若草学園の実践ブログblog

やる気を引き出す為に

2020/02/29

人は誰でも「褒められたら頑張る」と言うタイプの人間が一般的に多いのではないでしょうか?
 もちろん私たち大人にしても、子ども達にとっても、褒められて嬉しいのは当たり前。
それは大人も子どもも同じです。褒められれば「また頑張ろう。」や「明日からも続けよう。」など、やる気に繋がって行くと思います。
 でも、たまに叱られる事もありますよね。そんな時、頭ごなしに叱ったり、否定的な言い方をされると、人は「やる気」を無くしてしまいます。特に「ダメ」といったような否定的な言葉は相手を傷つけてしまう事があります。
 日々の支援の中で、子どもの気持ちに寄り添いながら、子ども達に「やる気」を出して貰いたい。そう思いながら言葉の一つひとつに気持ちを込めて支援していけたらと思う今日この頃です。
 

                       
                               入所部 髙木

事業所説明会お越し下さりありがとうございました!

2020/02/28

今月22日は令和2年度事業所説明会でした。土曜日のお忙しい中、お越し下さりありがとうございました。その中で、今年度1年間の子ども達の活動やおひさまで過ごす様子をまとめたアルバムムービーが流され、私も初めて全部を通しで見させていただきました。

わが子と同じ様にいつも顔を合わせる子ども達を振り返って見てみますと、表情も幼かったり、思い出のあの時やこの時がまざまざと思い出され、涙なしでは見られませんでした。

療育中はその瞬間に一生懸命ですが、気が付けば年長さん卒園の3月まであとひと月です。こうやってあっという間に大きくなっていくんだなと、今年もまたひしひしと感じています。

まだ見られていない保護者様には、新年度が始まりますと面談も始まりますので、おひさまにお越しの際に是非見ていただきたくお知らせ致します!

 

児童発達支援センターおひさま

児童発達支援事業 高橋

雨にもまけず、風にもまけず

2020/02/27

このタイトルを見ると、多くの人が「あっ」と思い出すと思います。そう宮沢賢治の詩の始めの言葉です。この言葉のように毎日学園から自転車で通学している高等部の子どもがいます。

私は通勤でほぼ毎日この子ども達と朝すれ違います、私は車ですが彼らは自転車です。1年四季を通して寒さに頬が赤く吐く息が白くても、夏は汗をかきながらの自転車通学は片道約1時間近くの距離です。
すれ違う際にはにっこりと笑顔をみせてくれたり、たまには目をそむけたり、きっとその日の気持ちが姿に表れているのだなぁと思い、気になる時は下校後「何かあった?」と声を掛けると「あのね」と思いを伝えてくれたりしますが、多くは「別に」です。

ある日、いつもより遅い時間にすれ違うと、一人は歩きながら、そして、一人はその横にゆっくり自転車をこぎ登校していました。私はすぐに園に電話を入れT君が歩きながら、U君は付き添ってゆっくり登校しているけど何かありましたかと尋ねると、特に朝は変わった様子もなかったが勤務のスタッフはすぐ本人達に連絡し、学校にも少し遅れるかもしれないと連絡を入れてくれました。
確認するとタイヤがパンクして乗れなかったのでバスで行こうとした。しかし、間に合わなかったので、歩いて行く事にし、1人の子どもが付きあってくれたそうです。前日に報告しても、いつも帰りが遅いのでパンク修理は間に合わないとT君なりに考えての行動だったのでしょう。

それにしてもあの距離を歩くなんて…若いから出来る事なのでしょう。
高等部の年齢になるとなかなか思いを伝えてはくれませんが、毎日あの距離を自転車で往復し通う事できっと体も心も成長している気がします。

雨にもまけず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ、丈夫な身体・心を育て卒園の日を迎えることでしょう。それまで寄り添い、見守って行けたらと改めて思いました。
ガンバレ 自転車通学生 !!

入所部  看護師 米村 郁子

誕生日会メニュー

2020/02/26

今月の20日に誕生日会食をしました。

メニューは、オムライス・カロテンスープ・豆腐ハンバーグ・ケーキでした。

オムライスには、子ども達一人ひとりの名前を書きました。

家庭ではよくある光景ですが、子ども達の中にはそういった経験のない子もいるので、

喜んでくれる顔を想像しながらケチャップで頑張って書いてみました。

子ども達の反応は、食事を準備しているときから食堂の入り口で「何書いてるの?」と興味津々!

