若草学園の実践ブログblog

たいせつな家族

2020/06/04

通所棟にネコの『おもち』と『あずき』が家族入りして、1年が経ちました。バタバタしながら通所棟に行くことが多いのですが、おもちとあずきを見ているだけで心が癒されます。半年前にネコの『幸(こう)』くんも入所棟の家族となりましたが、残念ながら幸くんは1月末に亡くなってしまいました。少しの間でしたが、子ども達と私たち職員を癒してくれていました。

私、個人としては、犬派?猫派?となると、どちらかというと、犬派だったのですが、あずきや、おもち、幸くんと一緒に過ごすうちに、いつの間にか、猫派に🐱♡

私には子どもが2人います。子ども達が大人になるまでは、動物は飼わない!!と心に決めていたのですが、半年前、庭で生まれていた子ネコをお家の中で飼うことに…

名前は『ちゃこ』ちゃんです。

 

人懐っこく、寂しがり屋なので、いつも私たち家族に、べったりです。私たちが家の中を歩くと、ついてきます。毎晩、引っ付いて一緒に寝てます。

今では、すっかり家族の一員です。

ちゃこちゃんの爪を切ったり、お風呂に入れたり、ネコ砂を替えたり…慣れないお世話。まだまだ、お世話初心者の私たち家族ですが、これからも、家族の一員として、たっぷりの愛情を注いでいきたいと思います。

入所部 総務 中西 実香

支え合いの中で・・・

2020/06/03

緊急事態宣言から3か月。

春の訪れからあっという間にじめじめとする梅雨の季節となりましたね💦

 

少しずつ分散登校が始まり、地域によっては通常通りの時間で行われているところもあるようです。

 

この自粛期間中、いろんな過ごし方があったと思います。

 

休校ということで、朝からおひさまを利用されるご家庭、休校に合わせてお休みされるご家庭など様々です。

 

おひさまに来られたお子さんには、来所時に検温と常時マスクの着用をお願いしていました。普段、マスクを長時間つけておくことがないため、息苦しく感じるお子さんもいらっしゃいましたが、一度外しても声をかけるとすぐにつけてくれた子どもたち。

どうやったら子どもがマスクをつけてくれるだろう?とお母様が考えて手作りマスクをたくさん準備してくれるところもありました。

 

おひさまをお休みされているところには、定期的に連絡をさせていただき、お子さんの様子等を聞いていました。お子さんがおうちで退屈しないようにと、人気がない公園へ連れて行ってあげたり、おうちで楽しく過ごせるようにと、家族で1日のスケジュールを立てたり、卓球台を設置して運動不足解消に努めたりなどの工夫をされていることをお伺いしました。

 

緊急事態宣言が解除され、学校再開とともにおひさまをお休みされていた子どもたちも来てくれています。久しぶりに会うと、背が伸びていたりと外見が少し変わったお子さんもいました。

おうちで過ごす時間が長かった分、学校、おひさまへ気持ちの切り替え等心配をしていましたが、元気な顔を見せてくれ、とてもほっとしました(^^)/

 

この自粛期間を通して改めて思ったことは子どもたちが様々な場面に直面しても、ご家族の支えがあったからこそ乗り越えられたということです。

 

今、元気な子どもたちと会えるのも保護者の方々のお力添えのおかげだと思います。ありがとうございます

 

少しずつ日常が戻ってきている今、まだ気が抜けないところもありますが、おひさまで出来る事は何かをしっかり考えて日々の療育を行っていきたいと思います!

 

 

 

放課後等デイサービスおひさま 金子

6月の『大津町子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2020/06/02

相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。(*^_^*)

今月は、6月23日(火)に開催します。

 

●日時:令和2年6月23日(火)

●場所:大津町生涯学習センター2階 中会議室

●講師:思春期の子どもと向き合う大人たちの会 ひなたぼっこの会 代表

    志成館高等学院 副校長 清田 一弘 先生

●演題:「様々な子どもとのつき合い方」~不登校・非行・発達障がいの子どもたち~

 

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

 大津町役場 福祉課 障がい福祉係 (096)293-3510

家庭科の宿題

2020/06/02

新型コロナウイルス感染拡大防止での緊急事態宣言も解除され、通常登校となりました。

休業中は、様々な教科の宿題が出されましたが小学五年生のHちゃんの「家庭科の宿題」について話したいと思います。課題の内容はなんと「お茶の入れ方」。私たちの時は無かったけど、〇〇年経つと授業内容ってこんなに変わるんですね。

 

