ですね。今年お子様の七五三を迎えられた方々には、お祝い申し上げます。おめでとうございます。

 

それぞれのご家庭で七五三のお祝いの仕方は違うと思いますが、私にとっては子どもの成長を家族で振り返るきっかけの日になったかなと思います。当時は、子どもに着物を着せて外出することはとても大変なことでした。子どもからしたら苦痛でしかなかったかもしれませんね。今は、そんな思い出も含め、子どもの成長の早さを実感しながら、当時の写真を見て「かわいかったなぁ」と、癒されているところです。

 

息子は現在高校生です。先日コロナワクチン接種に連れて行きました。接種後15分間、テレビもスマホもない状態で待機することになり、退屈しのぎになればと、「これでも見る?」と母子手帳をわたしてみました。出産前後の事や成長の記録を簡単に書いただけのものですが、15分間飽きずに読んでくれていました。帰りの車の中で、「自分が歓迎されてこの世に生まれてきたことが伝わった。」と感動した様子でした。最近は、彼にとっての私は口うるさいだけの存在になっていたのですが、これ以降少しは私の話を素直に聞いてくれるようになった気がします。

 

いちばん星 太田黒

 

ガラケー

2021/11/12

ある日、我が家の片付けをしていると昔使っていた携帯電話(ガラケー)が出てきました。

我が家の4歳の息子はそれを見て、「これ電話なの?」とキョトンとした表情をしていました。

そんなタイミングであるお笑いコンビが「ガ~ラケ~ ガ~ラケ~ パ~カパカできる~♪」

というネタをテレビでやっていました!

息子はそのネタをみて「これと一緒じゃん!!」と

まるで自分が流行の最先端の物を持っているかのように大興奮!

スマホ世代に生まれた息子にとってはガラケーがなんとも新鮮に見えたのでしょう😊

それから、休日出かける時はいつも息子のポケットに

(私にとっては今は使えない)ガラケーが入っています💕

でも息子にとってはとってもとっても大事なものなんですよね✨

 

そして先日、テレビで情報番組を見ていると『絶滅危惧動作』という企画をやっていました。

動作のイラストを見て何をしている動作かを推測するのですが、

過去の(しかも数年前の)自分がやっていた動作にも関わらず、

現在の生活の中で行わないとなかなか思いつかないものですね💦

その中には携帯電話がつながりにくく、電波を探して携帯電話を頭上で振る動作や

車の窓をノブを回して開け閉めする動作、カラオケで分厚い歌集から選曲し、

リモコンを操作する動作などがありました。

 

私が感じることや考えること、価値観などはあくまでも自分の基準です。

年齢や立場、生活環境やこれまでの経験などが異なれば

物事の感じ方や考え方、価値観は違って当然です。

普段から「先入観や固定概念にとらわれずに」と心がけているつもりですが、

ついつい自分目線になっていたなぁと気付かされました。

大人の考えや知識、経験が必ずしもいつも正解ではなく、

日々の子どもたち(我が子も含め)の反応や言動、疑問などからハッとさせられることや、

再認識されられること、忘れかけていた思いを思い出させてくれるきっかけになることが

たくさんあります。

これからもニュートラルに物事をとらえ、子どもたちの発想や考え方を大切にしながら

支援をしていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 佐藤朱加

経験と自立

2021/11/11

夏休みにキャンプを企画していましたが、コロナの状況により直前に延期する事になりました。10月、ようやくリスクレベルも下がり周囲の人々の行動範囲も広くなった頃、高校生女子の卒業旅行と称しキャンプへ行ってきました。キャンプと言っても水回り設備も完備したロッジです。来年からは自立しなければならない子ども達です。家庭での日常生活を経験する良い機会なので、買い物から調理まで自分達で取り組んでもらいました。買い物では、どの商品がどこにあるか?分からない時には店員へ聞いてみたりと初めてのおつかいのようです。調理では包丁を持ち、食材をどのように切ったらいいか?から一つ一つ教え調理し、片付けではスポンジに付ける洗剤の量から洗い方から指摘することに。学園ではコップ位しか洗う機会がないので仕方がありません。私たちも、親がしている事を見て学び、真似て実践する事で一つ一つ出来るようになったなと思い、小さいうちから一緒に日常生活を送る事で覚えていくものなのだなと思いました。また、年齢は関係なく経験した事がないというのはこういう事なのか、と私たちも良い経験となりました。