食事の時間になり、自分の名前の書いてあるオムライスを見ると「わー!!」と喜んでくれました。

久しぶりのオムライスだったので、いつもの誕生日会食と同様ににぎやかではありましたが

みんな集中して黙々と食べている姿がとても印象的でした。

また今回もケーキは6種類の中から、好きなものを選んでもらい、それぞれ喜んで食べていました。

次の行事食は、ひな祭り会食です。また、子ども達が喜んでくれるように頑張りたいと思います。

 

 

                       

 入所部 厨房 徳丸

クロスワードパズル

2020/02/25

先週のおひさまぷらすでの活動はクロスワードパズルでした。

SSTとしてのクロスワードパズルでしたので、問題を他のクラスに預け、問題をもらいに行った先でのやり取りを大事にしました。

またチームで一枚の問題(一人あたり1問~2問)を解くようにして、何か分からないことがある時にはチームの友だちと相談して協力して解くようにしました。

教室でルールや約束を確認してからチームごとに出発しました。行先はお隣の児童発達の教室2部屋です。取り組みでは色々な子どもたちの様子を見ることが出来ました。いつもは話しかけても返事をするまでに不安そうに何度も同じことを繰り返し聞いてくるA君が、今回は職員への確認無しに一つ一つぽつりぽつりと教室で確認したやり取りの内容を辿るように「3班の…赤色の…4番の…カードを下さい」と練習した言葉を言っている姿がありました。そしてカードを無事にもらい、お礼を言ってA君が部屋を出ようとした時、一人のスタッフが「A君、前に先生が話した、先生の好きな食べ物覚えてる?」と突然質問してきました。A君はしばらく考えて「キャベツ」と答え「お~!正解。正解!!」と褒められていました。

実はA君、「A君の周囲にはたくさんの人がいることを知り、周りにもっと目を向けて欲しい」というA君のお母さんの思いで≪毎回利用時に児童発達のスタッフの中から一人を決めて、その人に挨拶に行き、好きな食べ物も聞いてくる≫という取り組みをしていたのでした。挨拶をしに行き始めた時には少々の渋りも見られましたが、毎回頑張ってあいさつに行き、見事にリストに載っている児童発達の先生全てに挨拶をしてしまっていたのでした。元々記憶力は良いA君だとは思いますが、A君にとって児童発達のスタッフに挨拶に行くという取り組みが印象に残る出来事だったからこそ、覚えていてくれたのではないかと感じました。

今回のクロスワードパズルでそれほど緊張せずにやり取りが出来たのは、少しは毎週挨拶に行った成果が表れてくれたからなのかなぁと、一人嬉しくなったエピソードでした。

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらすで

星子

音読

2020/02/24

小学生の宿題の中に「音読」と言う教科書を読む宿題があります。

ある日、R君の音読を聴いていました。
分からない漢字があると詰まったりしますが一生懸命読んでいました。
1ページ読むと終わったと言ってやめようとしていましたが、次のページまで話が続いていたのでそこまで読まないのか尋ねると「学校の先生が半分までで良いよと言われた」と話しました。
しかし、少しにやけて言っていたので「本当は最後まで読むように言われているでしょ」と聞くと、「なんでわかったと?」と不思議そうにしていました。
その後は最後までしっかり読んでしまいました。

 

私も小学生で音読の宿題をした時、ページを飛ばして読んだりしたことがありました。
その時の私と同じようにめんどくさいからつい嘘をついてしまったことと似ていました。
それを正直に認めて最後まで読んだ事を私は褒めました。
めんどくさいと思いながらするよりも、出来た喜びや達成感を感じて読む方がやる気になると思います。
R君が詰まらないで読めるようサポートしながら音読を聴き、出来た喜びや達成感を持てるよう褒めていきたいと思います。
入所部 首藤

働き方改革の研修

2020/02/23

先日、リコージャパンでおこなわれた「働き方改革セミナー・展示会」に

参加しました。

最近よく「働き方改革」という言葉を耳にすると思いますが、みなさんは、なぜ働き方改革が始まったのかご存知ですか?

 

働き方改革は、少子高齢化の進行により日本国内の生産性の低下、働き手不足による採用難という問題点があるなか、この問題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指して始まった制度です。

 

私は今、子育てをしながら仕事をしています。

10年ほど前から骨腫瘍という病気にかかり身体障がい者になりました。

3年前には癌にもなりました。

足が不自由なため宅配などの重いものを持てなかったり、立ちっぱなしで仕事が出来なかったりと、周りの同僚に助けていただくことが多いのですが、みんな優しく手伝ってくださいます。

 

また毎月の検査通院や子どもの行事などで年休を使わせていただくことが多くあります。それも周りの同僚がフォローしてくれているから検査通院に通うことが出来ていると思っています。

人手不足…働き方改革…といわれている中、こんな恵まれた環境で仕事をさせていただけることを本当に有り難いと思います。総務のメンバーに感謝の気持ちをもち、これからも頑張っていこうと思います。

 

 

 

 

 

入所部 総務 中西 実香

一歩一歩

2020/02/22

2月の後半にかけて気温の変化が著しく、先日は雪が降ったところもありましたね☃

降っている雪を見て、寒そうだなと大人が思うなか、子どもたちは「雪だ~!!」と言って外を走っていました。

 

寒さも吹き飛ばすくらい元気な子どもたち。

春ももうすぐそこまで来ていますね!

 

 

今年度、小学校へ入学した1年生もあっという間にもうすぐ2年生!!