「こんな宿題めんどくさい」と言いながらも「先生、いつするの?」と聞いて来るHちゃん。誰に飲んで貰おうか?と2人で話し、毎日美味しい食事を作ってくれる厨房の先生方に飲んで貰う事にし、(ポット、急須、湯飲み、お茶)と準備をしました。プリントをよく見ると、1人分のお茶のg(グラム)数、お湯の量は?と書かれており、私を含め厨房の先生と「え~、量った事無い、いつも目分量だし(汗)」と、とまどいながら、Hちゃんの為に頑張らねばと思い、まずはお茶の葉2gから「ちょっと少ないかな?どう思う?」とHちゃんに聞きながら1g増やし、3g、お湯の量は湯飲みの大きさを見て100ccで決定しました。まずは、お茶の葉を急須に入れ火傷をしないよう持ち方を教え、お湯を注ぐといい色になりました。そこで、5人分の湯飲みにつぎます。「お茶の美味しさが均等になるよう、少しづつ順番に入れていこうか」と話すと、おそるおそるつぐHちゃん。つぎ終わると、「先生、飲んでください」と声を掛け、「はーい」と飲む先生方。「うわー、ちょうどいい味だよ。」と言うと、来年に向け勉強する…と一緒に居たⅯちゃん。「熱い、苦いー」と(´;ω;`)ウッ…

 

すると厨房の先生が、「最初は苦いけど、後から甘い風味が来るよ。」と話してくれましたが、

「ならないよー」とHちゃんとⅯちゃん。「お茶の味がわかるようになるのは、もっと大人になってからかな」と年寄り組でうんうんとうなずきながら、「Hちゃんがいれてくれたお茶、おいしかったよー。Hちゃんがいれてくれたお茶だからかな」と言うと恥ずかしそうに笑うHちゃん。その後は、片付けです。使った物を丁寧に洗うHちゃん。プリントへの記入も忘れず、学校の担任の先生からもよく出来てました。と褒めて頂きました。お茶をいれる機会が中々無い今、一緒に楽しむ事が出来、誰かの笑顔の為にすること、喜んで貰えるっていいなー。と思える宿題でした。

 

 

入所部 藤本 征子

オムライス

2020/06/01

 先日、誕生日会が行われました。今回は5月生まれのR君の大好きなオムライスをメニューに取り入れました。園で提供するオムライスは昔ながらのもので、ケチャップライスを薄く焼いた卵で包んだものです。

 

 オムライスのことを調べてみると日本独自の料理で、発祥は明治28年創業の東京にある洋食屋さんが始めたそうです。

 

 

オムライスは大量調理では手間のかかる料理ですが、R君を初め他の子どもたちも美味しそうに食べている姿を見ると作り甲斐もあります。

毎月の誕生日会食はどんなメニューにしようかと悩むのですが、子ども達のリクエストに答えるのもいいものではないかと思いました。

 

 もうすぐ梅雨に入ります。

厨房では更に衛生管理をしっかりと行い、食中毒を出さないように気を引き締めて業務にあたりたいと思います。

 

 

                       

 入所部  厨房 野口

一緒に楽しく経験しようね!

2020/05/31

先日、児発の活動でスライム作りを行いました。片栗粉に水などの材料を入れ、食紅で色を付け、完成したスライムで遊ぶという内容です。

 

まずは粉だけの状態を手で触って味わいます。そこに水を入れ、手で混ぜるとまたドロッとした感覚に変化します。思いっきり手を汚して遊ぼう!ということで、スライムに変化していく工程で、様々な感覚の変化を味わったり、他の色を作ったお友達と「その色分けて」や「交換しよう」とやりとりの練習を行ったりすることを目的としました。

 

このスライムの感覚を好むお子さんもいれば、苦手なお子さんもいます。苦手な子ども達はどのように参加できるか?を考えます。

 

週に2回おひさまを利用してくれているAくん。

スライムや粘土は苦手で、遊んだことはほとんどないとのことでした。初めてのスライム作りの際は、やはり自ら取り組もうとはされず、スタッフと一緒に他のお友達の様子を見ていました。どんなことをするのかは、その日に目で見て少しわかったようでした。次回はどうやったらAくんも取り組めるか?を考えました。

 

参加出来そうな工程として、片栗粉の入ったボウルに紙コップで水を入れることが考えられ、そこで始めに、片栗粉と一緒に食紅を入れておき、水を入れたらパッと色が変化するように準備しておきました。

水を入れることはAくん自ら出来、その瞬間、白かった粉がパ~ッと黄色に変わると少し驚いたような表情で見ていました。そこで、やった!ちょっと興味を示してくれた!と思いました。(後でお母様への申し送りの際に、Aくんは黄色が好きなようで、それも良かったのかも!とのことでした😊)

 