因みに、メニューは夕食にチーズタッカルビ、朝食ではフレンチトーストを作りました。

 

 

 

晴天が続いた日々でしたが、週末の予報はピンポイントで降水確率90%。なんてついてない、と思っていましたが初日は夕方からパラパラと降りましたが日曜は晴天!みんなの日頃の行いの良さですね☺

入所部 前田

こんな時どうする?

2021/11/10

先日おもちクラスでは、活動でソーシャルスキルトレーニングを行いました🍀

ソーシャルスキルトレーニングと聞くと、難しい言葉に聞こえますが、社会で生活していく中での、

良好な対人関係を学んだり、問題に直面した時の解決方法を学ぶものです。

おもちクラスでは、まず様々な表情のイラストを見てもらい、

「この中で怒っている人は誰かな?」など、職員が聞いていく事で、

表情を読み取る練習から始めていきました。

ここでは皆とても積極的に手を挙げて発表してくれます😊✨

その後、様々な場面のイラストを見せながら、

「こんな時どうする?何と言うといいかな?」と少しステップアップして聞いていきました。

ここからは中々子どもたちも手が挙がらない事もありますが、

職員が劇をして見せたりすると、イメージが湧き、答えてくれる様になっていきました✨

ここでは、一人ひとり違う答えが返ってきます😊

例えば、ある場面で「お友達が~して遊ぼう!と誘われたけれど、

今は違う事をして遊びたい時に皆だったら、お友達に何と言う?」と聞くと、

「やらないと言う」と答える子、「今~してるからまた今度ねと言う」と答える子、

「近くの先生に相談して一緒に言ってもらう」と答える子など、沢山の意見が出ました。

どの意見もとても素敵な意見です✨

まずは発表できた事、意見を言ってくれた事を褒め、

職員が「じゃあどんな言い方をしたら嬉しいかな?」と実際にいくつか違う言い方をしてみると、

「それそれ!」、「その言い方がいい!」と子ども達も答えてくれます🎵

クラスの中には、手を挙げて発表するのが苦手な子も沢山います🍀

しかし、ソーシャルスキルトレーニングを毎月行う中で、成長する姿を見る事も出来ました。

普段から注目されることが苦手で、

この活動もこれまではお友達が発表しているのを聞いていたAちゃん。

今回は自分から手を挙げてくれました。

「じゃあAちゃん!」と当てると、小さな声ではありますが、しっかり発表してくれました✨

イメージすることが難しかったり、発表が苦手であったり…

一人ひとり得意不得意は違いますが、

繰り返し行う事で力になっていく事を実感した活動となりました😢✨

この活動の後は、学んだ事を実践できるよう、ルールのある遊びやグループ遊びを行っています。

活動の後は普段よりも子ども達同士の会話が活発のような気がしています😊

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 東

思い出に残る療育キャンプ♫

2021/11/09

11月になり、後1ヶ月で令和3年も終わりです。

 

さて、10月30日、11月6日と2日間に分けて療育キャンプを行いました。

 

今日は、前半の療育キャンプのことを書きたいと思います。

30日は、とても天気が良く気持ちのいい日でした。

朝から緊張したり、お母さんと離れるのが嫌でなかなか離れられなかったりする子がいる反面、元気に挨拶して張り切る子がいる等様々な思いがあるなか参加してくれました。

 

開会式、アイスブレイク、バッグ作り、昼食作り等、午前中から盛りだくさんのスケジュールでしたが、みんなチームで協力して取り組んでいました。遅れている子には、グループのお友達がお手伝いをしてくれたり、普段はあまり発言しない子もチームの名前を決める時に、なかなか決まらなかった時、ポツンと意見を言ってくれて解決できたり、昼食作りでは自分の分を作った後、「僕が先生の分も作ってあげる!」とスクランブルエッグを作ってくれたりと普段では見られない光景が見られました。