最初は、環境の変化に戸惑っていた1年生。Aちゃんもその1人でした。

 

Aちゃんは、保育園で仲が良かったお友達とはお話しすることが出来るのですが、小学校で同じクラスになったお友達は初めての子が多く、自分からなかなか声をかけることができずにいました。おひさまでも、挨拶を自分からすることが難しかったAちゃん。

 

 

しかし、学校やおひさまにも少しずつ慣れるように、勉強や活動を頑張ってくれたAちゃん。少しずつこちらが聞いたことに対して応えられるようになりました。

 

 

学校でもクラスのBちゃんというお絵かきが好きなお友達ができました。

Aちゃんは、学校で楽しかったことをお話ししてくれる際に、“Bちゃんと遊んだこと”を度々教えてくれました。お休みの日にも一緒に遊ぶなど仲良しなふたり。

Bちゃん以外のお友達との関わりはあまりないようでしたが、学校に楽しく行くことが出来ていました。

 

ここまでで、Aちゃんの成長をたくさん見ることができ、すごいなと思っていましたが、、、、

 

 

最近さらに嬉しいことが!!!!

学校へお迎えに行ったときに、Aちゃんが恥ずかしそうにしながらも、自ら話しかけに来てくれたのです。話しのきっかけとして、自分の持っていた縄跳びを見せて「これ、壊れた~」と。その一言から会話のやりとりが始まり、おひさまへ向かう車内では学校のお勉強のことなども積極的に教えてくれ、いつもよりさらに賑やかなひと時となりました♪

 

そして、さらにさらに!!!!!

先日の学校参観日にクラスの様子を見に行くと、いつもBちゃんの近くにいたAちゃんが他のお友達に大きな声で話しかけに行っていました!!私に気づくと少し恥ずかしそうにしていましたが、お友達の輪を自分で広げようとしている姿を見てとっても嬉しくなりました(^O^)♫

 

自分で現状を変えていくことは簡単なことではないと思います。

不安もあるなか、勇気を出して一歩踏み出したAちゃん。

 

私も子どもたちと一緒に一歩一歩前進していきたいと思います☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後等デイサービスおひさま 金子

くつ選び

2020/02/21

先日、小学生の子ども達と一緒に運動靴を買いに行きました。

 

入所は、毎週土曜日にお小遣いを持って買い物学習へ行っています。
買い物学習での力が身についているか確認しようと思い、今回は金額を子ども達に伝えることにしました。
「このお金で買える靴を選んでみて」と言うと「はーい」と楽しそうに駆け出したため、「他のお客さんの迷惑にならないよう店内は歩きますよ」と言いますが、嬉しさの余り、全く耳に入らない様子でした・・・。事前にお店での約束を確認するべきだったと自分を振り返り(´;ω;`)ウゥゥ

 さあ真剣に選ぶ子ども達を見ながら、どんな靴を選ぶのかワクワクしながら待っていると、「選んだよー」と持って来たのは、全員予算オーバーの靴であり、この靴を履くと皆、足が速くなると期待をするCMで話題の駿足(*’▽’)でした。
どうしてこの靴を選んだのか聞くと「かっこいいから・足が速くなるから」と、金額はさておきさすが子どもらしい発想だと感じました。
「みんな、欲しい靴を選んだけど今回は金額を決めて買い物をするから、まずは買える靴はどれなのかから選んで、自分の靴のサイズもちゃんと見るんだよ。」と伝え、そのコーナーに一緒に行きました。
自分の気に入った靴があるか探している姿は、真剣さの中にも可愛さがあり自然にほっこりさせられます。緑や黄色、黒、シルバーと他の色もあったのですが、結果選んだのは全員、青主体でした。サイズが合っているか履いて確認をし、買い物終了です。
みんな、自分で選んだ靴の入った箱を抱きしめて学園に帰る子ども達を見て、「少しずつ成長していく姿を見れるって幸せだなー。もっともっと外に出て、色んな経験をしてほしいなー。」と改めて思いました。
入所部  藤本 征子

2月

2020/02/20

 

 例年ですと、まだまだ寒さの厳しい2月ですが、今年は暖冬で過ごしやすい日が多いようです。

2月は、節分や建国記念日、天皇誕生日、札幌雪まつり、バレンタインデーなど色々な行事やイベントがあります。

 園でも、2月1日にマラソン大会と豆まきがありました。そして2月14日はバレンタインデーだったので、今年は厨房でチョコケーキを作り、おやつに提供をしました。

 

朝から、チョコレートを刻み、材料を混ぜ合わせてオーブンで焼き上げました。

 

そして、午後からトッピングをしました。いつものおやつとは違い、特別感がでるようにケーキの上にホイップクリームを絞り、様々な形のカラーシュガーを飾りました。

 

 

写真の左はみんなが食べるケーキですが、右側は卵不使用で作っています。園児の中に卵アレルギーの子がいるので、みんなと出来るだけ同じように飾りつけをし仕上げました。

 

 おやつの時間に子ども達にたべてもらいました。「わぁ、綺麗!」「さっくりしていて美味しい」と満面の笑みで食べていました。普段はおやつを食べない子も食べに来て、にぎやかなおやつの時間をすごしました。