まずは活動に興味を持ってくれるように、手で混ぜる工程は、Aくんには特製のスティックで混ぜてもらうように準備しました。興味を示してくれているタイミングで、スタッフが一度混ぜるところを見せ、「Aくんもやってみて!」と渡すと、数回自分で混ぜることが出来ました✨ここまででも、前回と比べて「出来た!」が増えています。

 

完成したスライムを直接触るのは難しそうだったので、ジップロックに入れ、袋にAくんの好きなキャラクターを描いて、「このキャラクターにタッチしてみて!」と促すと、袋ごしにスライムにタッチすることが出来ました!「すごいねAくん!自分で作ったスライム触れたね~✨」と褒めると嬉しそうな表情を見せてくれました😊

 

児発を利用して下さっているお子さん達は特に、経験を通して大きく心身の発達する重要な時期を生きています。ここで、自らやってみようと思える自発性を伸ばしたり、五感に刺激を与えるような経験を積めるように、日々の支援を考えていきたいと思います。

 

今回のAくんとの関わりで、このような工夫があれば一緒に参加できる場合もあるのか!と私自身学ばせて頂きました。

 

日々の子ども達との関わりを通して、上手くいくこともあれば「どうしたら良かったのかな?」と悩むこともありますが、一つ一つ楽しみながら自分自身も力をつけていけたらと思います✨

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 奥村

笑顔を忘れず

2020/05/30

 5月もいよいよ最後の1日、長かった休校も5月後半からは、分散登校や午前中授業で慣らしていき、明日からは本格的に学校再開です。普段通り…にはまだ早いですが少しだけ日常が戻ってきたようにも感じます。

 3月の休校から数えて学校に行けたのはほんの数日、3カ月という時間は私たちにとっても、子ども達にとっても、とても長い時間だと感じました。

子ども達にとって休みとは言え、外出する事もままならず、不自由な思いをさせていたかと思いましたが、皆不満を言う事も少なく、普段の生活を見つめなおし将来に必要な力を身につけれるよう園内で出来ること、園内で楽しむことをたくさん見つけ、一緒に取り組む貴重な時間になったと感じています。

これから以前の日常と言うにはまだ時間が必要ですが、今できる生活、遊び、楽しみを精一杯過ごし、学校の再開で気を緩めず、健康管理の徹底を続けていきます。

 

                       

 入所部 梅田

心身の健康を守るために…

2020/05/29

新型コロナウイルスの感染を防ぎ心身の健康を守るため、日常生活の中で「心身の健康を維持するために行いたいこと」をご紹介したいと思います。

 

【運動】

・畑仕事や庭いじり、片付けなどで積極的に身体を動かしましょう。

・自宅でできる体操を行いましょう。                    

・天気の良い日は人混みを避けて、散歩をしましょう。

【食事・睡眠】

・バランスのよい食事を三食欠かさず食べましょう。

・十分な睡眠を取り、規則正しい生活を心掛けましょう。

【お口の健康】

・毎食後と寝る前に歯を磨き、お口の清潔を保ちましょう。

・しっかり噛んで食べ、たくさん話し、お口周りの筋肉を保ちましょう。

【交流・支え合い】

・電話などで家族や友人とのおしゃべりを楽しみましょう。

・心配ごとや困りごとは、抱え込まずに身近な人に相談しましょう。

 

                              熊本県健康福祉部ホームページより

              

私の最近の生活を振り返ってみると、適度にお酒を嗜みながら、Zoomやビデオ通話を使って家族や友人とおしゃべりをすることが、健康の源になっています。

直接会えなくても楽しめるので、おすすめです!(^^)!

 

新型コロナウイルスに負けないように、楽しみを見つけながら心身の健康を守っていきましょう。

 

 

                              相談支援センターいちばん星

                              相談員:甲斐

友だちの輪

2020/05/28

昼間は汗💦ばむほどになりました。

緊急事態宣言が、やっと解除となり少しずつではありますが、明るさも感じられるようになりつつあります。が、まだまだ油断ができないコロナウィルスです。

 

私事ではありますが、児発に変わり、愛らしい子ども達と関わる様になり(*^^)v やがて2カ月になろうとしております。

緊急事態宣言が発表され自粛をされる子ども達もいました。そんな中で、子ども達の為に、お家でできる支援グッズを…と、スタッフ一同で考えました。私は😢いろんなアイデアを考えることはできず申し訳なく思っていました。提案された中から「先生これをお願いします」と、パズル作りになりました。子ども達の好きなキャラクターを選び、コピーした用紙を段ボールや厚手の紙などを使って手作りパズルを作りました(^O^)/

制作を始める前は、私は自己肯定感が低く「自分は何もできない」という感覚に問われ、ネガティブになりがちでした。

スタッフと「あ~でもない? こ~でもない?」と話し合いをし、パズルが出来上がりました(*^^)v

しかし、スタッフ皆さんから「凄い、先生かわいいパズルができましたね」と褒められることで、とても嬉しく「私もできないことはない」と思わせて頂きルンルン😊な気持ちになりました。

子ども達にも、自己肯定感を高められるような支援をしていきたいと思いました。

その気持ちを忘れず、子ども達とより良い関わりを持ち「今日、おひさまに行って楽しかった」と思って頂けるように頑張っていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 森崎

 

よくみてるね!!