 

午後も、レクリエーション、プラバン作り。おやつ作り、宝探し等ありました。

宝探しでは、1人1人役割があり、決める時にどうしてもやりたいものが重なってしまいましたが、1人の子が譲ってくれ、早くからミッションが出来たことで、他のチームより随分早くゴール出来ました。

みんな大喜びでテントに戻ると、片付けを早く終わらせて、テントでのんびりする時間ができ、みんなでゴロゴロしながら、楽しそうに遊んでいる姿を見ると準備は大変だったけど

「あ~、療育キャンプやって良かった😄🍀」と嬉しくなりました。

 

毎年、キャンプ担当のスタッフは何をするか考えるのは大変ですが、終わった後の達成感が嬉しいです。また、子ども達の普段は見られない意外な姿も見られ、成長を考えられる行事だと思います。

 

放課後等デイサービスおひさま 緒方

 

一生懸命ってかっこいい✨

2021/11/08

運動会シーズンを終えて、見学旅行や修学旅行の話題で持ち切りな今日この頃。

当日を楽しみにワクワクしている子どもたちや、「お土産はカステラを買いました!」「○円使いました!」「初めて乳搾りしたよ🐄」…と、目を輝かせながらお土産話をたくさん聞かせてくれます😄

少しずつ世の中も落ち着いて(?)きているのか、子どもたちの行動範囲が広がり、校外学習だからこそ感じられる特別な雰囲気や貴重な経験ができるようになり、嬉しく思います✨

そしてなにより、子どもたちのワクワク♪嬉しそうなキラキラした笑顔にこちらも嬉しくなります🥰

先日の放デイの活動では「かわりリレー」という運動プログラムを行いました!

駆け足・スキップ・横歩き・後ろ歩き・片足ジャンプ等、4種類の運動を組み合わせて一周し、バトンを繋ぎます。

1回、2回、3回…と繰り返していくと、勝ったり負けたりする中で一喜一憂したり、盛り上がりながらいろんなドラマが生まれます。

悔しくて涙が出たり、もっと早くなるためにどうするか皆で考えたり、作戦がうまくいったりいかなかったりすることもあります。

いろんなドラマの中でも共通しているのは皆の一生懸命な姿です。

一生懸命ってかっこいいなぁと感じさせられ、こちらまで励まされた気分になりました。

日々、子どもたちや保護者の方々と関わらせて頂く中で、こちらまで励まされたり、勇気をもらうことが沢山あります。

「あれ?私の方が元気もらってる!」と思うこともしばしば…✨

そんな子どもたちに充実したよりよい空間や経験を提供し、一緒に作り上げられるような、みんなの応援隊でありたいなぁと思います✨✨

放課後等デイサービスおひさまぷらす 守田

言葉遣いの難しさ

2021/11/05

コミュニケーションは難しいですよね。

言葉遣い一つでも人間関係が変わってしまう事があります。

 

自分は思っていなくても、相手を傷つけてしまうこと。

人の話をさえぎって自分の話をしてしまうこと。

共感と同情は似て非なるものであること。

同じような経験があるからこそ明確な言葉じゃなくてもわかること。

人それぞれ感じ方が違うからこそ注意が必要ですよね。

 

相手と共通項があるときこそ注意が必要かもしれません。

 

良好な人間関係を築くため、注意して行きたいと思います。

 

 

入所部 樋口

「10月誕生日会」

2021/11/04

10月21日に誕生日会食を行いました。10月は衣替えにはじまり、ハロウィンまでさまざまな行事がある月なので、誕生日会の食事も他の行事食とかぶらないように皆で、ああでもない、こうでもないと意見を出し合いハンバーグプレートをつくることにしました。

 

 

 

 

カロテンスープには小学生の園児が学校からもって帰ってきたひょうたんかぼちゃを使用しました。かぼちゃが苦手な子でもカロテンスープはおかわりに来る人気メニューのひとつです。

 