 飾りつけにすごく時間をかけましたが、食べるのは本当にあっという間でした。ですが、子ども達の喜ぶ顔を見ると作り甲斐があり、嬉しくなりました。意思表示が苦手な子も嬉しそうな表情で食べてくれていました。

 次の行事食は、誕生日会食とひなまつり会食です。また、喜んでもらえるようなものを作りたいと思います。

 

 

                       

                          入所部 厨房 野口

壁を乗り越える経験✨

2020/02/19

先日、ぽかぽかクラスのA君の成長を感じる出来事があったのでご紹介します😊

 

 

A君は、現在トイレトレーニング中です。おひさまに通い始めた当初は、オムツへのこだわりが強く、初めてトレーニングパンツを履くのにも数カ月かかりました。あれこれおひさまや園、ご家庭でも工夫して関わった事で、最近ではトレーニングパンツで過ごせる時間が長くなり、トイレでの排泄も成功する事が増えてきました!

 

 

 

 

 

そんなある日、A君がお昼寝中、おねしょをしました。A君は起きた瞬間、濡れているのに気が付き、「イヤ~~~😭」とシクシク…。「よしよしびっくりしたね、濡れて気持ち悪いだろうからお着換えしよう!」と声を掛けると、「お着換えイヤ!オムツが良い!」と泣き始めました。その時思いました。『確かに、今やっと頑張ってトレーニングパンツで過ごせるようになってきている中で、トイレを失敗して気持ちが悪いと感じてしまったらやっぱりオムツが良いって思うよなぁ~』A君の気持ちは受容し、「うんうんオムツが良いよね!じゃあ一緒にリュックの中を探してみよう!」と声をかけ、一緒に探してみましたが、A君のお母様も『オムツ外し』を目標に最近ではオムツを持たせないようにして下さっています。

 

自分で探してみてオムツがないのが目に見えて分かったら、オムツを諦めてトレーニングパンツを履かないかなぁ…と思いましたが、やはりまだ「オムツが良い😭!!」との事。

 

それから、トミカのおもちゃ等を持ってきて、同じ柄のパンツを探そう!と声をかけたりいろいろ試してみましたが、「絶対にパンツは履かない!」といった様子でした。

 

 

さぁてどうしようかな~と思いました💦

 

 

 

そこで、一旦気持ちを切り替える為にパンツを履く・履かないという事から離れてみよう!と思いました。「A君、もうパンツ嫌だよね。わかった!じゃあ今から一旦お散歩に行こっか!何か好きなものが見つかるかなぁ~♪」と、抱っこして(パンツとズボンはさっと自分のポケットに入れ込んで)その場から離れる事にしました。すると、抱っこされお散歩しているうちにだんだんと涙が引いてきたA君。

 

「あっ!あれお家にある!」と見つけたのがレゴブロック!「えっ!本当に!?これ、やりたい?」と聞くと、「うん!!」と興味を示してくれました。園に帰る間近だったので、遊べる時間をタイマーで3分提示し、「特別にこの時間だけ遊ぶ…!?」と誘うと目がキラキラ✨そのタイミングで、ズボンのポケットに隠して入れて置いたパンツとズボンを取り出し、「寒いから、これ履いてから遊ぼっか!」と言うと、「うんっ!」と気持ちを切り替えて履く事が出来ました!

「A君すごい!かっこいいね!!」と褒めるとさっきまでの涙は何処かへいって、ニコニコ嬉しそうな笑顔が見られました😊

 

 

思いっきりその時間ブロックで遊び、パンツとズボンを履いてみんなのいる教室に戻ってきたA君!他の先生達にも、「すごい!Aくんパンツ履いてる!かっこいい~!」と褒められ、最後は笑顔で園まで帰る事が出来ました✨

 

 

 

 

 

園にも必ず帰る直前にこのような経緯があった事を申し送りします。その後も、園やご家庭でトイレでの排泄が引き続き成功したようで、次回おひさまに来た時にも自らトレーニングパンツを履いたA君!失敗を乗り越えて大きく自信をつけたように感じました✨

 

 

この出来事から、その子どもの発達段階・発達特性に応じて丁寧に関わる事の大切さを改めて学ぶ事が出来ました。焦らず、あくまでも最後は笑顔で「出来た!」を感じてもらえるように、今後も私自身子ども達一人一人への関わり方を常に模索しながら支援に当たっていきたいと思います。

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 石橋

風にも負けず 元気よく

2020/02/18

昼の気候も暖かくなり始め、あと少しで春になるんだなと感じられるようになりました。

 そして5日後の23日には大津町ジョギングフェスティバルが開催され、若草学園からも参加します!