2020/05/27

支援用のカードを作成していた際に、カードゲームのカードを型紙代わりに使って同じ形のカードをいくつも作成していました。それを見た数名の子どもが「せんせい、何してるの?」「なんでカード使ってるの?」と質問してきます。その質問に答えると、その時は「ふ~ん。」との答えでした。

次の日にその子ども達が「空き箱下さい!」と工作用の箱を貰っていき、自分が前日行っていた方法で空き箱のパッケージの柄のカードを作り始めました。話を聞くと「せんせいが昨日やってたやり方で、柄とかは違うけど、メンコとかで遊ぶ用のきれいなカード作ってみた!」とはしゃいで教えてくれました。「よくみてるね!すごい!」と思わず答えて褒めました。

 こちらが教えた訳ではなく、自分で見て覚えて真似をする。そしてそれを遊びに取り入れる姿を見て私も驚きました。子ども達に良い影響を与えられるよう色々工夫し、真似してもらえればと改めて思った今日このごろでした。

                       

 入所部 松尾

子どもとの関わり方講座

2020/05/26

5月も後半。6月が目の前です!!

 

新型コロナウイルスにより、全国の小学校・中学校が休校していましたが、教育現場も6月から少しずつ動き始めるようですね。

ステイホームということで、自宅で家族と過ごす時間が増えた分、各家庭で困ったことやトラブルなどもあったのではないでしょうか(>_<)

「つい子どもを怒ってしまう…。」「子どもとどう関わっていいのか分からない…。」「子どものほめ方が分からない。」など、子どもとの関わり方で悩んでいる保護者の方もいらっしゃると思います。

 

相談支援センターいちばん星では、子どもの関わり方講座として、「ペアレント・プログラム」という子どもの関わり方講座を開催しています!!

早速ではありますが、令和2年6月6日(土)10時~12時、大津町生涯学習センターにて

「ペアレント・プログラム説明会」を実施しますので、子どもとの関わり方で悩んでいる保護者の方、興味のある方(ちょっとのぞいてみようかな…)という方、一度参加されてみませんか?

皆さんのお越しをお待ちしてます!★(^O^)★

                            相談支援センターいちばん星 大野

「つぼみ」

2020/05/25

  日々、学園のささやかな癒しの植物たちに

素人の勘で、お水をあげたり栄養剤を与えたりしています。

課長であったり看護師さんであったり、

みんなでお世話をしているうちに、ついに!!白い蕾ができて花が咲きました。

昨年は、つぼみすら無かったため、とてもうれしく思います。

 

 

こちらのカスミソウは、利用者さまの保護者の方より頂きました。

癒しの仲間が増えて、もっと仕事を頑張れそうです。

暖かいプレゼントをありがとうございました。                       

 入所部 総務 徳永

楽しく学ぶ

2020/05/24

先月、運動サーキットをしました。いつものサーキットに感覚刺激を与える要素をプラスしたサーキットを準備しました。構成を考え、意見を出し合いスタッフも実際に体験しながら試行錯誤の末、完成しました!大人がやっても面白かったです!(^^♪

 

柔らかいマットや、つるつるした感触のマットの上を歩いたり、トンネルの中に軽~く丸めた新聞紙を散りばめ、その中をハイハイで進んでいきます。新聞紙のガサガサという音も楽しんでいた子ども達です✨

他にも跳び箱の上から、底がマットや毛布でふわふわになっているボールプールの中に飛び込んだり、でこぼこの感触の山をハイハイで登ったり、子ども達の反応はとても良く刺激的だったようです(*^^*) 何度もサーキットを回ったり、好きな感触の所を存分に堪能したり、いつものサーキットより長い時間取り組んでいた子ども達でした😋

 

おもちの部屋の子ども達、あずきの部屋の子ども達、みんなが楽しみながら運動できるサーキットとなりました!

