2020年 10月back number

国勢調査員をやりながら感じた事・・・

2020/10/06

皆さんご存知の通り、日本では現在、5年に1度の国勢調査が行われています。

自宅に調査員が訪問し、調査用紙が配布されている時期だと思いますが、

白川の里のご入居者にも同じように調査が行われています。

 

実は今回、私が国勢調査員として、白川の里のご入居者の調査をさせて頂いています!

調査員になる経験は、今後そうそうないだろうと思ったのと、ある程度状況がわかっているのでそんなに大変でもないかなと少し安易な考えで引き受けたのですが、調査票の9番目の質問に苦戦しています・・・(T_T)。

それは「5年前にはどこに住んでいましたか」という質問です。

ここ数年、ご入居者の高齢化もあり、平均在所期間が短くなっています。

思い返せば、約10年前に私が初めて施設のケアマネになった頃は、ご入居者の平均年齢が今よりも低く、また入退去も少なかったように記憶しています。

そんな中、今でも、初めて自分がケアマネとして受け入れたご入居者A様の事ははっきりと覚えています。

A様はBPSDの症状が激しく、私自身も初めての受入で何をどこまでしていいのか分からず、要領も悪く1件のケアプランをたてるのに相当な時間を要しました。

でも、その分ご入居者やご家族としっかり向き合い、信頼関係も築くことができたと思います。10年の間に、私自身の職種や職位が変わっていきましたが、去年そのA様が退居されるまでその信頼関係は続いたと感じています。

娘様の「白川の里で良かった~。私の時もよろしくね」と冗談交じりに言われた言葉がとても嬉しかったのを思い出します。

 

今年度に入り、再度ケアマネとして仕事をしています。

10年歳を取った分、少しは経験や知識は増えたかなと思いますが、日々の忙しさに流され、きちんとご入居者・ご家族と向き合えているかなと疑問が残る上半期でした。

もちろん、10年前とは状況が全く違いますし、一概に良い、悪いは言えませんが、今のような状況だからこそ、より「一期一会の出会い」を大切にし、短い期間でも「白川の里に来て良かった」と言って頂けるように、自分の仕事のやり方、取り組み方を見つめ直し、柔軟に変化させていきながら取り組んでいきたいと思います。

 

施設福祉課 課長補佐 森園 順子

流行最先端!!(1歳児 りす組)

2020/10/06

最近は涼しくなり過ごしやすい季節になってきましたね。

暑い夏を元気に乗り越えた子どもたちは、更に大きく成長しました!

日に日に言葉の数が増えておしゃべりが上手になってきているりす組さんですが…

いつも流行を取り入れてみんなで楽しく過ごしています♪

 

まずは今年流行している

「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」を…

「つーよーくーなーれーる〜♪」とみんなで熱唱!!

だんだん声が重なって大きくなっていくのが

見ているととても面白いです😁

 

次に、人差し指を立てて手を交差させて…

「しゅうぺいでーす!」と、お笑い芸人ぺこぱの真似をしております♬

 

 

次は、NiZiUのなわとびダンス♪♪

今とっても流行っていますよね!

可愛い笑顔に可愛いダンス😆

みんなメロメロです♡

 

最後に…

みんなで手をつないで輪になり、

「なーべーなーべー♪」が合図で始まるわらべうた「なべなべそこぬけ」の遊びです!

 

 

りす組さんが大好きな遊びの一つで、ブーム到来です😄

きっとりす組が流行の発信源となり、

この遊びが今年の流行No1になること間違いないでしょう✨笑

また、流行最先端をいくりす組さんのブームを見つけてお届けしたいと思います!!

お楽しみに〜( ˆoˆ )

 

(賀藤)

椎茸いただきました《南小クラブ》

2020/10/06

先週に引き続き椎茸話!今年度初!収穫した椎茸をいただきました。食べる前日にも宮本指導員が2本の原木を持ってきてもらい、子ども達が収穫。椎茸の取り方を覚えた2年生Yさんが、お友達に教えながら一つ一つ丁寧に収穫していましたよ。

収穫するよー!

そして、早速 調理開始!ホットプレートで焼き始めると、部屋中いい香りが漂い始めます。今回のお味は、バター焼き・塩こしょう・醤油の3種類です。

焼きますよ!

後半帰ってきた高学年の子ども達は、椎茸のいい香りに誘われて「もしかして、今日は椎茸を食べれると?」と何だか嬉しそうです。そして今回も椎茸嫌いだった子が食べれるようになった1年生Mさん。最初は調理をしている時に、「私、あんまり好きじゃないけん、食べんでいい?」と言っていたのですが、みんなが美味しそうに食べている姿、そしておかわりをしている姿を見て気が変わりました。食べない!と宣言した後だったので、遠慮しながら私に小さな声で「やっぱり食べていい?」と聞いてきて、そしてバター焼きを選び食べてみる事に…。すると美味しい事が分かり、おかわりを貰いにいっていました。Mさんに「椎茸どうだった?」と聞くと…「最高!!!」ととっても嬉しそうに元気な返事が返ってきましたよ!いやぁ〜その言葉を待っていました。Mさん食べれるようになって良かったですね。 高木佐代美