 

 これまで凍える様な寒さ、筋肉痛など大人の私が音を上げそうになりましたが、子どもたちは「走りに行きましょう!」と、その体力と元気、やる気に驚かされています。

 ジョギングフェスティバルには完走を目指す人、1秒でも早く走ることを目指す人、それぞれの目標があるかと思います。本番まであと少し、病気になることなく元気に頑張って行けるよう、見守っていきます。

 

         入所部:梅田

いのち

2020/02/17

私毎ですが、何かの節目にいつも聞いている歌があります。

竹内まりあの「いのちの歌」です。

最後の歌詞の中に「生まれてきたこと育ててもらえたこと、出会ったこと笑ったことそのすべてにありがとう、このにありがとう」というフレーズがあり、最近、特に深く考えるときがあります。

                

 

私が、最初にこの歌を聞いたのは、長女が小学校を卒業したころでした。

その時は、「この」を娘にたとえて聞いていました。

そして、次々に卒業、進学を迎えその頃は子育てに必死で、母親の気持ちしか思い浮かびませんでした。

 

そして、七年前に母が他界しました。悲しみの中でやはり、この歌詞が自然と頭に浮かびました。今度は自分が母の娘であったことを思い出し、子どもになり母を思いながら聞きました。いつか、この曲を聞くと、「もう一度頑張ろう」という気持ちになり、口ずさむことも多くなりました。私の、「生きていくことの意味」とは?と、立ち止まり静かに考える時間も増えました。

今、私がここにいることは両親に感謝しかありません。

 

もうすぐ、私にも孫が産まれてきます。昨年末、ひ孫の誕生を心待ちにしていた父も天国へ旅立ちました。もう、父も母もいませんが、こうやっていのちは次の世代へ継がれていくのだと感じています。生前、父や母が孫に愛情を注ぎ大切に、大事に見守ってくれていたように、私も孫を大切に、大事に見守って行きたいと思います。

               

                             相談支援センターいちばん星 甲斐

 

変化の兆し

2020/02/16

以前、このブログに書かせて頂いたAさんとの関わりで嬉しい出来事がありました(^^♪

 

Aさんは、昨年4月からクラスのお友だちやスタッフも変わり…と全く教室の雰囲気が変わり、活動プログラムに参加されることなく心閉ざされていました(*_*;

 

まずは、心の扉を開いて頂けるように、Aさんを理解することから始めるようと思いました。こういったことに対して「どう対応するか」がもっとも気になる所・・・?ではありますが、どう対応するかの前に、どう理解するかを考えたいと思いました。理解することだけでは、何も変わらいと思うかもしれません。でも、理解できることは、支援につながるのでは(・・? だから理解するこで、支援の第一歩になるように…と信頼関係ができるように関わって来ました。

 

まずは、来所され教室に入って来たら、「こんにちは」と目👀と目👀を合わせての挨拶を目標に始めました。目標達成の第一歩として「ハイタッチ」ができることを目指して頑張りました。徐々に、こちらの声かけや挨拶に対して「ウンウン」とうなずくようになってきました。

 

やった~~~!(^^)! やった~~~!(^^)!と嬉しかったです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

次は、活動プログラムに参加できないことが続いていた為に…..と、学校へお迎えに行ったスタッフに、事前に活動内容を車内で伝えることや、視覚的支援をして伝える様にしてきました。

半年が過ぎても、なかなか心の扉を開いてくれることなく😢心を閉ざしたままの日々が続きました。

 

スタッフ間で「あ~でもない? こうでもない?」と…..💦 毎回毎回、話し合いをしてきました。

 

半年が過ぎた頃に、Aさんの姉Bさんが、フリータイムの時でした「先生、ウノしょう☺」の何気ない気かけからでしたが、1日の活動が終わりフリータイムになった時に、1人のスタッフが「ねえ~ねえ~☺ ウノをしょう!!」と声かけをしました。Bさんが「う~ん。しょう」とAさんも一緒にウノ遊びを、毎回フリータイムの時間でやる習慣になりました。毎回負けているスタッフより「今回こそは勝つからね!!」と会話を重ねたことで、Aさんも初めは投げる様に連絡帳を渡したりしていましたが、最近ではスタッフの横に来てツンツンと合図をし、手渡ししてくれる等、少しずつではありましたが、心を開いてくれるようになりAさんとの距離が縮まるのを感じました。

 

今週の活動では「穀物のより分け」を感覚統合として行いました。中身の見えない箱のに手を入れて、指先の感覚に神経を集中し、大豆・小豆・ひよこ豆・金時豆やゴム玉・ビー玉の大小をつまんだ指先の感覚でより分けをして、音の聞き分けもしました。いつもBさんの隣で一緒に活動に参加されていたAさんが、な・なんとBさんが一緒でなくても1対1でスタッフと一緒に活動に参加し、真剣に触感を確かめたり、豆の音を聞き分けようと集中して「穀物のより分け」を楽しんでいる姿が見られて嬉しく思いました。

 

子どもたちを支援するために、できないことがすべて課題になるわけではない。発達全体の中で何を課題とし何を支援の対象とし、何を本人の得意なものとして伸ばしていくか。1人1人について、考えてきてまいりました。

今後も、あせらずスモールステップで支援をしていきたと思います(^^)v

 

 

