若草学園の実践ブログblog

1日1日を大切に

2024/04/22

おひさまに入職して9年半が経ちました。保育園を経験しておひさまに入職しましたが、療育の難しさを感じ、始めの半年間はうまくいかないことも多く悩んでばかりいました。その当時は職員も少なく、先生方とゆっくり話が出来る時間もなく、このやり方で本当に良いのだろうかとプレッシャーを感じていました。徐々に職員も増えていき、一緒に日々を過ごしていく中で、「こんな方法もあるんだ」「こんな考え方もあるんだ!」と視野が広がり、少しずつやり甲斐を感じるようになりました。たくさんの子どもたちと関わり、子どもたちや保護者の方々、先生方からたくさんのことを学びました。2年前から児発から放デイに異動になり、児発の時に関わらせて頂いていた子どもたちと一緒に過ごし、更に成長した姿を見ることが出来ました。

4月からは入所に異動になり、初めての交代勤務で体が慣れるにはまだまだ時間がかかりそうです。勤務の時間帯が不規則になり、家庭と仕事の両立の難しさを感じながら日々頑張っています。業務もまだまだ分からないことばかりで、子どもたちや先生方に教えてもらいながら少しずつ慣れてきているところです。日々感謝することばかりの私ですが、早く業務を覚えていけるように頑張っていきたいと思います。

子どもたちが楽しく園や学校に通えるように、楽しい学園生活を過ごせるように、1日1日を大切に関わっていきたいと思います。

入所部 宇藤

・・・桜咲く わかくさ・・・

2024/04/19

「にぎやかだった春休みがあっという間に終わり、34名の子どもたちが新たな環境でスタートをすることになりました。今年度は新1年生(小・中・高)6名!新しい制服姿はとてもかっこよく、これからが楽しみです。

拠点内では新しい職員を迎えみんなが新たなスタートでワクワク、ソワソワとしている雰囲気を感じます。もちろん期待と不安もあると思いますがこの調子で乗り越えていけたらと願っています。総務では子ども・職員、誰もが過ごしやすい環境づくりを考えながら、多岐にわたる業務に取り組んでいけたらと思います。今年度も宜しくお願いします。

 

・・・敷地内の桜が入学式よりちょっぴり早く咲きました。入学を誰よりも早く祝っているようでした☆

 

・・・事務室内に絵本を準備しました。子どもたちが借りにきてくれて、にぎやかな事務室となっています。子どもたちの表情から特別感があり居心地よさそうです。今後も色々考えていけたらと思います。

    総務 大田黒

新しい風、心地よい風

2024/04/17

 新年度は、若草学園拠点も新しい人事で始まりました。「人も環境の内」人が変われば
業務においても気づきが増えます。「~はこうしたほうが良いかも」「なぜこういうなが
れになっているのかな?」「分からないことはもっと聞いてほしい」と先ずは自分の今ま
での経験が基本となってやり取りをします。時にはスタッフ同士で気まずい雰囲気になっ
たりする場面もあります。でも、それは想定内のことです。スムーズに気持ちが通じ合え
ないとストレスが生じますが、先ずは相手の行動や発言に関心を持ってやり取りを重ねる
内に少しずつ通じ合って新しい風が吹いてくると思います。
 新しい職員体制になっても、障がい福祉等報酬改定があっても乗り越えていく上で、シ
ンプルにスタッフ間の「やりとり」がその事業所の土台となるのだと感じます。
「風通しの良い職場作り」とは、皆で風を起こして、心地よい風を吹かせてとイメージが
ありますが、イメージだけに終わらせないためにも「やりとり」することを諦めないで、
相手にも諦めさせないように丁寧にコツコツと業務に取り組むことが大切なのだと思いま
す。
 療育の場面でも子どもとのやりとり、保護者とのやりとり、関係機関の方々とのやりと
りと「やりとり」の大切さを実感しています。
 人と丁寧に関わりながら自分の考えを伝えていくことを個別支援計画書の中でも支援目標
にあげるように、誰にとっても人とのやりとりを大切にすることが「言ってよかった」
「伝えることができた」に繋がり人の輪が広がっていくのでしょう。
今年度関わる子ども達、保護者、関係機関の方々、スタッフとまた今年度のチーム作りを
楽しんでいきたいと思います。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさまぷらす  吉田

