若草学園の実践ブログblog

伝えること

2020/01/12

こんにちは。お正月休みはどんな風に過ごされましたか?

我が家では、今年の目標の一つにしている“整理整頓”の為に棚を作りました。市販の物もオシャレで、機能的なものがあったのですが、大きな棚で引き出しがたっぷりとあり、小学生2名分の学用品収納!!!という条件の為、今回はハンドメイドにしました。

 

整理整頓が苦手な我が子に、物を適した場所に事をわかりやすくする為に、ランドセルを置く棚の幅を変えたり、制服をかける所を作ったりしました。

 

文房具のストックはこの引き出し、個人の引き出しは~など説明をしていたら子どもから「ママ、急にしまう所を変えないでね~わからなくなるから」と一言。物がごちゃごちゃになってるな~と思うと整頓をしたくなる私は、大幅ではないものの何も伝えずに配置を変えていました。わかりにくくしてしまっていたんだな(-_-;)と、反省。

 

用途に合わせた棚を作っていたとしても、何も伝えず急に配置を変えてしまったら意味がなくなります(-_-;)子ども達に「ごめんね。ちゃんと言うね」と返すと、「いい棚をありがとう(o^^o)」と嬉しい一言をくれました。

 

気持ちだけが先走らないように丁寧につたえなきゃと感じた出来事でした。

 

学校が始まって、元気いっぱい棚からランドセルを引っ張り出す子ども達。強度も充分に作ってあるけど壊れないかな‥と心配になりましたが、いやいや、まずは整理整頓を確実にしていこう!!一つ一つ成長できるように見守ろうと、ちゃんと定位置に片付けてくれた子ども達を褒める私でした。

 

 

                       

放課後等デイサービスおひさま 永田 

 

「初詣に行ってきました!」

2020/01/11

 一月一日、元旦の朝はいつもより気温が低く、普段より1枚多く上着を着こんで学園に到着。学園には10数名の子ども達が残っていますが、みんな変わりなく元日の朝を迎えているようでした。

 まず食堂に入ると、子ども達は朝ごはんを食べています。「おせち料理」です。

綺麗に並べられた色とりどりの「おせち」。紅白なますや栗きんとん、熊本名物からし蓮根。

どれも子ども達にとっては新鮮で珍しく、普段はなかなか口にしない料理ばかりですが、

いつもと違う朝食に会話もはずみ、みんな喜んで食べていました。

 食堂に入ると同時に、子ども達からはいっせいに「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」と大きな声で元気いっぱい☆ 朝から嬉しくなりました。

 さて朝食が済んだら後片づけをし、外出の準備です。みんなで近くの神社に初詣に出かけます。思いのほか参拝者の方が多く、駐車場も混んでいましたが、長い長い坂道を大きいお兄さんが小さい子の手を引き登ってくれたりと、何とか無事に参拝を済ませホッと一息。

今年も若草の子ども達の健康と幸せを願って新しい年が始まりました。

入所部 髙木

センソリーダイエット試作紹介

2020/01/10

センソリーダイエットとは子どもが必要としている刺激をあらかじめ生活スケジュールの中に組み込んで取り入れられるようにしたり、不快刺激を排除したりして、行動や情緒の安定を図る方法です。

まずは、足専用で形や素材の違いを感じ、隙間時間を楽しめる目的で作ってみました。感覚刺激を入力することによって情動を安定させ、次の活動へ安定して参加できるように効果が実感出来ればと思います。

作る過程で、子ども達の足のセンサーにより、「木工用ボンドは柔らかいけど、グルーガンは硬くてチクチクするね。」と教えてもらいました。

次は、手専用で好きな感触の違いに気付き楽しむ目的です。

黄色は小麦粉、オレンジはあずき、赤はとうもろこし、緑はお米が入っています。

やはり断トツ人気は小麦粉です。イライラした時に握って怒りを治めようとしたり、指しゃぶりの代わりになる場合があります。子どもの「何でも遊び」がとてもヒントになります。感覚遊びで少しでも色んな物に触れたり、気持ちを和らげられるきっかけとなればと思います。

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 高橋

 

「冬休みの宿題」

2020/01/09

子ども達にとっては待ちに待った冬休みでしたが、あっという間に後期後半が始まりました。クリスマス発表会、クリスマス会、初詣、カラオケ、温泉、外食と慌ただしくも楽しむ事が出来ました。

となると、後は冬休みの宿題です。

なぜか、子ども達より職員の方が焦っていました。

どこまでしているのか確認すると、あれもこれも残っていました(≧∇≦)

小学部の子ども達は最初、早く終わらせると意気込み、2日位は頑張ってましたが・・・

やめてしまうのも早く、「宿題は?」と聞くと、「終わった~。」と言う子ども達・・・。

後で「わあ~どうしよう。(´;ω;`)ウゥゥ」と大変な思いをするのですが「学園行事は全力で楽しんで貰いたい。そういえば、私も親に終わったと言って遊びに行ってたな~。」と私自身の幼少期を思い出し、年老いた今は笑うしかないのです。焦る気持ちも大事にしながら「早く終わらせてゆっくり遊んだ方がいいでしょう?」とはっぱをかけ、子ども達と一緒に取り掛かる毎日でした。春休みこそは早く終わらせようね(^_-)-☆

 

 