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

森崎

かける言葉

2020/02/15

男の子のY君がお友達の事話している時の言葉です。普段はお友達にちょっかい出している男の子なのですが、ある時近くでたまたまこんな会話が聞こえてきました。

Y君「A君、それなあに?」

A君「これ、学校で使うからお母さんからもらった。」

Y君「ふ~ん。よかったね。」

この『よかったね。』の言葉に自分はとてもビックリ!私が出会った頃だとY君は嫌な言葉ばかり相手にいって喧嘩になっていたのですが、今までこの場面だとわざと取り上げたりしていたのに、優しい言葉をかけていました。A君もにこっと笑顔で、とてもいい表情。すごくいい光景でした。

 

これからみんな入所当時の頃からどんな成長をしてくれるのか、職員として私は、みんながY君のように優しい言葉も言える、優しい社会の一員として生きていけるように支援をし続けたいと思う今日この頃でした。

入所部 松尾

1冊の本を読んで

2020/02/14

私事ですが、今「ケーキの切れない非行少年たち」を読んでいます。

内容は児童精神科医である筆者が多くの非行少年たちと出会ったなかでの話を通して、現代の学校現場での課題や社会問題に関して様々なことを問いかけています。

 

私がこの本を読んで、

「見る力」「聞く力」「想像する力」つまり実行機能や認知機能がうまく機能していなかったり、コミュニケーション(対人関係)が苦手、計画的に物ごとを考えて作業することが苦手だったりすると、学校や社会に出た時に何らかの困難さを感じる人も多くいるんだなと考えさせられました。

本の中では、ケーキを均等に人数分切ることが難しかったり、先生が指示した内容が上手く理解出来なかったり、後先考えずに行動してしまい犯罪を犯してしまった少年など様々な話が例に挙げられています。

 

この本を読んで、子ども達の行動に目を向けて注意したり叱責するのではなく、どうしてそのような行動をとっているのか、どうしてそのようなことを発言してしまうのかと行動の裏にある意味を大人が考えて汲み取ってあげる必要があると感じました。

 

そして、その時どうすればよかったのか、どのように伝えればよかったのか等、話し合って様々な手段を教えてあげることで、子ども達も沢山のことを学んでいけると感じました。また、子どもたちが育ってきた環境や周りの人も大きな影響力となっていることも改めて感じました。

子どもにとって関わる人や環境の影響力が大きいからこそ、子どもに関わる仕事をしている私たちには大きな責任があるなと改めて考えました。

                              相談支援センターいちばん星 大野

「伝える」為の「言葉選び」

2020/02/13

 この間、新年を迎えたと感じていましたが、早いもので2月半ばになりました。あっという間で「もう2月も終わる。」「来年度に向けて準備とかしないと」と考えている日々です。

 

今回は、「伝える」事について書こうと思います。

 

 いつも笑顔で仲が良い女子班でも、日々トラブル、相談は絶えません。小さい事から大きな事まで内容は様々で、その都度子どもと話しどうしたらいいか考えて行けるように支援をしています。

 

 ある日、相談があるというAさん。話を聞くと、「○○がしたいが学園ではいいの。」と言う内容でした。暫く話しましたが、うまく伝わらずどうしようと思いながら

自分では分かりづらい事を言っているな・・・と思いながら反応を見ると、「それ1番分かりやすかった。」「そういう事なのね。」と返してくれました。

 

それの言葉のほうが分かりやすかったの?と心の中で思いましたが、自分は分かりづらいと思っていても、相手にとっては分かりやすかったように「伝える」為の「言葉を選ぶ」って難しいんだなぁ。ただ優しく話すだけではなく、難しく話すだけではなく、分かってもらおうと長く話すのでもなく、それらを意識しながら言葉を選び伝える事の難しさを身にしみて感じ勉強し直さないといけないなぁ、この仕事は日々勉強なんだなぁと考えさせられた出来事でした。 

 

 

                          入所部 吉良                        

成長

2020/02/12

2月に入り、冬らしい寒い日が増えてきました。

現在、入所部事務所で育てている観葉植物ですが

週に1度、外に出して日光を与えています。

いつもは廊下に置いていましたが、寒さがあるため

しばらく園長室や事務所に置いておりました。

もともと暖かい場所を好む植物のためか

暖房の入った室内でぐんぐん成長し、新しい葉がたくさん出てきています。

たまに、栄養液をあげたりすることで色もあざやかです。

さりげない職場の癒しとなっております。

 

                       

 入所部 総務 徳永

『ありがとう』

2020/02/11

「ありがとう」って素敵な言葉ですよね☺

以前、元女子プロレスラーの北斗晶さんのブログで『「ありがとう」の反対語って?』というエピソードを見ました。「ありがとう」の反対語、みなさんご存知ですか?(ブログを読まれた方、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが💦)

 

「ありがとう」の反対語は、「あたり前」だそうです。私も調べてみましたが、「ありがとう」の語源は「有り難し」で“有るのが難しい”、“滅多にない”、“稀である”という意味で、それが感謝の言葉になったのは「有り難き幸せ(滅多にない親切なことをしていただきました。)という意味で使われたのが短縮されて「ありがとう」になったそうです。

 

有るのが難しい。滅多にない。稀である。= “奇跡!”