地域支援部門からのご挨拶

2024/04/12

令和6年度がスタートしました。

若草学園拠点は、子どもを直接支援する施設支援部門(入所部、通所部)と、子ども(利用者)を中心に方向性を話し合い、間接的な支援をする地域支援部門(相談部)の2つの柱で運営しています。
 
若草学園拠点としては、児童における障害福祉サービスがベースにあることから、障害児者相談支援事業においても、約7割が児童に関する相談業務となっています。
 
今年度の大きな制度改正の中、相談支援においても、より質の高い相談支援を求められていることから、相談支援センターいちばん星では、機能強化1をベースに運営していきます。また、地域への子育て支援の一環として、巡回相談、ペアレントプログラム、ペアレントトレーニングを開催していきます。
 
これからは、自分(会社でいえば自社)のことだけを考えるのではなく、いかに地域に目を向け他者(他事業所)と連携し、協力し合いながら、様々な変化を受け入れていけるかが、これからの時代を生き抜いていく術だと感じています。
 
相談支援センターいちばん星の今年のテーマは、『丁寧』です。常に、利用者を中心に置いて、丁寧な相談支援を行なっていきます。誰に対しても、思いやりのある態度で接していきます。
 
どんなに小さな子どもであっても、重度の方だとしても、障害福祉サービスを利用している利用者自身に、担当者会議やモニタリングの場に入って頂き、意思の確認(意思決定支援)を行っていきます。
 
子ども達の成長を見ていると、本当にあっという間の子ども時代です。現代は、多様性を重要視する文化になってきていますが、混乱しているのは、専ら大人の方だと感じてなりません。
 
子ども達は未熟でありながらも、どんな子も、素晴らしい感受性と柔軟性を持っています。これからの時代を生き抜いていく存在として、私たち大人は、子ども達から大いに学ぶべきだと思います。
 
どんな小さなことでも、悩んだ時には、いちばん星の相談員を思い出してくれるような存在でありたいと思います。
 
私自身も、良い時も悪い時も常に学ぶ姿勢を忘れずに、自己研鑽を重ねていきたいと思います。
 
令和6年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
相談支援センターいちばん星

センター長      伊豆野良栄

 
 
 
 

年度始めのご挨拶

2024/04/10

保護者の皆様、並びに関係機関の皆様におかれましては、日頃より当学園運営にご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。

令和6年度が始まり、若草学園では7名(新卒6名、既卒1名)の新規職員を迎えました。新たに、私たちの仲間となった7名の職員は、若草学園の未来を担う大切な人財です。社会人・職業人としての基礎、対人援助職・福祉職としての倫理観、こどもの発達の専門職としての知識・技能の習得など、これから多くのことを学んでいかなければなりませんが、私たち先輩職員は1つずつ丁寧に指導をしていくとともに、がむしゃらに取り組むフレッシュな7名の姿を自分事としてとらえ、初心を忘れずこどもの最善の利益を考えた支援を提供していきたいと思います。

令和6年度は、障害福祉サービス報酬改定に伴い、個別支援計画の標準時間の設定、5領域(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性)とのつながりを明確化したプログラム作り、各種加算申請手続き及び重要事項説明書の変更・・・等々、年度始めより現場は慌ただしくその対応に追われています。

そのような制度改正の中にあっても、子どもが安心・安全に自分らしく学園生活が送れ、また、センターに通ってくる子どもたちが質の高い療育を受けることができるようにするため、事業計画を策定し着実に前進していくことが重要です。

令和6年度は重点目標として以下の8項目を掲げました。

①障がい福祉サービス従事者としての基本的なスキルの習得と標準化

②個々のニーズに即した専門的療育支援、質の高いサービス提供

③権利擁護と虐待防止の意識の徹底

④安心・安全な環境作りとリスク管理

⑤送迎にあたっての安全管理の徹底

⑥セーフティ・ネット機能の推進

⑦地域と連携した地域福祉の推進

⑧働きがいのある職場作り

今年度も『こども第一義』の視点を大事に職員一丸となって、全力で取り組んで参ります。

 

若草児童学園

児童発達支援支援センターおひさま

河野 光輝

新たな気持ちで

2024/04/05

昨年度は、9名のお子さんが卒園となり、児童発達支援を終了しました。

一人一人の成長を保護者の方と見届けることが出来たことを嬉しく思っています✨

長い間ありがとうございました!🌸また、ランドセル姿を見せに来てくださいね♪

 

今年度に入り、児童発達支援には新しい先生方が入られ、新体制でのスタートとなりました。

 

子どもたちもお部屋が変わったり、新しいお友達が来たりと戸惑うお子様も多くいますが、それぞれが環境の変化を受け入れようとする姿が見られています。

 

まずは、楽しく過ごすことをねらいに活動内容をたくさん考えているところです!