入所部 藤本征子       

おせち料理

2020/01/08

今回は、元旦の日のおせち料理を簡単に紹介したいと思います。

おせちの内容は、栗きんとん・黒豆・紅白なます・紅白かまぼこ・田作り・伊達巻・たたきごぼう・手綱こんにゃくです。学園の子ども達が、今年一年、元気に健康で頑張ってくれるように願いをこめて準備しました。おせちを食べるだけでなく、由来も子ども達へ紹介しながら食べてもらいました。ここで、子ども達へも話したおせちの由来について紹介したいと思います。

「手綱こんにゃく」:馬の手綱に見立てて、自分自身を律する。良縁を結ぶ。

「栗きんとん」:宝の山に見えることから、豊かな生活が送れるように。

「黒豆」:毎日健康に過ごせるように。マメに働けますように。

「昆布巻き」:よろコンブ。毎日幸せに暮らせるように。

「紅白なます」「かまぼこ」:紅白の色で縁起のよい食べ物。

「たたきごぼう」:ごぼうのように土の中で根を張って、長く力強く生きていけるように。

「田作り」:お米や野菜がたくさんとれるように。

「伊達巻」:賢くなりますように。

 

ここに紹介した内容は、ほんの一部で諸説あるようです。おせち自体は、古くは中国から伝わった食べ物で、昔の人の願いのこもった伝統的な食べ物です。

おせちは、子ども達には食べなじみのない食べ物で、好き嫌いも分かれますが日本の伝統的な文化に触れるよい機会になったのではないでしょうか。家庭で過ごすお正月とは、一味違いますが、みんなで一緒におせちを囲んでゆっくり元旦の朝食を過ごせたことと思います。

1月の行事食は、七草メニューに誕生日会とまだまだ続きます。今年一年間、みんなが元気に過ごせる手助けとなるような食事づくりを頑張って生きたいと思います。

                       

 入所部 徳丸

1月の『大津町子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2020/01/06

 相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は、1月9日(木)に開催します。

 

●日時:令和2年1月9日(木)午前10時〜正午

●場所:大津町生涯学習センター2階 中会議室

●講師:山鹿温泉リハビリテーション病院 作業療法課課長 満永 晴美 さん

●演題:「子どもの運動発達と感覚発達について〜姿勢の崩れやすい子ども達〜」

●内容:姿勢を一定時間保つことができない、うまく身体を使えないなど不器用とも見える行動をする子どもに対して、日常生活のヒントになるお話です。

          

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

 大津町役場 福祉課 障がい福祉係 (096)293-3510

ウォールステッカー

2020/01/06

12月に入所棟の壁紙を白色の壁紙に貼り替えました。張り替えた後、園児にステッカーを好きなように貼って貰いました。男の子はパトカーや標識などの車のステッカー。女の子はクマやリスなどの動物のシルエットのステッカーです。それぞれ上手に貼っています。

 

ある時、3人の児童が車のおもちゃで競争をしていました。競争中にステッカーの前を通りガソリンスタンドのステッカーを見て止まりました。私はどうしたのだろうと思いながら見ていると自分の持っていた車のおもちゃをそのステッカーに近づけて「ガソリン♪ガソリン♪」と言いながら給油している真似をしていました。私はそれを見てすごいなと思いました。ステッカーの絵と車のおもちゃを組み合わせて遊ぶのを大人だとなかなか思いつかない物ですが、自由に遊ぶ発想がある子どもだからこそ考えることができたのだと思います。もっと遊びを見つけてほしいので、自由に考える事が出来る環境を作り、自分で遊びを広げていく園児が増えるように支援していきたいと思います。

                       

 入所部 首藤

周りの環境にも

2020/01/05

2020新年のスタートです。

本年も宜しくお願い申し上げます。

 

 

少し時間は戻りますが

総務では、気持ち良く新年を迎えるために1229日の仕事納めの日に玄関周りの大掃除を行いました。

大田黒課長は、高さのある脚立に乗り、3メートルほどある玄関ガラスの窓拭きを、残りの3人で玄関横の空間に防草シートを張りました。

 

 

この玄関横の空間は、夏場は雑草が生え、また雨の日には地面に落ちた雨水が跳ね返り、廊下のガラスが泥だらけになってました

私は今まで、防草シートを張った経験がなく、手探りでの作業だったので、作業が終わった時には制服も、両手も(多分、顔も)泥だらけでした(笑)ただ、初めての割には、短い時間の中で、みんなで力を合わせてよく頑張った!と勝手に思ってます。

また、せっかく防草シートを張ったので、その上に砂利を乗せたりレンガを乗せたりして、お庭が作れたらな1人で想像し、ワクワクしています。(子ども達も一緒にデザインを考えてくれないかなー??)

そして、去年に引き続き、今年も総務の業務は忙しい1年になると予想されます。その忙しい中でも、子ども達の小さな成長に気付いていけるよう、まずは、自分の周りの環境のことから、しっかり目を向けていきたいと思います。

 

入所部 総務 中西 実香

新しい年☆

2020/01/04

新しい年になり、早くも4日が経ちました!“1月は行く、2月は逃げる、3月は去る”と言われるようにあっという間に月日が流れていくと考えると、1日1日を大切に過ごしていきたいなと思います。

 

さて、12月の後半から子どもたちは冬休みが始まりました!