 

私はこれを知り、改めて「ありがとう」の言葉の素晴らしさを感じました。

 

“今”を生きていると、日常起こっている出来事を当たり前に思ってしまいます。

どんな大切な人であっても、ずっとそばにいるとは限らない…。

あたり前の生活は永遠に続くものではないのだと、考えさせられました。

“いつか言おう”、“いつか動こう”。と、よく思いがちですが、明日が来ることさえ当たり前ではなく、“いつか”が来ないかもしれないし、行動できないまま後悔することにもなりかねませんね💦

 

 

そう考えると、小さなことにも感謝の気持ちが生まれ、生きていることって奇跡のかたまりなんだって思えます♫

辛いなと思うことがあっても、日々の些細な出来事に感謝することで小さな幸せを見つけやすくなり、ちょっと気持ちが前向きになります!もちろん、私を支えてくれる人たちの力も大きいですが(*^-^*)

 

 人との出逢いも“奇跡”ですよね。おひさまの子どもたちと出逢い、関わる中で支援が上手くいかないこともあります。

でも、私たちはそこから原因を探り、どうすればいいのかを考えます。

 

考える機会をくれて「ありがとう」

気づかせてくれて「ありがとう」

共に成長させてくれて「ありがとう」

お子様の療育へのご理解、ご協力を頂いている保護者の皆様へ「ありがとうございます」

 

他にも沢山ありますが、今後も感謝の気持ちを忘れず、子どもたちへ最善の支援ができるよう頑張っていきたいと思います☆

 

 

若草学園 通所部  錦戸

卒園を迎える君たちへ

2020/02/10

年が明けたと思ったら、もう2月!

毎年、毎年、

同じことを言っているような気がします。

そんな事を思っていると

あっという間に3月になってしまうのでしょう。

子ども達と過ごす日は、

あっという間に過ぎていきます。

 

今年も、4名の園児が高校3年生を終え卒業します。

若草でも18歳になり

高校卒業をすると学園を卒園していきます。

一緒に生活する日も、残りわずかになりました。

 

私が担当する班からも、

2名巣立っていく園児がいます。

思い出は、言葉に出来ないほどあり、

寂しさが込み上げてきます。

しかし、子ども達は将来への希望を持って、

早く飛び立ちたいと思っているようです。

それでも、私は、希望と同じくらい不安も抱えて

巣立っていくのだと思います。

 

もっとこうできたら・・・

ああできたらと・・・

私の力不足を感じますが、残りの期間

園児とたくさん接し

子ども達へエールを送りながら

若草での思い出をつくっていきたいと思います。

 

入所部 吉田

思い描く将来像

2020/02/09

 

 相談員として計画相談を実施していく中、ご利用者の目標などを聞きいていきます。10名のご利用者がいれば10通りの将来像があり、様々な話を伺っています。目標や将来像を話す姿は目がキラキラしており、とても生き生きしているように見え、話を伺う私もワクワクした気持ちになります。ご本人の活力や強みを汲み取りながら、目標を達成するために必要な支援や資源を考え、関係機関に繋いでいくことが相談員としての役割だと感じています。

 また、困った事や悩み事があった時には、寄り添いながら一緒に考えていきます。相談員一人では解決が難しいことでも、関係機関や専門員への助言助力をいただきながら、解決への糸口を見つけていきます。相談員として経験は浅いですが、多くの関係機関が力を合わせ、一緒に考えていく結束力に心を打たれました。

 様々な支援者が一つのチームとなり、ご利用者が思い描く将来像を目指し、ステップアップしていくことが出来るよう支援していきたいと思います。

 

相談員 光武

 

遊びを考える!!

2020/02/08

先日おひさまぷらすでは

運動プログラムの「サーキットトレーニング」を行いました

普段のサーキットトレーニングでは

子ども達の運動機能の課題に合わせて跳び箱や鉄棒など

職員が考えてコースを作っています。

 

しかし今回はそのサーキットトレーニングのコースを

子ども達自身に考えて作ってもらいました。

 

最近、保護者からの声で

遊び方を知らない、ゲームばかりしている、公園に行っても遊べない

などの声もあり今回この活動を行ってみました。

 

 

☆自分たちで考える事でイメージをする力や想像力を身に付ける

☆お友達と一緒に考えて作る事で協力し、考えを共有してコミュニケーション力を身に付ける

 

この2つをねらいに行いました。

 

 

 

ルールは

みんながクリアできるコースにすること

安全なコースにすること

この二つだけで後は自由!!!