ハンバーグの付け合せには子どもたちのリクエストが多いポテトフライとスパゲティにしました。副菜には生野菜が苦手な子が多いためコーンサラダにし、食べやすくなる工夫をしました。

 

私自身、ハンバーグを作るのは久々で家で作る量とは違い、こねるのに時間も体力もいる作業なので、作り終わった後はへとへとに疲れましたが、子ども達からは食事中「美味しい!」や「うまい!」の言葉が聞けたので頑張って作った甲斐があり、疲れも吹っ飛んだ瞬間でした。

 

次回の行事食も楽しみにしてほしいと思います。

 

 

                       

入所部 徳丸

あしたもよろし ゆうべもよろし

2021/11/02

種田山頭火をご存知でしょう
言わずもがなですが、
自由律の名句を数多く残した俳人です。

教科書に載っている有名な句といえば、
・分け入っても 分け入っても 青い山 がありますね。

無駄な言葉を削ぎ落とした真っ直ぐな句にあるがままを感じて深く胸に残っています。

他に私が好きな句は、

・笠へ ぽっとり椿だった
・ふまれてたんぽぽ ひらいてたんぽぽ
・風ふいて一文もない
・うしろ姿のしぐれてゆくか
・どうしようもない わたしがあるいている

あげればきりがありません。

ひとは大きな自然の中ではちっぽけな存在として

ただあるがまま生かされている。
山頭火の壮絶な人生の中から生み出された数々の言葉は

私にとって
「あなたはあなたのままでいいんだよ」と語りかけてくれているようです。

子どもたちと向き合うとき、あるがままを受け止め
あなたはあなたのままでいいんだよ
と伝えていけたらと思います。

写真の絵は25年も前になりますが、画家の小崎 侃さんの美術館で

山頭火の句を題材に描かれた木版画と出会い、

沢山の素晴らしい作品の中から買い求めたものです。

・山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く
 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし

寝室の壁にかけられたこの額の絵が、毎朝、私の背中を押してくれています。

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業  一山

療育キャンプの季節になりました

2021/11/01

朝夕は本当に寒くなりました。お昼は、少し暑い日もあり、体調を崩しやすい時でもありますので、くれぐれもご自愛ください。

 

さて、放デイでは、30日に毎年恒例行事の療育キャンプが行われました。今回は、3年生全員のキャンプではなく、メンバーを2組にわけての取り組みとなり職員も初の試みとなっています。「泊りじゃなくて、残念だなぁ」という声も聞かれましたが、終わった後にはみんなが楽しかった!!!と言えるように、職員は試行錯誤を繰り返し、楽しく学べることを準備しました😊✨

 

お家の方には、当日子ども達が、心も体も元気で来所出来るように、引き続きサポートをお願いできたらと思います。

療育キャンプはあっという間の一日ですが、その前後でも学べることはたくさんありますので、キャンプで感じたことや経験した事を今後の生活に反映していけたらと思います。

 

放課後等デイサービスおひさま 永田

11月の『大津町子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2021/11/01

相談支援センターいちばん星では大津町役場との共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は11月17日(水)に開催します。

 

・日時 11月17日(水)10時~11時半

・場所 大津町生涯学習センター(託児あり)

・講師 サポートクリエーター

松本 ゆうこ先生

・演題 「社会の中で笑って生きよう!」

~将来の自立のために、今できること~

 

※在宅でZOOM視聴もできます。

(開講後1週間に限り、アーカイブ視聴も可能になりました)

※参加(視聴)を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係にお申込み下さい。

大津町役場 福祉課 障がい福祉係 (096)293-3510

「ふれあいサンデーに参加してきました♪」

2021/10/29

 10/23(土)と10/24(日)2日間にわたり開催されました、毎年恒例の大津支援学校ふれあいサンデーにお邪魔してきました。

 今年のふれあいサンデーは例年とは違い、新型コロナウイルスの影響から2日間に分けての開催となり、子ども達は半分に分かれ、それぞれの担当日どちらか1日の参加となりました。