療育を利用されるお子さんもいますが、用事などでお休みされるお子さんもいらっしゃいます。

 

おひさまを利用されているA君もお休みをされるということだったので、「何かご用事ですか?」とお母さんにお聞きすると『地域の餅つきに参加します』とのことでした。

 

A君は、毎回お便りに記載してあるプログラムを確認して活動を楽しみにおひさまへ来てくれています。

 

 

 

1年前、そんなA君は、自分の思いを伝えることに苦手さがあり、尋ねたことに対して『わからない』と何でも返答していました。

お買いもの学習でも、食べたい物があるのに、お友達に合わせようとしたり、『わからない』、『何でもいいよ』と遠慮していたA君。

 

“優しさから遠慮しているのかな?自分の答えに自信がないのかな?答え方がわからないのかな?”

 

そこで、個別活動として、提示された2つの質問をA君から2~3人のお友達に聞いてもらい、A君自身にも答えてもらう、振り返りが出来るように、聞いたことをプリントに記入してもらうという内容で取り組みを行いました。

最初は、『わからない』と言っていたA君でしたが、毎回時間を設定することで、考えがまとまらない時には、お友達の考えを参考にして答える姿が徐々に見られてきました。今でも『わからない』と言うことはありますが、『あ!思い出した!』と自分の言葉で話すことが出来るようになったA君です。お友達のお話しもきちんと聞いてくれるので、答えに対して自分はどう思ったのか、また、場を盛り上げてくれるような姿も見受けられます☆☆

 

活動以外の時間でも、学校で作品が選ばれたり、持久走大会を頑張ったことなど多くのことを自信を持って話すA君はキラキラしていてかっこいいです☆彡

 

 

最近は、近所のお友達との交流も増え、『おひさまに行こうか迷ったけど、お友達と遊ぶ約束をしたから休みます』という連絡をもらいました。

おひさまに来てほしい気持ちはありますが、お友達と遊んだり、地域の行事に参加し、多くの人と交流することも大切な事であり、そこで学べること、気づけることがたくさんあると思います。今回のお休みも次回利用時に様子を聞くのが楽しみだなあと思っているところです♪

 

 

『新しい年』ということで、私もいろんなことに挑戦して、キラキラした人を目指せるように頑張りたいと思います\(^o^)/

今年もよろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後等デイサービスおひさま 金子

 

縁の下の力持ち

2020/01/03

縁の下とは家の床下部分を示す言葉であり、そこに支えが無ければ家はたちまち崩れてしまします。これは、一般の家でも、立派なお屋敷でも全て同じです。どのような場合でも床下に支えがなければ家として成り立ちません。床下は目立たない場所で、場合によってはその存在すら気にしない人もいます。しかし、知られていない・目立たない=重要ではないではありません。目だたなくても欠かす事の出来ないものはたくさんあります。私達が働いている周りにもそのような存在は多くあります。例えば総務の方々の仕事は表だって目立ちませんが、子どもの支援に関わる金銭の取り扱いや、もちろん、私達の給与の計算・電話のやりとりなどあらゆる場面で支えてもらっています。そのような視点から考えて私達支援員は子ども達の縁の下の力持ちになっているのでしょうか、ややもすると目の前の業務に追われ、又、自分の立場で物を考え、もしかすると見失ってはいないでしょうか。子どもの本当の思いや考えを……❤

新しい年が明け子ども達の大半は保護者のいる自宅へ外泊していますが、10数名の子ども達は園で過ごしています。そんな子ども達にとって、甘える事ができたり、成長し旅立つまでは頼れる存在として、子ども達の縁の下の力持ちとなり見守って行ければと思った  新年のスタートでした。

 

入所部 看護師   米村 郁子

 

「今から踏み出す道」

2020/01/02

あなたが今までどんな人生を送ってきたか、

そして、現在どんな生活を送っているかは重要ではない。

大事なのは、今から踏み出す道のほう。

 

なぜなら、あなたが今までにどんな成功や失敗したかは、

まったくどうでもいいことだから。

肝心なのは、あなたが今後どうなるかなのである。

 

出典元:成功の秘訣より

 

戦争もなく、衣食住の豊かさがあり、こんなに良い時代に生まれたことに感謝です。

一人一人の人生の歴史に触れることの多い相談業務。

生きてきた社会背景や生活背景で人々の価値観も異なります。

私も、その時代を生きている一人。出逢えた人々は、本当に奇跡の出逢いです。

皆さんと出逢えたことに感謝です。これからも、いい出逢いを・・・

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

  

                         

相談支援センターいちばん星 伊豆野良栄

新年のごあいさつ

2020/01/01

あけましておめでとうございます。
 保護者の皆さま並びに関係機関の皆さまにおかれましては、新春を晴れ晴れしい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