 

「おひさまに来て楽しかった」

「また行きたい」と思ってもらえるよう、今後も取り組んでいきたいと思います🍀

 

今年度は、年長児さんが17名います。

 

就学に向けて、少しでも力をつけ、スムーズに学校生活を送ることが出来るよう、丁寧な支援をしていきたいと考えています。

 

新体制になり、不安も多くありましたが、新たな環境の変化に適応しようとしている子どもたちを見て、私たち職員も気を引き締めて関わっていきたいと感じました☺

今年度もよろしくお願いいたします。

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 服部

さくら

2024/04/03

 令和6年度が始まり桜の便りが毎日届くようになり、子ども達は入園入学の季節となりました。

 

入学式まだ桜が待っててくれたら嬉しいです。

 

学園にも新しく子ども達が入所してきます。

美味しい給食を、作りますので楽しみにしていて下さいね。

 

 私が桜の花が咲く頃によく作る、桜寿司を紹介します。

すし飯に、しば漬けをミジン切にして混ぜるだけで、ピンクでかわいいお寿司の出来上がりです。

大葉を巻いておにぎりにしても美味しいです。

 

 学園でも提供できる日が楽しみです。

入所部 村上

令和6年度スタートです!

2024/04/01

今日からいよいよ新年度が始まります。

新年度になり、新たな環境でのスタートとなり不安な気持ちもありますが、お子さんたちの「できた」という達成感に満ち溢れた笑顔に一つでも出会えるように楽しく毎日を過ごしていきたいと思います✨今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年度も個別の言語療法に加え、月に1回の言語相談日を設け、お子さんや保護者の皆様とともにお子さんの成長を分かちあえる時間を持てたらと思っています。

『言語相談』

と聞くとなんか難しそうなイメージですが、

・理解はできてそうだけど、なかなかことばが出てこない。

・ことばは増えてきたけど、やりとりがうまくいかない。

・発音がはっきりせず、聞き取れないことがある。

・話すときにことばが詰まったり、しゃべりにくそうなときがある。

・ここまではできるようになったけど、次はどんなことをしたらいいの?

・偏食が多くて食べられるものが少ない。

・よく噛まずに食べている。

・うがいやコップ飲みが苦手。

・お家で何かできることを知りたい!  

・お片付けや場面の切り替えが難しい。 

など『ことば』や『コミュニケーション』のことはもちろん、食べることや生活動作、発達特性についてなど何でも大丈夫です✨

お子さんの発達のことで気になっていることや心配していること、不安に思っていること、関わり方や対応などで「どうしたらいいのかなぁ」と困っていること、「就学に向けてどんなことを準備したらいいのかなぁ」など日々の生活の中で感じていらっしゃることをお聞かせてください☺

お子さんの様子や行動などから一緒に関わり方を考えていけたらと思います。

お話することで少しでも保護者の方の不安の軽減につながったり、関わり方や発達を促すヒントが見つかると幸いです🍀

ぜひ、お気軽にご相談ください😸  

毎月発行しております「にこにこ通信」に言語相談日の予定を載せています。

また、発達に関する情報も書いておりますので、合わせてご覧ください。

 

児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤朱加

振り返って

2024/03/29

今年度、最後のブログが私となり何を書こうか迷いましたが、今年1年の振り返りを書きたいと思います。

 

一年間を振り返って、子どもの成長には、驚かされることが多々ありました。

私の担当で小学生の頃から関わってきた子どもがいます。 前職で特別支援学級の支援員の時に出会い、学校での様子も知っています。

授業中、分からない話になると退屈になり好きな事をこっそりして注意されたり、大勢の前で発表する行事等は、緊張しすぎて前に出れなかったりしていました。おひさまでも、人数が多いと話をすることができず、職員にお願いして代弁してもらったりしていました。そんな緊張して話せなかったSくんですが、今年の3月で卒業となります。 おひさま最後の日は、お世話になった職員に挨拶回りをしましたが、しっかりと伝えることが出来ていました。 本人に気持ちを確かめると「緊張しています」と。