 

これからも、子どもの目線で大人も楽しむ事を大事に、楽しみながら取り組める療育プログラムを行っていきたいと思います。

 

 

児童発達支援事業 錦戸

籠城の中で

2020/05/23

 

「籠城じゃ」とは、コロナウイルス感染防止、ステイホームの呼びかけで、熊本市が作成したポスターのキャッチコピーですが、若草児童学園でも籠城作戦の中、数名の子ども達と久しぶりに将棋を行いました。武将さながらに、盤面で向き合う駒たちを動かし、じっくりと睨み合います。守りを固め、色々な戦法を駆使して、

「いざ勝負!」

「先生、その手でいいんですか。待ったしてあげましょうか。」

『あら、そんなはずじゃなかったのに・・・。』

と、私も弱い方じゃないと思っていたのですが、なかなか強い子がいるのです。

会話をしながら、勝ったり負けたり、大人も子どもも関係なく相手を認め合い褒め合う事で、大切な関わり方が築けます。そして、先を読む力、判断力、集中力が鍛えられます。

一局終わるまでに時間がかかる為、なかなか相手をすることが出来なかったのですが、真剣にゆっくりと向き合うのはとても良い時間です。

 

                    

 入所部 吉田

ありふれた毎日の有難さ

2020/05/22

皆さんはどんな時に幸せと感じますか?

世界中が新型コロナウィルスの恐怖と戦っている今だからこそ、

ふと、そんな事を考えてしまう日があります。

我が家の子どもたちを見ていても、親は仕事に出掛けるけれど、

兄弟3人で留守番の日々。いつもは、「行ってらっしゃい!」と

私が見送っていたのに・・・。

こんな毎日が訪れるとは・・・思ってもいなかったですね💦

ゴールデンウィークは私も休みだったので、

「こんな時だからこそお家時間を家族と楽しもう!」

と、家庭菜園をしてみたり、花を植えてみたり、人気のない川に行って

釣りをしたり、自転車で家の近くをサイクリングしたり、模様替えをしたり、

愛犬に新芸を教えたり、地区の壊れたごみ回収場所を修理したり(笑)

忙しくしている時には意外と気付いていない事にも目を向けられ、

なかなか充実した時間でした。

そして、

「ありふれた毎日が、本当に大切で、幸せで、愛おしいなぁ💛

と思った次第であります。朝、「おはよう!」と言える事、一緒に📺を見て笑える事、

一緒に大好きな歌を歌える事、どれも当たり前じゃないんだな~。

今回の自粛期間は、色々と思うところがありましたが、自分自身の生活を改めて振り返る良い機会にもなりましたし、心を整える良い時間にもなった様に感じました。

今回の事は、これから先の人生においても、「あの時は・・・・」と

家族や職場で語り続けていくことでしょう。

それくらい大きな出来事です。

(学校に通えない日が来るなんて、思ってもいなかったですよね💦)

「当たり前のことを有難いと思える」事を忘れない自分でいたいと思います。

 

おひさまでも、子ども達が少しでも笑顔になれる様に・・・と、

みんなが大好きな「スライム作り」を行いました。

今回は、スライムはスライムでも「片栗粉スライム」です。

スタッフでネットを検索し、あれこれ意見を出して試したのですが、

頑張っているスタッフの面々を客観的に見ている自分がいて、

「子ども達の為に1つになれている、この時間がなんだか素敵✨なんだか好き~🎵

と心が笑顔になりました。

スタッフのみんなに感謝★

子ども達にもその想いが伝わったのかな?

スライム作りの工程もとても楽しんでくれて、たくさんの笑顔を見る事ができ・・・

結局、私が子ども達に元気をもらうという、いつものパターン(笑)

子どもはやっぱり宝物です♪ 存在自体がありがたいですねっ!

こんな大変な時だからこそ、

子ども達の耳に目に心に、沢山のわくわくを届けて、最後には脳までも

わくわくしながら頑張りたい!と思ってもらえる様に関わりたいです。

スライムって、変化していく不思議さ、感触など、大人でも楽しくて

ハマってしまいます。

子どもの気持ちがよく分かります🎵

もちろん療育ですから、ただ遊ぶだけではなく、

そこから個別支援計画の中にある支援が必要な部分にアプローチもしていきます。

楽しい遊びを通して「できた!」が垣間見えた時は最高に嬉しいです。

上手く文章では伝えられませんが、スライム1つとっても、

子どもも大人も学びがたくさんあるという事です。

そういう仕事が出来ている事も当たり前ではない私の幸せの1つ🎵

写真の表情からそれが伝わります様に・・・💛

 

止まない雨はないので。

今は心までも奪われない様に、ちょっとした幸せを見つけて、

なるたけ朗らかに笑顔を大切に。

世界が明るくなるその時を一緒に待ちましょう!