 毎年その年代の生徒会による思考を凝らしたテーマや演出でとり行われ、今年のテーマは「みんながかがやく ふれあいサンデー」と題し、お祭り気分で盛り上がっていました。

 校内は児童全員がお祭り用の法被をまとい、来校して来られる保護者の方や施設関係者の方々をおもてなし。受付では児童のデザインされたマスクの配布がありました。

 高等部・中学部・小学部とルートが分かれており、残念ながら高等部のみの参観だけとなりましたが、みんなの頑張っている姿を目の当たりにし、たくさんの元気を貰いました。

 高等部の作業班は紙工班、木工班、印刷班、園芸班の4つの班に分かれて販売。紙工班ではエコパック、印刷班ではオリジナルトランプとカレンダー。木工班ではテーブルや鍋敷き、園芸班ではパンジーやビオラなど5種類の花のポットが販売されていました。

 どの作品も、日頃の子ども達の頑張りが成果として現れ、心温まる作品の販売となっていました。少しでも早い新型コロナウイルスの終息を願い、また来年も再来年もこの行事が開催され、たくさんの来校者で笑顔いっぱいのふれあいサンデーが続く事を願っています。

 

                          入所部 髙木美奈

子どもの目線

2021/10/28

私の愛読書の中に、(故)渡辺和子さん(シスター)の「信じる愛を持っていますか」の著書の中に、大人が歩きながらタバコを吸っているとき(現在ではありませんが)手を下ろした大人の手には火のついたタバコ、そして、大人と手をつなぎ歩いている子どもの顔がそこにあります。私たち大人が何気ない行動や動作の中に、子どもの目線から見たら危険なことが多くあります。また、子どもは柔軟な発想で物事を考えます。同書の中の一節にある教師の言葉ですが、子どもたちに「雪がとけたら何になりますか」という問題に、勿論、教科書的な正解は「水」になりますが、ある生徒の答えが「はる」になりますだったそうです。その先生は「はなまる」をあげたいなと思ったそうです。若草の子どもたちは支援が必要な子どもたちが入所しています、支援が必要な子供達だから、つい大人主導で生活支援を考えてしまいがちですが、個別に話を聴くと、子供達なりにきちんと考えているし、当たり前ですが、1年1年成長の証が見受けられる場面があります。現在、若草には2歳から18歳と幅広い年齢層と支援の質も多様化してきている現状で日々の業務に追われる実情ではありますが、少しだけ大人が心にゆとりを持ち、子供の目線にさげ、子供の可能性を信じて係わっていくと、卒園時には大きな花を咲かせて巣立つ子供達を送り出すことが出来るのではないかと思います。「信じる愛を持っていますか」このタイトルの著書に出会った時、私自身が子供の様々な問題で悩んでいました。勿論、すぐ行動に反映することは出来なかったのですが、少しだけ、子供を信じてみようと思えました。あれから○十年…その悩ませていた長男は今、3人の子供の父親として、花丸?ではないかもしれませんが、子供のお風呂、保育園の送迎など子育てに協力しながらお父さんになっています。

子供の頃思いませんでしたか、私たちが寝た後に「おいしい物食べているんじゃないかな」とか「大人はいいな、自分の好きなことが出来て」等…  大人になった今忘れてしまったこの感情、今の子供達も思っているのかもしれません。  

 少しだけ、子供達の目線に下げてみませんか、困っていることが少しみえてくるかもしれません。                                   

 

                                入所部 看護師   米村郁子

「季節の変わり目」

2021/10/27

10月も終わりに近づいていますが体調はいかがですか。

この文章を記入している日は18日ですが、ここ数日でぐっと気温が下がりました。

3日前は熊本県が全国最高気温と報道されているぐらい暑さが残っていたのですが、あっという間に最低気温が10度になりました。学園でも、ここ数日で子ども達の衣替えもしました。

小学生は長袖シャツに替えましたが、高校生はまだ暑いと言う子もおり、半袖と長袖が半々ぐらいです。数名窓を開けて、タンクトップやTシャツで寝ている猛者たちがいますが、就寝時間を過ぎると職員が閉めています。この数名の高校生は、毎年風邪気味になります。風邪気味になってようやく長袖で寝ています。