とても緊張しているのがこちらに伝わってきましたが、嫌がらず最後まで挨拶出来たことが、子どもの成長を感じられ、とても嬉しく思いました。

こうやって一人ずつ卒業をしていくのを見て、また頑張ろうと思えます。

 

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま

緒方

楽しいひととき

2024/03/27

先日、児童発達支援センターおひさま・放課後等デイサービスおひさまぷらすでは、
事業所説明会&保護者交流会を開催しました!
ここ数年間はコロナ禍の影響で行事等の開催がなかなかできませんでしたが、今年度
は久しぶりに開催することができました。
保護者の方々とは、日頃より送迎の際の申し送りや面談、担当者会議等でお話をさせ
ていただくことが多いですが、今回説明会や交流会を通して、保護者の方々とゆっく
りお話ができたり、ご挨拶をさせていただくことができ、とても有り難い時間でした
。いつもこどもさんたちと関わらせていただく中で、保護者の方から関わりのヒント
を頂いたり、学ばせていただくことが沢山あります。また、こどもさんの頑張りやあ
たたかい言葉・気持ち等を感じると、保護者の方や周囲の人々のあたたかい気持ちや
思いが想起されます。今回、こどもさんを中心とした色々な人とのつながりを再確認
できたとともに、改めて直接「会える」「話せる」ことの素敵さを感じました。来年
度も交流会や勉強会等の行事を計画しています。これからも様々な行事や交流を通し
て、保護者の方々とも楽しい、有意義なひとときを過ごせることが楽しみです。

放課後等デイサービスおひさまぷらす 守田

卒園メニュー

2024/03/25

 今年度も残すところわずかになりました。この1年はコロナでの制限が緩和され色々な行事食を通じて子ども達の喜ぶ姿を沢山見ることができました。今年度の締めくくりとして、3月7日は卒園式会食を行いました。

 思い出に残る食事会にする為に、卒園生に食べたいメニューを選んでもらいました。今回のメニューは『オードブル(巻き寿司やサンドイッチ・唐揚げやエビフライ)、フルーツ盛り合わせ、デザート(ケーキ2種類、桜餅)、汁物、ジュース』です。

 食事を通してですが、小さい頃から子ども達の成長を見守ってきたので、卒園を迎えて嬉しい反面、寂しい気持ちにもなります。

 卒園してからも『若草学園のご飯が食べたい』と懐かしんでもらえる様な食事作りをこれからも心がけたいと思います。

厨房 徳丸

うれしいお知らせ

2024/03/21

先日、DIY&アートプログラムでメッセージカード作りを行い、自分の思いを色んな方法で相手に伝えるということをねらいの一つに取り組みました。子どもたちが自分の思いを伝える対象は様々で、ペットやアイドル宛にメッセージを書いた子もいました。誰でもOK!としたことで、気軽に取り組むことが出来たようです。自分の思いを伝えることが苦手でもテンプレートメッセージを使って「ありがとう」を対象の人へ伝え、心を豊かにすることが出来ました。

最後に、ほっこりエピソードを一つ紹介します。子どもから「ねぇ、先生。D先生に書いてもいい?」と相談がありました。D先生は現在おひさまから離れた場所でがんばっている職員です。「もちろんいいよ!」と伝えると自分の近況と「今でも覚えています」と胸熱な言葉が書かれていました。何年たっても忘れずにいてくれたことを知ることが出来たD先生はもちろん大喜びでした。さらにその日の内にD先生からK君にメッセージが届きました。メッセージカードを書いてくれたお礼と「ずっと応援してるよ」のメッセージを添えて。