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業  江藤

ウォールステッカー

2020/05/21

連日、若草学園のブログには「ステイホーム」の話題が取り上げられていたと思います。

5月15日に緊急事態宣言が解除され、学校も分散登校などそれぞれの学校が決めた方法で登校を始めています。

 

まだよく慣れていない登校形式に戸惑いを隠せませんが、久々に通える学校にみんな喜んでいる姿があります。

少しずつ動き出した事に感謝しながら、今後も手洗い・マスク着用・消毒など気を抜くことなく取り組んで、みんなで元気に乗り越えて行きたいと思っています。

 

さて、題名のウォールステッカーの事について書かせてもらいます。

学校が始まる前のこと、学園の廊下の壁にウォールステッカーを、子ども達と一緒に貼りました。

職員が貼りはじめた姿を見て、

「何それ~」

「ウォールステッカーって言うシールだよ」

「え!僕も手伝う!!」

と小学生の子ども達を中心に一緒にしたいと言う申し出がありました。

 

木のウォールステッカーは番号が割り振られており、シールの土台に書いてある番号順に貼ると大きな一つの木が完成するというもの。

 

職員がシールを剥がし、

「ここに貼ってね。」

と伝えると、「(手に)ひっつく~」と言いながらも

ニコニコしながら貼る子ども達。

「次は俺!」「僕はこれがいい!」

と次から次に差し出される手に職員がシールを剥がすのにてんてこ舞い(*^_^*)

 

最後の葉っぱのシールが多数あったので「自由に貼って良いよ」と伝えると

「これは木から落ちているからここ」

「落ちてこれ落ちて重なったやつ」

 

と子ども達は自分自身で工夫をして貼っていました。

自分の身の回りがキレイになることはもちろん、自分たちで工夫をして貼った物には愛着がある様です。

完成した壁を見て、みんなご満悦の笑顔でした(^^)

 

これから緊急事態宣言が解除された為、少しずつ自粛から解放されますが、長期戦の覚悟は必要かと思いますし、また自粛になる可能性も残っています。

そうなった時も今回と同様、子ども達が笑顔で過ごせるよう

色んな工夫をしながら「ステイホーム」ならではの楽しみを見つけて行きたいと思います。

                       

 入所部 藤本絢

「6億?」

2020/05/20

毎朝、新聞に出来るだけ目を通すようにしています。時間が限られているのですべてを読むことはできませんが・・・。

 

先日、『障害福祉 不正受給6億円』との見出しで記事が掲載されていました。

 

障害者の生活や就労を支援する障害福祉サービスで、運営事業者による国の給付費の不正受給が2019年度に全国で6億円近くに上るとの事でした。利益優先でモラルの低い事業者が相次いで参入し、不正が各地で問題化しています。不正受給以外の虐待など含め、行政処分は全国で124件あったとの事です。サービス種別では、障害児向けデイサービスが最も多く、児童さんを対象としている福祉サービスで不正が行われているのはとても残念なことです。

 

 

2020年度がスタートしています。私たち相談員は、面談などを通して利用者さんの声を聞き、各事業所に出向き様子を伺うことで様々な情報を収集しています。また、他の相談員と情報を共有することで、利用者さんに安心してサービスを提供できるよう努めています。

          

コロナ禍だからこそ、温かい気持ちを持ちクリーンな福祉サービスであって欲しいと願うばかりです。

 

                            相談支援センターいちばん星 山田

電話から聞こえる元気な声

2020/05/19

熊本県では緊急事態宣言は解除されたものの現在でも学校は休校や段階的登校が続いています。そんな中で、学校に行きたいという子どもやおひさまに行きたいという子どもたちが沢山いると思います。

おひさまでは、子ども達に快適で、安全な療育を受けてもらえるように部屋の消毒や換気、いわゆる三密とならないよう教室の分散利用を行っています。

また、子どもたちにもマスクは常時着用してもらい、話をする時にも一定の距離を保って話をしています。

子ども達も家で過ごすことが多いため、運動不足を心配される保護者の方の声をよく耳にします。

そのためおひさまでは、外遊びや体を動かすプログラムを活動の中に取り入れています。同時に外から教室に入る時には、手洗いうがいをこまめに行ってもらうようにしています。

また、自粛をしてお休みが続いているご家庭には、利用の確認とともにお子様の様子をうかがう連絡を取っていますが…、

そんな中、嬉しい出来事がありました。

私は、4月から放課後等デイサービスおひさまぷらすに異動となりましたが、まだ会うことができない子ども達がいます。

いつものように保護者の方に電話でやり取りをしていました。

A君宅に連絡をしているときに、電話口でお母さまが…

「先生ちょっと待ってくださいね。〇〇、先生と電話しているよ。ほら・・」

とA君が出てくれました✨

 

A君「先生お久しぶりです。先生元気にしていますか?」

私「ありがとう♪元気にしていますよ(^^)A君は元気にしていますか?」

A君「はい!僕は元気にしていますよ!」

と、ほかに最近の家での過ごし方や学校で頑張っていること、おひさまぷらすにきたらやりたい事などA君とたくさんお話をしました✨元気そうでなりよりでした(*^^*)

 

A君の元気な声を聞くことができ、すごく嬉しくなりました!