 

「大好きなお散歩」2歳児ちゅうりっぷぐみ あひるGr

2020/10/06

「大好きなお散歩🍂」

10月に入りだんだんと涼しくなり、日中も過ごしやすくなりましたね!先日、あひるGrのお友達は、みんなが大好きなお散歩に出かけました✨

 「お散歩楽しい〜!」
前日からお散歩をとても楽しみにしていたあひるGrのお友達!担任が「お散歩に行くよ!」と呼びかけると、「はーい!」とニコニコで走って準備をしていました❤担任が「お友達と手を繋いでね!」と言うと、「Mちゃん繋ごう〜!」と仲良く手を繋ぐお友達!お散歩の途中には「やまびこさん」の歌を歌ってルンルン♪「やまびこさ〜ん!」や「マネするな〜!」とみんなで歌って楽しくお散歩をしていましたよ😊また、どんぐりを見つけたり、草花を摘んだりしてニコニコで「持って帰る!」と言う姿がとても微笑ましかったですよ❤

 「おーい牛さ〜ん!」
お散歩途中には、お友達みんなで牛小屋にいる牛を見に行きました!最初は牛小屋から牛が顔を出さず、「見えなーい!」と言っていたお友達!担任も一緒に「牛さん出ておいで〜!」と言うと、その声に応えるように牛小屋から顔を出してくれました✨実際に大きな牛が出てくると、「怖い〜」というお友達や「アハハ〜」と苦笑いで後ずさりするお友達も(笑)しかし、自ら近寄ったり、葉っぱを差し出してみて「かわいいね!」という子もいました♪帰る時間になると「牛さんまたね〜!」 「また来るね〜!」と言いながら帰るあひるGrのお友達でした😆

秋を感じる涼しさにもなり、日中が過ごしやすくなったため、お散歩や秋の自然を感じられるような園庭散策などもたくさん取り入れていきたいと思います!また、戸外でも体を十分に動かし、スポーツの秋を楽しんでいきたいと思います!

岡 悠葉

秋の夜長に・・・    (~給食室~)

2020/10/06

10月1日は『中秋の名月』と呼ばれる十五夜でしたが、今年は 晴れ渡る空にキレイに丸いお月様が見えていました👀✨

皆さん、ご覧になりましたか??

 

十五夜といえば、ススキお団子に・・・

そして里芋を供えるそうで、別名  “ 芋名月 ”  という呼び名があるそうです。

(私は最近、初めて知りました💦)

 

早速。

園でも、十五夜にちなんで お月見🍡団子・・・と、いきたかったところでしたが、今年は思考を変えてみましたよ 😉 

⇧⇧⇧⇧

お月様と、そこへ向かうウサギをイメージして・・・

 

クラスでは、絵本を読まれたり、小麦粉粘土でお団子を作ったり~・・十五夜のお話をされていたので、子ども達もより一層興味を持って食べてくれたのではないかと思います☆彡

いつかは、お月様に住むウサギたちが作ったお団子も食べてみたいですね 🐇🐇🐇

 

ちなみに・・・

ぶどうなど、ツルのあるものを供えると、お月様とのつながりがさらに強くなるといわれているそうだす!!

(これも・・・最近知りました💦)

 

十五夜にお月見ができなかった方は・・

十三夜(10/29(木))や、十日夜(11/24(火))も十五夜と同じようにキレイな月が見えるそうなので、是非、秋の夜長に心癒されてみてくださいね 💡 

 

                                                                                                                    井上

「読書の秋」

2020/10/06

 

 

新しい生活様式になって休日の過ごし方も随分我が家は変わりました。

人ごみを避け、今までより子どもと向かい合う時間が増え、親としては子どもの利益の為一生懸命ですが・・ストレスを感じることも増えてしまいました。先輩方や母に相談すると「あっという間に過ぎるから今を大事にしたが良いよ~」「今が一番良か時だけん」等ありがたい助言を頂くのですが・・1日1日が精一杯でなかなか言葉が納得できない状況でしたので藤原和博さんの「父親になるということ」(子育て本)を読んでみることにしました。そこには主人公が子育てをとおして親となっていく姿や気づきが書かれてあり、特に印象的だったのが、つい言ってしまう「早くしなさい」「ちゃんとしなさい」「いい子ね」の言葉が子どもの個性を抑え込んでしまうことに気づかされました。子どもの立場からすると「何で早くしないといけないの?」「ちゃんとする?どんな意味?」「いい子て何?」   

確かに私が聞かれても即答できません(笑)

「大人が思う子どもにとって良い」と「子ども自身が良いと思う事の違い」の難しさを痛感しました。まずは自分に余裕を持たせ、子どものおかれている環境を理解し、考え方を柔軟にしなければ!と新しいやる気を頂きました。

最後に、法人本部で業務をすることになり9か月。もちろん今まで以上に関わる職員や業者の方々も増えました。この本で学んだように、「子ども」を色々な相手に言い換えても同じことが言えると思います。仕事をする上でも相手に対しての配慮(良かろうと思っていた事)が相手にとっては負担になったり不快に感じたりすることもありますので、日頃から相手のおかれている環境も理解し謙虚に取り組んでいこうと思います。