 過去7年間を振り返ると、2012年12月に白川おひさまクラブとして、児童発達支援事業(以下、児発事業)と放課後等デイサービス事業(以下、放デイ事業)を定員10名で開所し、2013年11月に児発10名、放デイ10名のあわせて20名に定員増を行いました。2014年4月には相談支援センターの指定を受け、翌年の2015年8月には、より質の高いサービスを提供していくため、児童発達支援センターとして指定を受け、同時に児発20名、放デイ10名の30名に定員増し、保育所等訪問支援も実施することとなりました。
 そして、これから児童発達支援センターとして、機能を強化していこうとした矢先の2016年4月に熊本地震が発生。既存の建物は大規模損壊し、土地の地盤沈下の影響から建物が斜めに傾いてしまい、同地での事業運営が困難な状況となりました。
 幸いに同一法人の保育所の空き教室を活用することができたことと、行政機関の迅速な対応により、震災後4日目で事業を再開し、こどもたちの支援が提供できる体制ができました。
 その後、国・県・町との協議を重ね、2018年7月1日、待ちに待った児童発達支援センターの建物が竣工しました。
 おひさまを利用している子どもたちや保護者の皆さまには、毎年のように大きな環境の変化によりご不安な思いやご心配をおかけしてきました。
 住まいの安全が確保されていないのは、本当に不安が強く、何をするにも上手くいかないことがありましたが、昨年1年間はようやく、児童発達支援センターとして、当初の目標であった『療育の質の向上』に専念することができました。

 療育の質の向上は、恒久的なテーマとなりますが、2020年は職員一人ひとりが、勤務として従事している時間、子どもとの関わる場面一つにおいて、声かけの内容・立ち位置・タイミング・手を繋いでいるときの握り方や目線のやり方・・・等々、全てにおいてその子の課題と出来る力に応じた根拠のある意図的な関わり方をしていくことを目標にしたいと思っています。

 今年もこどもたちの最善の利益を考えた自立支援ができるよう、職員一同、努力していきたいとおもいますので、どうぞよろしくお願いします。

 

※今年の門松は、おひさまの女性陣で作りました! とっても豪華にできました!

 

         児童発達支援センターおひさま
       河野 光輝

年末のご挨拶

2019/12/31

 2019年も残すところあとわずかになり、いよいよ大晦日を迎えましたが、皆様はどうお過ごしでしょうか?
 2019年度は平成から令和へと年号も新たに変化の大きかった年ではないでしょうか?

 こうして年末年始を迎えることができたのも子どもたち、ご家族の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のおかげと心より感謝を申し上げます。

 さて、毎年行っている門松つくりは今年は子どもたちと一緒につくり、一挙にお正月の雰囲気になり新年を迎える準備が整いました。お時間があられれば、子どもたちが一生懸命作った門松を見ていただけたらと思います。

 新たな年も同様にスタッフ一同、さらなる質の向上に努め、子どもたち、ご家族の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様に愛されるよう努めてまいりますのでより一層のご支援を賜りますよう、職員一同心よりお願い申し上げます。

 時節柄、皆様ご多忙のことと存じますが、くれぐれも体調にお気をつけください。
 来年も相変わらぬご支援を頂けますようお願い申し上げて、年末のご挨拶とさせていただきます。
               
            ~皆様、どうぞよいお年をお迎えください~

                               若草児童学園 藤本 隆司

12月の行事食

2019/12/30

 学園厨房での12月行事食は、餅つき・誕生日会食・クリスマスパーティー・おせち作りがあります。今回は、誕生日会食とクリスマス会食を紹介します。

 12月生まれの誕生日会は18日に行われました。3人の子ども達が園児・職員から祝福をうけました。みんな照れながらも嬉しそうに誕生日カードを受け取っていました。今回のメニューは、ハンバーグプレート・カロテンスープ・スパゲティーサラダ・ケーキでした。

ほとんど手作りで、作るのには時間がかかりましたが、食べるのはあっという間でした。人気のメニューでもあり、きれいに完食してくれたのを見ると手をかけた甲斐があったなと嬉しく思いました。

 

 

 24日には、クリスマスパーティーをしました。朝食の片づけが終わると直ぐに昼食準備とパーティーの下ごしらえを同時進行で行いました。午後からは、それらを調理し盛り付けです。今日は、16時半までに仕上げて、食堂にセッティングしました。今年は、ポテトサラダにブロッコリーやミニトマトを飾り、ツリーを作りました。これを見た子ども達からは、「わ~っ!」と驚きの声が上がっていました。

他にも、クリームシチューのパイ包みがあり、小さい子ども達の中には「これ何?どうやって食べるの?」と大きな瞳をして聞いてくる子もいました。クリスマスパーティーはバイキング形式で品数も多く小さい子から大きい子まで満足できたようです。

 

 今年の厨房での行事は31日のおせち作りを残すのみとなりました。行事食に関しては、料理を提供するだけでなく、そのいわれやしきたりも子ども達に伝えていけたらと思います。

 

 来年も喜んで食べて貰える食事を作っていきたいと思います。

 

厨房 野口

2019年を振り返って😊

2019/12/29

今年も残すところあと2日となりましたね。みなさんにとって2019年はどんな年になりましたか?私は本当にあっという間に感じた1年で、この1年間も子ども達の笑顔からたっくさんのパワーをもらいました。

 

 

 

 

4月当初は、慣れない場所や先生に不安や戸惑いが大きかった子ども達も、この1年ですっかりおひさまに慣れ、「先生おはよう!!」と笑顔で元気よく登園してくれる姿がとても頼もしいです✨特にぽかぽかクラスの子ども達は、排泄面や食事面などの身辺自立の面でもグンと成長しています。

 

オムツを履いている子どもには、オムツ外しを目標に、まずはトレーニングパンツを履く練習から始め、あれこれ作戦を練ってきました。

始めは慣れないトイレに入る事から「いや~😢」と言っていた子ども達も、トイレってなんかいい所かも…と思ってもらえるように、好きなキャラクターカードを壁に張ったり、中まで入れる様になったら次は便器にタッチ!出来たら「タッチ出来た!すごい!」と繰り返し褒め、慣れてきたタイミングでパンツを下ろして便器に座る事にチャレンジ!その時も、焦って無理にさせようとするのではなく、表情を見ながら声かけを😊一瞬でも座れたら「やったね!」と褒める!そして、おしっこが出るまで座っていられる時間を延ばせないか?と考え、好きなカードを安心グッズとして手に持ったり…保護者さんと連絡帳でこまめに情報共有を行いながら、子ども達なりのペースで、ご家庭、おひさまでも着々と成長しているなぁと感じます!