こんな状況だからこそ、おひさまぷらすに出来る事を常に考えていかなければならないと改めて思いました。

放課後等デイサービスおひさまぷらす 田島

 

学園での取り組み

2020/05/18

新型コロナ感染症の影響で、学園の皆も大好きな外出を自粛し、施設内での生活が中心です。唯一グラウンドでのサッカーや散歩を楽しむことで子ども達の心の安定を維持できていると思います。また室内での楽しみ方として、園内で買い物体験を計画し、好きな物を選ぶ嬉しさや、財布からお金を出し支払うという買い物気分を味わうことも、ストレス解消につながったと思います。緊急事態宣言が解除されたと言え、まだ外出自粛は続きますが、日々、楽しく過ごすためのアイデアを、沢山工夫していきたいと思います。  

   

            

入所部   家入

安静に・・・

2020/05/17

 新年度に入り早々に体調不良となり、約1ヶ月お休みを頂くことになりました。

引継ぐ間もなく本当に急に休んでしまい、上司や同僚の皆さんには迷惑をかけて申し訳なく思います。

それでも私の体調を心配して下さったり、仕事については心配いらないと連絡をもらい、安心して休むことができています。

早く職場復帰したい気持ちもあり焦ってしまいますが、体調が戻る前に復帰してはまた迷惑をかけてしまう為、今は体調を整えることが仕事だと考えてゆっくり過ごしたいと思います。

 

 

入所部 総務 宇都宮

「こんな時だからこそ」

2020/05/16

    「ステイホーム」の中、何をして過ごすか?ストレスをため込まないよう皆さんも自宅等で色々な工夫をされていると思います。

 

子ども達の過ごし方は他の先生方のブログでありますので、今回は子ども達の作った作品紹介を♪

先日何かないかなーと調べていると、以前おひさまにいた時に活動として行った「ペーパークラフト」を思い出し、さっそく印刷。子ども達の興味のあるキャラクターを用意し、大まかな部分はこちらでカットしカッターで切れ込みを入れてまずは小学生と一緒に!

 

 

見慣れたキャラクターで、完成形がわかっていても

「あれっ!?」「ここをこうするのかな!?」

と苦戦しながらも完成!立体へのイメージが難しかったようですが、一度経験すると

「もう先生は何もせんでいいよー、1人で出来るけん!」「もっと難しいのー!」

とテキパキと作り上げていく子ども達に、さすが!と感じる一方で

「もっと頼ってもいいのに…(;´・ω・)」

と少し寂しさもあったり…(笑)

 

 

中学・高校生には難易度をグッとあげたものを用意して一緒に取り組んでみると、大人でも頭を抱えてしまうレベル…。

「こうかな!?」「先生違う!こうだよ!」

とまたしても子ども達のほうが上手(笑)。

時間を忘れて子ども達と没頭してしまいました(;・∀・)

楽しいことをしていると時間が過ぎるのが早いですよね!

 

 

ネットに無料でたくさんありますのでまだしたことないという方はぜひいかがでしょうか?プリンターのキャノンやエプソンのサイトでも色々なものがあり、大人でもハマっちゃいますよ!個人的に熊本城が気になっているのでいつか挑戦してみようと思います!

 

                 

 入所部 後藤

こどもの日

2020/05/15

 子どもの日は‘子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する‘日となっています。

同じ5月5日の端午の節句は男の子の健やかな成長を願って行われる行事となっています。

私自身調べる前は同じ意味だと思っていましたが違う意味があると知り驚きました。行事や祝日の意味を知ることでなぜその料理を食べるのかなど知れて面白いと思います。

 

入所ではこどもの日メニューでした。

ちらし寿司にから揚げと子どもたちが好きなメニューでとても喜んでいました。

 

現在感染症対策として学校の休校や外出の自粛等で子ども達もストレスなどを感じることが多いと思いますが、食事での変化や楽しみを作っていけるといいなと思いました。

まだまだ感染症が流行っているので私達自身の体調管理をしっかり行い、美味しい給食を提供できるよう頑張りたいと思います。

                       