これからどんどん冷え込むと思いますが、体調に気を付けて過ごされて下さい。

 

                       

 

入所部 田島

就職決め

2021/10/26

高等部三年生は最後の実習が終わり、就職先を見つけています。

Uさんは自分がしたい仕事が見つからずにいましたが、今回行った実習先が自分に合っていると感じ、就職をしようと決意しました。

しかし、同じ学校の他の生徒には求人がきたのに対し、自分にはなかなかこないと焦っていました…。

先日、待っていた求人がきたとのことで、Uさんは嬉しそうに報告にきてくれました‼

「履歴書を書いて、面接を受けなん」とやる気満々です!

それからは就職に向けて、学校で今、何を頑張っているかを毎日話してくれます。

目標が決まると自然と気持ちも前向きになってきますね。

私たち職員も、彼が社会に巣立っていく残りの時間を大切にしながら、就職が上手くいくようにしっかりとサポートして行きたいと思います。

「遠くから応援してます」

2021/10/25

先日、入所していた女の子が若草学園を退園しました。

グループホームに行かれたそうです。自立に向けての、ステップアップですね!

 

その女の子は、今年の3月までは、高校に通っていました。

学校から帰ってくると「ただいま~」と、にっこり笑って、いつも声をかけてくれます。

高校生の時には、なかなか、ゆっくり話す機会はありませんでしたが、

制服が似合う、可愛らしい女の子でした。

 

今年の4月からは就職し、社会人になりました。

夕方になり、仕事が終わると「仕事が終わりました~!今からJRで帰りま~す!」と毎日、電話で連絡をくれました。「お仕事、お疲れさま~!気をつけて帰ってきてね~!」と私たちも伝えます。JRと徒歩で若草学園に戻ってくると、たまに事務室に遊びに来てくれました。「今日、仕事が忙しくて大変だったぁ…」とか、「今日は職場の先輩が褒めてくれた♡」など、仕事の話を色々聞かせてくれました。「仕事って大変…」と話してましたが、大変ながらも毎日よく頑張ってるな…頑張れ~!!と思っていました。

 

退園の当日、荷物をまとめた後「お世話になりました」と挨拶に来てくれました。

「寂しい…(涙)」と心のなかでは涙、涙でしたが、ぐっと堪え、職員数名でお見送りをしました。

 

学園を退園されることは、とても寂しいですが、これからも可愛い笑顔で、

元気に仕事を頑張ってくれると思います。

遠くからですが、ずっと応援しています。

「これからも、お仕事頑張ってね!」

「たまには、学園に電話してね♡」

 

入所部 総務 中西 実香

変化する環境の中ででも・・・

2021/10/22

ここ1週間で一気に寒さが増してきましたねっ💦

今年は特に秋を感じることなく冬に突入するのではないかと思う今日この頃です。

 

さて、昨年同様、コロナの影響で運動会等の行事が短縮になり、見に行ける家族の人数も制限されているという話を聞きました。

特に最高学年の子どもたちにとっては最後の運動会。お子さんの頑張る姿を保護者の方は直接見に行きたかったのではないでしょうか。

本当は、1日色んな競技をして、たくさんの人に頑張る姿を見てもらいたい、応援してもらいたいという気持ちを子どもたちも思っていたことでしょう。

 

そんな中、参加する競技を全力で頑張ろうと日々練習に励まれ、放課後、おひさまに来る時には疲れた様子が見られました。

子どもたちは、

「先生、ソーラン節踊るから見てください!」

「僕は大玉転がしとリレーに出るよ!」

「リレーに出る〇〇君の足が速いから僕たちの団は優勝狙えるかも✨!」

と目をキラキラさせながら自分の頑張っていることを教えてくれています。

 

私たち職員もお子さん一人一人の頑張る姿を見に行きたい気持ちでいっぱいです。直接応援には行けませんが、エールを送っています!!!

日々の練習の成果が発揮できますように✨

 

放課後等デイサービスおひさま 金子