 

 

食事面でも、たくさんの成長が見られています。手づかみで食べていた子どもも、まずはスプーン・フォークという道具を使って食べる練習。

大人がしっかりと着き、一緒に手を添えて使い方を教えていきます。スプーンで一口量をすくって、それをこぼさないように口まで運ぶって、なかなか難しい!慣れるまでは一つ一つの動きを丁寧に伝えていく必要があります。体幹が弱い子や手元がうまく使えない子等、食事面からも課題が見えてきます。そして、それは食事の時にだけ鍛える!というわけではなく、体幹や手元の動かし方等、全ては全身運動に繋がっているので、感覚統合を目指して活動の中でさまざまな感覚に触れられるよう作戦を練ります。運動を通して自分のボディイメージが出来てきたり、体の使い方が上手になってくると、食べこぼしが減ってきたな…!と感じたり、回内握りで食べていた子どもが回外握りでもスプーンを使えるようになってきた!お皿を持って食べる時に脇が閉じるようになった!等、あぁ。やっぱり繋がっているんだなと感じます。

 

 

 

 

あくまで上に書いたものはほんの少しの例ですが、子ども達と関わる中で、私自身本当に多くの事を学ばせてもらいました。「これってどうしたら良いのかな?あの時どうしたら良かったかな?」と悩む事もありますが、やっぱり子育ての答えって、大人が決めるのではなくて、子ども達がしっかり自分の中に持っているんだなぁと思います。今の関わりが、すぐに結果として出てくるわけではないと思いますが、子ども達が成長していく中で、壁にぶつかりそうになった時に、少しでも心の拠り所や自信に繋がっていればいいなと思います。

 

 

先日行かせて頂いた研修の中で、こんなお話がありました。自立とは、「助けて」と言える事。国際ソーシャルワーカー連盟の定義では、「大丈夫?と聴かれて、大丈夫じゃない…と答えられる事」とあるそうです。困った時に、自分の中で塞ぎ込んでしまうのではなく、周りにヘルプを出せるような、自分の思いや気持ちを伝えたいと思えるような、そんな人に育っていって欲しいなと考えています。

 

 

 

 

長くなりましたが、今年も1年大変お世話になりました。来年も、子ども達の幸せのためにチーム一同頑張っていきたいと思います。年が明けて、子ども達に会えるのが楽しみです♪良いお年を…✨

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 石橋

大掃除

2019/12/27

年末大掃除の時期ですね(^_^.)

こんにちは!毎年、年末になると「大掃除しなきゃっ!」と思うのですが、なんとなく面倒だと感じる事もあり「大掃除をしなくても年は越せる!」と自分に言い聞かせ、「でも、きれいにして気持ちよく年を越したい!」と毎日、気持ちは右往左往です!

 

 

「掃除」という言葉が使われ始めたのは平安時代の頃からで、江戸時代には「煤払い」という、お正月の準備を始める12月13日に行われていたそうです。1年のたまった煤を払い清めてから歳神様を迎えるための準備を始めました。歳神様とは1年に1回、各家に実りと幸福をもたらすためにやってくる神様の事です。家も心も清めて歳神様をお迎えすることが現代のルーツだそうです。煤を払い、きれいな家に神様をお迎えするというのが大掃除の始まりだそうですが、掃除をして家がきれいになると気持ちはスッキリするものですよね。お掃除には汚い所がきれいになると心に溜ったストレスが浄化する作用があると言われています。従来、日本人はきれい好きですし、1年間をリセットして気持ちも新たに新年を迎える為、身も心も綺麗にすることは大事なイベントですね!

                            

 

 

掃除を普段からあまりしない方や、見える所だけする方でも、大掃除をしてきれいな状態で新年を迎えたいと思う方は多いと思います。それでもいつも忙しいし、大掃除に時間と動力なんてかけずに年末くらいはゆっくりしたい方も多いと思います。しかし、大掃除は普段出来ない所を掃除するので思わぬ破損や不具合が見つかったり、家の点検も出来たりするチャンスだと思います。

             

人はきれいなところはきれいにしようと心理が働くものです。大掃除をして気持ち良く新年を迎え綺麗な状態をキープしていくことができます。

今年も大掃除を頑張り、気持ち新たに新年を迎えたいと思います。

 

                              相談支援センターいちばん星 甲斐

夢はいつまでも…

2019/12/26

私事ではありますが(#^^#)

 

最近ありましたドラマ「同期のサクラ」のお話の内容ですが、ご存知でしょうか⁇

夢を追い続けた桜と同期たちの10年間の物語になりますが、久しぶりに感動した『ドラマ』でした。ある島から建設会社に就職され、3週間の新人研修。課題をグループで考え、最終課題として配属先の決定に影響する「日本の未来に残したい建造物の模型作り」が発表されました。桜は班のリーダーに選ばれ同期4人で繰り広げていくなかで、故郷の離島にいる人々のために、橋を架ける事を夢見て土木課に配属になりたいために、頑張っていました。桜さんは橋の模型作りを課題に同期の仲間たちと頑張りましたが、優勝できず夢だった土木課に配属ではなく人事課になりました。それでも、夢を捨てずに同期と仕事を頑張っていくストーリーです。

 

内容のなかで、毎回言われる言葉があります。

 

「私には夢があります!!