心のこもったメッセージカードを読んで、思いを伝え合うってとても素敵なことだなと改めて感じた出来事でした。

『担当の思い』

2024/03/18

 若草児童学園入所では、約40名近くの子ども達を班で担当しています。

各班4名の園児を受け持ち、保護者様や学校とのやり取りを行っています。

今年度も4名の女子児童を受け持ち、1人の女の子は昨年途中退所され、自宅復帰となりました。今はご自宅から登下校されています。

 今年は3月に小学校を卒業される6年生の女の子が、ご自宅のある地元の中学校に進学されるため、今月末に退所されます。

 この6年間の月日の中で、たくさんの出会いと別れがあり、何度も何度も卒園生の背中を見送ってきました。悲しい様で嬉しいような複雑な気持ちです。

 特に担当を持っていた子ども達には思い入れがあり、関わりも多かったので寂しさは増します。どうか新しい環境でも個性豊かにのびのびと成長していって欲しいと願います。

 悲しみもつかの間、新しい出会いと共に新年度を迎えようとしています。今から新しい出会いが楽しみで仕方ありません。

 また気を引き締めて、子どもたちに負けないように頑張ります。

入所部 髙木

譲らないという事

2024/03/17

自閉症スペクトラムと知的障がいのあるAさん。会話は出来ませんが、「わ」(分かった)や「い」(いや!)など、言葉の1文字目は発音できる言葉もあります。

行動するときには、自分のタイミングがあり、なかなかこちらのスケジュール(集団生活なので、ある程度生活の時間が決まっています。

例えば、お風呂や食事、学校の準備などです。

ぎりぎり待ちますが、それでも行動に移してくれないと少々私も焦り、急かしてしまい、ついこちらが手をかし、全てしてしまう事が多くありました。

将来を見据えた支援をと考えると、今の支援方法だと、大人になった時に自分で時間にそって生活できるようになるのだろうか?と不安を覚えました。

入所部に移動して11ヵ月、Aさんとも頑張ってコミュニケーションを図ってきたつもりです。そろそろ次の支援をと考えていたので、試しにご褒美を用いてチャレンジしてみました。

Aさんはポテトチップスがすきなので、1つ行動が自分で出来たときには1枚渡して褒める方法をとってみました。

始めは、奇声をあげて嫌がりましたが、根気強く続けることで段々と私の要求も聞き入れてくれるようになりました。

今では、時間は掛かりますが「立ちます。」というと自分で立つ、「着替えます」と言うと着替えてくれる事も増えています。

最近は、私の気持ちも正直に言うようにしています。

「私は、手伝わないよ。自分でしようね。私が、むりやりしたら嫌でしょう?私も無理にさせるのは嫌だから自分でしてご褒美を貰おうね!」と言っています。

言葉はとても分かっているので、私を見て話を聞いています。

譲らない人だと感じているようです。

これからも、一歩、一歩、将来をイメージしながら支援をし、一緒に出来た事を喜んでいきたいと思います。

入所部 江藤

旅立ち

2024/03/15

3月中旬になり、気温も1,2月と比べると暖かくなってきました。

気温の変化が激しくなる季節だと思いますので、風邪をひかないように注意されて下さい。

3月と言えば卒業シーズンですよね。

私が担当している園児も学園を卒園していきました。

高校3年生で実習を頑張り、本人の希望した職種に就職することができました。

彼の高校受験や就職試験など、大切な時間を共に考え悩むことができ、私自身とても良い経験をすることができました。

夢に向かって突き進んでいく子ども達の成長はカッコイイですよね。

卒園旅行に行った時も帰り際に「今日は楽しかったです。ありがとうございました。」と感謝の言葉をもらいました。

大人になればなるほど、成長している実感が持てなくなっていると感じていましたが、子どもたちを近くで見ていると、私もまだまだ成長できるとエネルギーをもらえる気がします。

就職してどん経験をしたのか、自動車免許はとったのか等、時間が出来た時に学園に遊びに来て欲しいと思います。

入所部 田島

卒園

2024/03/13

先週、小さい時から関わっていた園児が高等部を卒業しました。

保育園に行っている時から送迎に一緒に行ったりしていて、自分より小さかった事を今でも昨日の事のように思います。今では自分が見上げるほど身長が高くなっていますが、中身は小さい時から変わっておらず私の事をふざけて呼んでみたりする事もありました。それがその園児の良さなのだと思います。

学園ももうすぐ卒園します。長く関わってきたはずなのに卒園するのが早く感じます。心配する事はたくさんありますが彼が楽しく笑顔で卒園し、次の場所でもたくさんの人と関わり楽しく生活が出来る事を願っています。

まだ言うのは早いかもしれませんが、

卒園おめでとうございます!