 入所部 厨房 米口

家庭療育グッズ

2020/05/14

新型コロナの影響で自粛が続いていた生活も少しずつ緩和されてきましたね。

おひさまを利用されている方の中には自粛をされている方もいらっしゃいます。

そのような家庭には定期的に連絡を入れ、家庭での様子をお伺いしています。

「学校も休校ということもあり兄弟喧嘩が絶えない、休日モードになり生活リズムが崩れている・・・」など、困り感は家庭によってそれぞれです。

その困り感を少しでも解消でき、子どもたちが充実した生活を送れるよう、それぞれに応じた家庭療育グッズを作成し、お渡しさせて頂いています。

今回はその家庭療育グッズをいくつか紹介させて頂きます😊

①スケジュール

 

 

1日の流れを視覚的に分かりやすく提示しています。終わったら「おわり」の箱に入れることで、次にすることや後の流れが分かり、見通しを持つことができます。始めはスケジュールのみ、流れが定着してきたら横に時間を提示することで、時間を意識しながら動けるようにしていきます。「おわり」の箱も子どもさんの好きなキャラクターを使用することでやる気UPに繋がるようにしています

②絵カード

 

 

子どもさんの好きなキャラクターや動物、海の生き物などのカードを準備しています。

お家の方に順番に見せて頂き、「1番目に出てきたのは何だったかな?」「3番目に出てきたのは何だったかな?」と尋ねて頂くことで記憶する力にも繋がります。

1つの絵をそれぞれ2枚ずつ作っていますので、神経衰弱も出来ます。記憶する力、見る力にも繋がります。絵カードも使い方次第で遊びの幅が広がります♫

③手指トレーニンググッズ

(アンパンマンプットイン)

 

 

ペットボトルのフタをアンパンマンのキャラに変身!アンパンマンの口にフタを入れていきます。手と目の協応動作、見る力を付けることを目的としています。

この他にもスタッフで話し合いながら作成し、家庭療育グッズもどんどん増えています!親子で楽しく過ごす時間になって頂けたら嬉しいです♫

 

 

↑これはお箸の練習です🎵

 

↑これはストローをふーっと吹くとヘビの舌が動くおもちゃです🎵口腔機能を高めることを目的としています🎵

私たちは子どもさんだけでなく、保護者さんにも寄り添いながら、少しでも子育てのお手伝いが出来たらと日々思っています。家庭で困っていること、悩んでいることなどありましたら遠慮なくお声かけ下さい😊

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 宇藤

園内レクレーション

2020/05/13

 2月頃より、コロナウィルス感染症の影響による外出制限で、学園の子ども達は外出の自粛を余儀なくされました。学校も休校が続き、楽しみにしている家庭への帰省も制限され、窮屈な毎日を送る事となりました。ストレスも溜まり気味のようですが、子ども達も職員も、色々工夫をしながら日々奮闘しています。

 

 そんな中、3月も予定されていた若草旅行が中止になり、学園内レクレーションをして盛り上がったのですが、今回もゴールデンウィーク企画として、子ども達と職員一緒になって楽しむレクレーションを企画しました。

まずは、暑かったのでアイスを食べて景気づけて開会!

 

最初は、前回も好評だった紙飛行機飛ばし大会。

 

 

それぞれ紙飛行機を思い思いに作り、一斉に飛ばして順位を競います。1位~3位にはお菓子の商品があり、子ども達も必死。さすが男の子は作り方も飛ばし方も上手く、体育館の端から端まで飛び、決勝までしての接戦でした。高校生から小学生と、年齢関係なく表彰者が決まり、お菓子をもらってにんまり!!その後、ドッジビーや卓球、バトミントン大会。職員も本気で戦います。

 

 

卓球では、園長先生と高校2年男子の決勝!

応援にも熱が入り大盛り上がり。接戦を制したのは園長先生。得賞歌と拍手の中でのお菓子の進呈でした。(笑)

 

 例年のゴールデンウィークでは、帰省できる子ども達は家族と楽しく過ごし、帰省できない子ども達は、外出やイベント参加などの計画を立てて、色々な経験ができるように考えてきました。今回のコロナウィルスでの外出自粛で、窮屈ではありますが、こうやって職員も一緒になって存分に楽しむ事が増え、この社会情勢になったことで気づかされた事もあります。マイナスではなく、プラスに考え、残りの日々を子ども達と一緒に乗り切っていきたいと思います。職員がまず心底楽しむ事。そうすると、子ども達の日頃見えない様子や表情が見えてきます。そんな事を再確認し、子ども達のたくさんの笑顔に癒された一日でした。

 

入所部 松村