それは……

「私には夢があります。一生信じ合える仲間を作ることです。」

「私には夢があります。その仲間とたくさんの人を幸せにする建物を作ることです。」

「私には夢があります。故郷の島に橋を架けることです。」

 

その言葉が、耳に入り「私にも夢があります」と叫びたいぐらい気持ちが伝わりました。

なんでか⁇と申しますと、幼稚園の時から夢がありました。私は「お医者さんになりたい」と夢を書いていました。高校になり夢が美容師なりたいと考えが変わりました!!

しかし、就職を決める時に、母親や学校の担任や親戚の叔母達が「看護師!!」になったほうが良いと話になり、悩んだ末に看護の職になることを決めました。その時の自分の気持ちを重なる物があり、その頃の自分の熱い気持ちを思い出したからです。

 

ドラマのストーリーに戻りますが、桜さんの大好きな爺ちゃんの言葉の中で、

 

「自分の弱さを認めることだ。」

「自分にしか出来ないことがある。」

「本気で叱ってくれるのが本当の友だ。」

「辛い時こそ、自分の長所を見失うな。」

「『勝ち』より『価値』だ。」

「人生で一番辛いのは自分にウソをつくことだ。」

 

「桜は決して枯れない。」

「たとえ散っても」

「必ず咲いて沢山の人を幸せする。」

との言葉は、本当に心にジ~ン( ;∀;)と来ました。

 

私も、今は亡き大好きな祖父に「お前の選んだ道だから、絶体に挫けるな」「社会人になったら、人間関係で挫けることがあると思う!! その時は、いつでも戻って来て良いんだよ。」「じいちゃんは、お前の見方だから」「ばあちゃんには難所だからなぁ~(^_-)-☆」と教えを頂き、看護の仕事を続けることが出来ております。

 

そして、今は、大好きな子ども達と寄り添う仕事が出来ていることに感謝・感謝しています。

 

そして、素敵な仲間と仕事が出来ていることに感謝・感謝!!

その仲間たちと、子ども達の支援を「あ~でもない。こうでもない。」「こうした方が良い。」など、日々、子どもの支援を頑張って行きます(^^♪ 

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

森崎

クリスマス・イブ

2019/12/24

 

2019年も残すところあとわずかとなりました。

「あっという間だったな~」「長かったな~」

感じ方は人それぞれではないでしょうか(^O^)

 

さて、今日12月24日は、クリスマス・イヴですね。

 

クリスマス・イヴについて少し調べてみました(^-^)

             

クリスマス・イヴ(英: Christmas Eve)は、「クリスマス当日の夜」であり、教会暦における12月25日の夜、常用時における12月24日の夜を指す英語の音訳とありました。また、『降誕祭』とも呼ばれるクリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う祭日で、キリスト教圏の諸国では、国によって、また教派によってさまざまなスタイルで祝うそうです。日本ではそれらの文化を輸入して、クリスマスツリーやクリスマスリースを飾ったり、クリスマスケーキを食べたりと、過ごし方は様々ですよね。

 

そんなクリスマス・イヴの夜と言えば、子ども達が楽しみにしているのは、

「クリスマスプレゼント」ですよね!

先日、子ども達に、「クリスマスプレゼントは何が欲しいの?」と聞くと、沢山話してくれましたが、正直名前を聞いても分からないものも多く、おもちゃも沢山種類がありますよね。(^_^;)

 

おもちゃも私が思っているものとは違って、SNS機能がついている電子機器やネットに接続できる機能がついているものなど、私達大人が使っているものに近いもので遊んでいる子ども達も多いんだな~と感じました。

              

時代の変化とともに、おもちゃの種類も変わり、子ども達が欲しいと思うものも変わっていきますね。

 

色々なものが沢山あるなかで、物の使い方を教えてあげたり、使う時のルールなど

わたしたち大人から子どもたちに教えてあげていけたらいいなと感じました。

 

                           相談支援センター いちばん星  大野

 

 

 

手を引く力

2019/12/23

男の子のU君、最初に彼が小学生の頃に出会った時は、私が移動を促す時の手を引く時に彼は反発で思いっきり引き離す力でした。その子と関わりを増やし、帰って来たら「お帰り!」と声をかける、何か一緒にしたら「〇〇したね、出来たね。」と話すなどの工夫を行っていました。

最近、U君の行動の促しで、いつも通り「行こうか。」と声をかけて手を出すと、優しい力で自分を引っ張ってくれました。普段通りの事だと思いつつ、そういえば昔は・・・と思い出してみると、U君も成長し中学生になり力も随分強くなったはずなのに、手を引く力はとても優しいものでした。