入所部 首藤

卒園

2024/03/11

3月に入り、暖かい日も少しずつ増えてきました。

3月といえば、卒業、卒園の時期になります。

学園からも本年度は数名の子ども達が退園していきます。

子どもたちを見送るときには、寂しさが込み上げてきますが、

これから色々なことを経験し、成長して、またいつか学園に

遊びに来てくれると思います。

その日を楽しみに待ちたいと思います。

入所部 総務 中西

「発表会、頑張ったね(*^_^*)」

2024/03/08

 先日、1歳と3歳の孫が通っている保育園の発表会を観に行ってきました。 まずは三歳児です。何をするのだろーと当日までワクワクでいっぱいでしたが、並んでステージに上がり(気をつけピッ!)と良い姿勢。 足を揃えすぎて時々、(ヨロヨロ、おっとと)となっていましたが、隣のおともだちを見ながら自分で姿勢を正していました。目が合うと、グッジョブ!と余裕の顔。さあ、本番です。お名前は?と聞かれると、はっきりと大きな声で○○○ですとやる気満々です !(^^)! 劇遊びでは、自分たちで塗ったクレヨンのお面を被り、形や色合わせを含めた歌やダンスを披露してくれ恥ずかしがりながらも楽しそうに踊る姿は涙が出そうになりました。去年の保育参観と運動会では、何をするんだろー?と保護者から離れずおともだちと一緒に活動するのが難しかった3歳の孫でしたが、やり遂げる事が出来ました。!(^^)!  

 感動に浸る中、今度は1歳の孫の初めての保育参観。 泣かないかなー、大丈夫かなーと心配していましたが、他のこどもたちの名前が呼ばれる度に「はーい」と元気よく手を挙げて返事(@_@)  あれーと思っていると、だい好きなダンスの曲が流れてきました。 踊りながら自由に動き回る○○○。 得意なフレーズが流れると、とびっきりの笑顔をわたしたちに向け(あたま♪かた♪ひざ♪きらきらー♬)を身体いっぱいで表現し、「どうだー、わたしじょうずでしょー」とアピールしていました♡ ダンスが終わると、親子米粉粘土遊びです。粉に水を入れコネコネすると粘土が出来ました。娘夫婦が長―く伸ばし、まるまるーと声を掛けるとおぼつかない手でまねっこしていました。 感触遊び、感覚、形の識別、表現力、協調性、達成感、全ての経験、先生方の思いがぎゅっと詰まった素敵な発表会でした。ありがとうございました。

入所部 藤本

 

入所部 藤本

これからのこと

2024/03/06

 もう少しで卒業シーズン。今年も学園から新たな道に進む子どもたちを見送る時期になってきました。送り出す時に思うのはこれまで過ごしてきた日々を思い出しながら、これから皆は学園で過ごした時間よりももっと長い時間をこれからも過ごしていくという事。時にはつらい事もあるかと思います。そんな時はまた若草学園に来ていろんなお話をしてまた頑張って行ける思いを取り戻せればと思います。

 これからの人生が少しでも良いものになるよう願いながら見送りの日まで過ごしていきます。

入所部 梅田

文明の利器

2024/03/01

我が家の給湯は、長年灯油式ボイラーでした。そろそろ寿命が近づいていた為、買い替えの為にパンフレットを取り寄せ検討していたところ、最近はエコキュートが主流になっている事を知り、こちらもパンフレットを取り寄せてみました。キッチンは数年前にIHに変更していた事もあり、思い切ってオール電化にしようとエコキュートに替える事にしました。

 

 まずは見積もりを依頼し金額を確認する為に業者の方が自宅に来られたのですが、エコキュートにする為に、既存の浴槽に穴を開けると言われ、“えっ!?ちょっと待った!”となりました。我が家の浴室は30年以上改修をした事がなく、浴槽は少しずつサビが出始めていたので、エコキュートの為に穴を開けるとなると・・・といろんな事が予測され、家族会議となりました。

 

 結果、浴室を含めたリフォームを行う事になり、何を取り付け何を省くのか、細かくチェックを行い見積金額に納得し、12月の寒い中工事が開始になりました。1週間ほど自宅のお風呂は使用出来ない為、自宅近くにある温泉に足を運び久しぶりの温泉を楽しみました。寒い時期の温泉は本当によく温まり、寝付くまで身体はポカポカでした。

 

 リフォームが終わり、新しいお風呂の快適さにすごく満足しています。年末年始に家族が集まりましたが、自動にしておけば冷める事もないので、寒い冬には有難い文明の利器だと思いました。これを考案した人を尊敬してしまうほど感動しています。私の年齢と共にヒートショックを心配していた家族も少し安心したようで、快適に長生きしていきたと思ったところでした。