 

おひさまにあるマットや跳び箱などの遊具を使い

組み合わせや、使い方も子ども達自身に

考えて作ってもらいました。

 

 

「間違い」はないからチャレンジしてみよう!とスタートしましたが

ササっと作れるお友達もいれば

どうしていいかわからないと困った様子のお友達もいて

子ども達の様々な姿が見られました。

 

しかしそんな時こそお友達と一緒に話しをするように促す事で

「ここに、ハードルを置いてみる!?」

「これとこれを組み合わせて使おう!」

「こんな感じにしたいけどどう思う?」「いいね!!」

「これはあぶなくない?」「これだと出来ない子もいるから変えよう」など

お友達同士でしっかりとコミュニケーションを取る姿が沢山見られました。

 

 

完成のイメージをする事が苦手な子どもは

先生が作ったコース写真の例を見て同じように作ってみたり

その例にプラスして工夫して見たりと

色んな形でチャレンジする姿が見られました。

 

完成したコースの説明も子ども達にしてもらいました。

 

 

完成した後は

皆でコースを回って遊びました

回りながら「このコース面白いね」「楽しいー」など

自分たちで考えたからこその声が聞かれていました。

 

 

活動が終わると

「またしたい!!」と子ども達から

たくさんの声をきくことが出来ました。

 

こうやって遊びの中で沢山の事を

経験して色んな力を

身につけて行ってほしいなぁと思いました。

放課後等デイサービスおひさまぷらす

辻島 一大

 

 

 

 

節分メニュー

2020/02/06

 節分メニューを2月3日に行いました。

節分は、大寒から立春へと、節分が節になるときに行う行事です。家の戸のあるところは全部窓を開け、大声で「鬼は外」「福は内」と2回ずついいながら豆をまきます。

豆は、歳の数だけ食べることになっていますが、歳を重ねてきた私は、歳の数の豆をすべて食べるのは大変なので、十の位と一の位を足した数を食べればそれでよし!といつの頃からか思っています。

メニューは、手巻き寿司・花麩のお吸い物・お魚コロッケ・鬼ケーキでした。

 

手巻き寿司の具には、きゅうり・卵焼き・かにかまぼこ・ツナマヨを用意しました。それぞれ好きなように巻き、喜んで食べている様子を見ることができました。

お魚コロッケは、魚が苦手な子にも食べやすいように、すり身と豆腐をメインにコーン、枝豆、きくらげ、人参、チーズを混ぜ、フライにしました。添え野菜もいつもと違い、レタスに南瓜、大根に人参と彩り鮮やかに盛り付けました。

 デザートには、定番の豆菓子ではなく「鬼ケーキ」を作りました。ちゃんと鬼に見えるでしょうか?子ども達は、学校給食で節分豆を食べていたので少し違った節分デザートに喜んでくれました。

 先日は豆まきも行い、節分メニューも食べた子ども達、節分の由来のごとく邪気や悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込んでいってほしいと思います。

 

 

                        

 入所部 厨房 前薗

季節の行事に触れてみよう♪

2020/02/05

2月と言えば・・・

昔から「豆まき」を連想しますよね!

おひさまでも日本の伝統行事を経験させてあげたいという事で、毎年行っています。

ぽかぽかクラスの子ども達には、まだ理解は難しいかもしれませんが「節分」の意味をお話しました。

「鬼=怖い」というイメージがどうしてもある様なので、みんなの目の前に来る鬼さんは、実はみんなの中に居る色んな鬼さん(泣き虫鬼・甘えん坊鬼・食いしん坊鬼・いやいや鬼など)で、自分の鬼さんを追い払う事も目的の1つにある事を伝えました。「怖い鬼さんではなく優しい鬼さんが来るから、怖がらずに豆をまいてね!」と言うと、まだまだ怯えた表情の子ども達💦(鬼って本当に怖い存在みたいですね( ;∀;))

豆まきに使う為にお面を作る事になっていたのですが、そもそもどうして一般的に「鬼のお面=豆まき」

何だろう?何十年も全く疑わずにいましたが、おひさまでの活動の目的に合わせて考えると、別に鬼のお面じゃなくてもいいのではないか?自分の好きなキャラクターになって豆をまいて、「怖がらずに出来た!」「私達の鬼を退治できた!」という経験を積ませてあげたい!と思いました。

そこで。子ども達に、「この中から好きなキャラクターを決めて作って、豆をまこうよ!」と話すと、

今までこわ張っていた顔が一変❕❕「やる~!やりた~い!」キッラ~ン★★★

鬼よりも強い自分に変身した自分は、もう怖くないんだぞ!といったところでしょうか?

それからは楽しくお面を作成し、優しい鬼さんが現れ(*^^*)

楽しく「豆まき」を経験する事が出来ました✌

 

ちなみに、赤鬼・青鬼役は、放課後デイサービスの職員。

子ども達にとっても色んな人に慣れる良い機会となります。最後には、写真撮影をし、握手もしてもらって、

「またきてね~!」とお別れしました♪

何事も、楽しく経験できるって素敵ですね!

これからも、子ども達の「出来た!」を側でた~っくさん‼見守っていきたいなぁ

と子ども達の笑顔から感じたのでした

お面をかぶったまま給食を食べて、苦手な野菜にトライしていたり・・・(⋈◍>◡<◍)。✧♡

(写真の姿はすご~く照れていらっしゃいますが(笑))

歯磨きにもお面をかぶって行き、ニコニコ楽しそうに頑張っていたり・・・(⋈◍>◡<◍)。✧♡

1つの活動から他の場面でも頑張れることもよくあります!

本当に、子ども達から教わる事ばかりです。

頭が下がります★

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 江藤