同じことをK君とH君からも感じる事がありました。K君は最初の頃はあまり関わってくれなかったのですが、同じく関わりをもって行くと。最近は傍にいて欲しい時はそっと手を握って自分を引っ張る。水など何かが欲しい時は自分を強く引っ張ってその場所に連れて行くなど、上手に私を上手く使いこなしているな(笑)と感じました。

H君は最初に会った時、私が怖かったようで近くに寄っただけで「うわぁーん!」と大泣きするほどでした。その後はだんだん慣れてきて、最初は私に引っ張られるがままでしたが、最近は「せんせーきて!」と思いっきり引っ張ってきます。

それぞれの子の思いや距離間、気持ちの表現方法、その子の信頼や思いなどがこの手を引く力から感じ、これから出会う子ともそんな関係に慣れるようにしていきたいと思う今日この頃でした。

入所部 松尾

日々

2019/12/22

12月も中旬が過ぎ、いよいよ今年が終わりに近づいてきています。

今年は、若草児童学園から相談支援センターの事務所へ働く場所が変わり

入所・通所・相談の3つの事業に関わる方々と出会いました。

利用者の方、保護者の方、また事業所関係など

新たに名前や顔を覚えるのに必死でした。

 

あるとき、挨拶をしたら、そっけない反応のお子さんがいらっしゃいました。

きっと、見慣れない自分に誰だろうと不思議に思っていたのかもしれません。

毎日ではありませんが、すれ違う際に挨拶をしていたら

その子から「バイバイ。」と手をふってくれました。

ちょっとずつ距離を縮められたのかなと思いうれしくなりました。

 

一度に変化することは難しくても、少しずつを積み重ねて

変化に対応できる人になりたいと思いました。

                       

 入所部 総務 徳永

 “聴く”ということ

2019/12/21

 私には、小学2年生の娘がいます。私は、子どもと一緒にお風呂に入る時間をとても大事にしています。お風呂に入った時は、子どもと本音で向き合えるからです。一緒に歌を歌ったり、モノマネをして笑って過ごすときもあれば、真剣な話をする時もあり、貴重なコミュニケーションの時間だと思っています。

 

 そんなある日、お風呂に入ってしばらくすると涙ぐんでいる為、“何かあったな”と思い

声をかけると小さな声でポツリと話し始めました。

学校で友達とトラブルがあり、先生に注意を受けたようです。内容だけを聞くと正直そんなに落ち込むようなことかなぁ?と思ってしまったんですが、娘の話をよくよく聞いていると、嫌なことをしてしまったのは分かる…。でも“なぜ自分だけが…?”という思いと“怒られた”という感情が強く残ってしまったようでした。その気持ちを受け止め共感しながら、どうしたら良かったのか…?と話し合いました。

 些細なトラブルに感じましたが、その背景には娘と友達との今までで築かれた関係や個々の性格など様々なことが絡み合っていて、結局、解決策は見つけられませんでした💦

しかし、気が付けば1時間も経っていてビックリ!! 落ち着いたところで上がりました☺気持ちを出してしまえたようで、「話してスッキリした✨」といつもの明るい笑顔に戻りました。

 

 私には“些細な事”と感じる事でも、それは今まで様々なことを経験してきたから感じる事で、子どもは狭い世界の中で今を生きているので、丁寧に向き合っていくことが大切だと改めて感じました。子どもの話を聴く時は、絶対に否定しないこと。例え、明らかに悪くても…。とりあえず、その子の思いを一旦受け止めてあげる(悪い事をしたという事は、本人が一番分かっているので)ことが大事だと思います。気持ちを言葉で表現することができる子もいれば、言葉で上手く伝えられない子、自分がどういう気持ちか理解が難しい子もいます。もしかしたら、分かってあげる事が難しい時もあるかもしれません。(気持ちは見えないものなので分かりにくいですし、大人だって気持ちを上手く伝えられないことはありますよね💦)でも、“知ろう”、“受け入れよう”とする姿勢やその熱意はきっと伝わると思います♪

 

 その場面だけで判断せず、物事の本質を見極める力をつけていき、心の声に耳を傾けること(聴くこと)を大事にしていきたいと感じた出来事でした。(*^-^*)

 

児童発達支援センター 児童発達支援事業 錦戸

今年を振り返って

2019/12/20

12月も終わりに近づき、いよいよ令和初の正月を迎えようとしています。

(でも、まだクリスマスなどイベントがありますが…。)

2019年に私が書くブログは最後になりますので、今年1年の自分と子ども達について書こうと思います。

 

 自分にとっては、今まで経験したことなかった大きな行事(秋祭り)を任されたり、新班体制になり主に3人の先生で協力し合いながら支援など考えたりするなど、新たな事に挑戦した1年になりました。入所だけでなく通所、相談の職員と協力し合いながら実行委員として行事に取り組む、他の担当の職員と常に情報共有を行いながら一人に支援について考え合い、支援を行うことでいろんな視点から支援が行えた等いい経験が出来た年になりました。しかし反省もあり、今までもわかっていた自分の課題や新たに分かった課題も見られました。なので、2020年は、良い経験を活かしつつ、自分の課題をどう克服するのか考えて行動することを目標に気持ち新たに頑張ろうと思っています。

              