 

                

                       相談支援センターいちばん星 山田

粉ふき芋

2024/02/28

粉ふき芋とは、じゃがいも料理のひとつで表面が粉を吹いたように仕上げたものです。小学校の頃、家庭科で習ったという方もいるのではないでしょうか。

作り方は、じゃがいもを一口大に切り鍋にじゃがいもが被るくらいの水を入れ中火にかけます。沸騰したら弱火にして竹串が通るまで茹で、火を止めてからお湯を捨て再び中火にかけ、鍋をゆすり粉が吹くまで水分を飛ばします。仕上げに青のりや塩コショウなどで味をつければ出来上がりです。

学園でもよくメニューに登場します。今回は2月生まれの誕生会のメイン料理であるチーズインハンバーグ&えびフライの添えとして提供しました。

子ども達も喜んで食べてくれました。

 

私達職員も、誕生日会を行う度に子ども達の成長を大きく感じています。これからも、いろんな料理を提供して行きたいと思います。

厨房 野口

チャレンジしたいこと☆

2024/02/26

月に2回、各部署で会議を行っています。先日の放デイ会議では、「次年度やってみたいこと」について思いを出し合いました。「出来る・出来ないは別として、まずはやってみたいと思うことをどんどん出してみよう!」とスタートしました。

*「定期的にカフェを開くのはどうかな?」

*「就労を意識した取り組みももっとやっていきたいです!」

*「こどもたちの作品を展示したいですね。商品化してマルシェで販売したらどうかな?収益でこどもたちのしたいことが出来たら嬉しいよね!」

と、次々とアイデアが出ていきました。そして話していくうちに、

*「カフェを開くにはどうしたらいいかな?」「やり取りの練習が必要だよね」「擬似硬貨でお金の学習をしよう」

と、実現させる為にはどのような力が必要か、その為には活動の中でどのようなことをしていったらよいかという流れになり、話していく中で自然と1年間のスケジュールが決まっていきました。

その他にも、おとなが決めた活動だけではなく、こどもたちがしたいことを選択できる「コース選択week」というアイデアも出ました。クラフトコース、運動コース以外にも、職員の好きなことや強みを活かして、「リコーダーコース」「ピアノコース」「お笑いコース」「クラフトコース」「カラオケコース」等のアイデアも出ました。選択の幅が広いと、こどもたちも楽しくなりますよね!

高学年になってくると、下校後友達と遊びたい、家でゆっくりしたいという思いもあり、療育への行き渋りも見られます。少しでも楽しみにして来てもらえるように、来てからしか分からない『シークレットweek』というアイデアも出ました!

こどもたちに楽しく学んで欲しい、社会に出た時に必要な力を付けてほしいと、こどもたちの為に私たちが出来ることを考える時間はとても楽しく有意義で、スタッフの目もキラキラ輝いていました!何よりこどもと一緒におとなも楽しむことが大事ですよね!

そして、こどもたちにとっておひさまが『自分を出せる場所』になるよう、たくさん出たアイデアの実現に向けて取り組んでいきたいと思います。こどももおとなもわくわくが止まらない、そんなおひさまにしたいと思います。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 宇藤

新しいドアさん これからもよろしくね

2024/02/21

                      

当施設は新築移転から22年経過しました。時が立つとともに、経年劣化で水周りなど修理箇所が年々増えはじめています。そんな中、こどもたちを長年見守ってきた、児童棟の門番、ドアさんも割れてしまいました。ある日は「帰りたいよ~どんどんどん」と窓ガラスをたたく音がします。またある時は気持ちがあふれ出て、「ど~~ん」と大きな音もしています。うれしい時、悲しい時、どうしようもない時を過ごしてきた、ドアさんも今回新しいドアさんへリニューアル。透明だった窓ガラスから安全面を考え、白色のプラスチック板へと変わりました。ただ白色のドアだけでは寂しそうでしたので、今回総務で壁面シールをはり、かわいいドアさんに変身させることにしました。お魚のシールやくじゃくのシールなどを貼り、子どもたちも喜んでくれました。私たちもデスクワークから解放され、子どもたちの笑顔のために取り組める楽しい時間となりました。感謝します。

今後も、少しでも楽しく豊かに過ごせるよう環境整備にも取り組んでいけたらと思います。

 

総務 大田黒