 次に今年の子ども達についてです。私は、女子班の担当になり9ヵ月見てきました。子ども達は男子に比べ人数は少ないですが、互いに支え合い、協力し合いながら生活していたと思っています。朝起床の時間になると小学生が高校生を起こしに部屋へ行ったり、高校生が小学生に登校準備できたか、検温はしているのか声をかけるなどの様子が良く見られます。   

夜や休日になると一緒に遊んだり、ダンスをしたり、時にふざけたり(鬼ごっこや枕投げなど)しますが、高等生が入浴出来ているのか、着替えはしているのか小学生に確認したり、職員と一緒に着替えの手伝いをしたり、小学生も高校生と一緒に掃除に参加するなど本当に互いに支え合って生活しており、いい関係が築いているなぁと感じました。このままこの関係が続いて行けるように私たち職員も子ども達をしっかり見て支えていこうと思っています。 

 若草学園は来年も子ども達も職員ともに頑張っていきますので、2020年も宜しくお願い致します。       

 

 

 入所部  吉良

 

「スマホ・ネットとのつきあい方」

2019/12/19

今月の「子どもの発達セミナー」では、熊本大学准教授の前田康裕先生にお越し頂きました。

前田先生からの話は、「スマホを取り上げるのではなく、スマホ・ネット・ゲームと、どうつき合うか!?」でした。

特に、男子はゲームやユーチューブなどに没頭する傾向にあり、女子は、SNS等を通じて出会い系を求める傾向にある事がわかりました。

子どもだけに限らず、大人も同様の傾向にあります。

没頭してしまうことで昼夜が逆転してしまい、子どもであれば不登校、大人であれば仕事が続かなくなってしまうなど、健全な社会生活を送れなくなってしまうことに繋がっていきます。

しかし、今の時代、スマホ等の電子機器を一切持たずに生活することはできません。

 

私たち大人は、「小中学生に(スマホ)はまだ早い!」とか「高校生になったらいいかな」など、つい年齢的な判断基準で考えてしまいます。

「高校生になれば、使い慣れるはず」、

「高校生にもなれば、インターネットの危険性についても知っているはず」、

「わざわざ親が教えなくても学校で教えられたりして分かっているはず」、

「(まさかー)うちの子は大丈夫!」などと考えがちです。

 

子どもたちは、スマホ等の機器を巧みに使いこなしますが、インターネット上の法律やルール、社会の中でのマナーやモラル等の知識や経験が十分に身についているとは限りません。インターネットの世界でも実社会と同じように、守らなければならない法律やルールがありますし、人と人とが付き合う上でのマナーやモラルを守ることも必要です。

 

生活に欠かせない「車」や「包丁」と同様、「スマホ」も、便利で生活に欠かせないものになっている反面、人を殺めたり傷つけたりと凶器にもなり得るのです。

概ね3歳から始まる「我慢できること」「自制心を育てること」は、「約束(ルール)を守れること」に繋がります。

 

 前田先生が強く伝えられていたことは、乳幼児期から『心を育てること』の大切さでした。

「心が育っていないと、犯罪に繋がる可能性がある」ということです。

 

『子どもの心を育てる』のは、規則正しい生活習慣と充実した親子関係(コミュニケーション)、たくさんの遊びを通してお友達とケンカをすること、ほめられたり叱られたりしながら折り合いをつけることなど、人とのやり取り(コミュニケーション)の中で育まれていきます。

 

経験、常識、判断力を備えたはずの成人でさえ、スマホやインターネットに係る犯罪に巻き込まれることは少なくありません。ましてや、社会経験の浅い子どもでは被害に遭うおそれが高いことは言うまでもありません。さらに、社会のモラルやルールが十分に身についていない子どもならば、被害者となる危険はもとより、知らぬ間に犯罪にかかわってしまう危険性もあります。

 

次代を担う大切な子どもたちが犯罪に巻き込まれたり関わったりしないよう、インターネットとどのように付き合うか、子ども自身に考えさせてみてはいかがでしょう?  

 

                             相談支援センターいちばん星 伊豆野

ちょっとした楽しみ♪

2019/12/18

以前、菊池郡市特別支援学級学習成果発表会の

「なかよしフェスタ」に参加した際

大きな声で「いらっしゃいませー!お花はいかがですか?」と

頑張っている様子を見て、お花を一つ買いました。

 

その時はまだ、葉っぱが2つピヨッっと生えているだけでした

出勤して毎日観察をしていると、日に日に変化する様子が見られ

楽しみへと変化してきました。

 

葉っぱが一枚ずつ増える度

どんどん大きくなって下の土が見えなくなる度

つぼみが出来る度

と成長していく姿を見ることがとても楽しくなりました。

 

「何色の花が咲くのかな?」と職員全員で楽しみにしていた所

ついに12月17日一輪の花が咲きました。

 

一輪の花が咲いてこんなにも『嬉しかった』事は初めてでした。

 

こんな感動に出くわすことが出来たのも

子ども達のおかげだなぁと感じました。

 

このお花の成長を感じている時に

普段、当たり前のように子ども達と関わっていたが

子ども達の成長を楽しみに、子供たちに関わっていた事を

改めて気づかされました。

 

この花のおかげでより一層、子ども達の成長が楽しみになりました。

 

次の楽しみは、花を売ってくれたお友達に

「咲いたよ!!」と報告して、感動を共有することです!

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

辻島