 

           若草学園 入所部 総務

           (白川園 法人本部)

             大田黒 美和

 

「こびとからの手紙」4歳児ひまわり組ぞうgr

2020/10/05

「こびとからの手紙」4歳児ひまわり組ぞうgr  藤本

最近はこびと探し仲間が増えてきていて、毎朝「先生一緒にこびと探そう!」「こびと探しに行かないの?」と私や友だちを誘いあっています笑
ある時は「あのね!○○こびとって知ってる!?○○がついててね、〜するんだよ!」と新しいこびと情報を教えてくれることもあります☆

そんなある日、散歩に出かけようとしたときに、窓に見知らぬ手紙がありました!
みんなで見てみると、Aくんが「クサマダラオオコビトの絵がある!」と大興奮です!!
手紙を読み進めると最後に「たくさん縄跳びを回しているおともだちのところにあいにいくよ!」というメッセージにさらに子どもたちの気持ちは高まります!
「ほんとに!」「Bくんのところにくるんじゃない?」「ぼくのところにくるかもしれん!」と嬉しそうに話す子どもたちです笑

実は、私がこびとになりすまし手紙を朝から仕掛けておいたのです!縄跳びを頑張っている子どもたちがもっと上手になりたいと思えるようにという願いも込めていたので、子どもたちのいい反応に、私も心の中でガッツポーズです!笑

今まで、こちらから声をかけないと縄跳びに取り組もうとしなかったCくんでしたが、こびとがどこかで見ていると分かってから、1番に縄跳びの練習を初める姿にびっくりさせられました!
そして、CくんにつられてAくんも練習を初める姿に、友だち同士の繋がりも見られ嬉しくなりました♪

4歳児になると、周りへも目が向くようになり、できない自分を見せたくない!と人前で何かをすることに、躊躇することもありますが、友だちが上手にしていたり、頑張っている姿を見て憧れをもち、自分もできるようになりたい!とコソッと練習をしたり、できるようになって披露してくれるようになります。
ぞうgrの子どもたちも、それぞれに葛藤しながら自分で「今日は10回跳ぶ!」「何回跳ぶか数えとって!」「30回跳ぶ!」と目標を決めながら取り組んでいます!

これからも、個々の頑張りを認めながら、達成した喜びを分かち合いながら楽しんで取り組みたいと思います!!

「縄跳びチャレンジ!」(しらかわっこクラブ)

2020/10/05

「縄跳びチャレンジ!」(しらかわっこクラブ)

天気の良い晴れた日、女の子達が縄跳びを手に集まっていました。保育園の年中さんが縄跳びをしているので是非とも保育園さんにも見せてあげてよと伝えると
「恥ずかしいー笑」
と5年生の女の子。
「でも私二重跳びできるよ!」
是非やってみてよと言うと

「恥ずかしいー」

と叫びながらも披露してくれました(笑)凄いね!と下級生からも大絶賛✨すると5年生の女の子
「でもね〇〇ちゃんの方が私より上手だよ!」
と3年生の女の子名前をあげました。自分より年下の子を自分よりも上手だよとしっかりと認めている5年生に関心しました。紹介された3年生は凄く嬉しそうな笑顔。
「ありがとう」
と褒めてくれた上級生にお礼もしていてウチの学童の子ども達はなんて素晴らしいんだ!と鼻高々な私でした。

学童 上田 ゆうた

なんだ?なんだ?【0歳児 ひよこ組】

2020/10/05

ひよこ組のお友だちにとって、周りは何でも不思議なもの。初めて見るもの。初めて会う人。初めて口にするもの。なーんでも😁

そんな子どもたちは年上のお友だちと一緒に遊ぶのも大好き!!!!

何してるの???

と不思議そうに眺め。。。何でも真似してみます✨

この日は、スコップで穴掘りをするお姉さんを真似して、みんなで砂場をサクサク楽しんでいました♪

さらに!

自分が発見した、不思議なもの。

はい、どーぞとお兄さんに石をプレゼントする姿も見られましたよ✨👏🏻

きっと自分が見つけたものを紹介したかったのかな?と思いながらほっこりしました☺️

 

公園に行けば、、、

こんな不思議なものを発見!!!!

初めは、なんだ?と眺めていたのですが、、、

指さしてにっこり(●´ω`●)

ただの木の枝でも見つけるとこの表情💓💓

“いいモノはっけーん!”と言わんばかりに見せてくれました😊

 

園庭でも発見!!!!

季節が変わり、園庭にどんぐりがたくさん落ちていました!!!!

見つけると、つんつんと指でつついたり、摘んで触ったり😁

どんぐりも子どもたちにとっては不思議なもののようです♪

どんぐりを見つけたK君は上手に摘んでコップの中に入れ、嬉しそうでした💓

 

辺りを見渡すと、こんなにも子どもたちの周りは不思議なものばかり。

大人になるとなかなか感じれない事ですよね😅

あたりまえをあたりまえにするのではなく、小さな変化も見逃さないように心掛けていきたいです♪

過ごしやすい季節になってきたので、お散歩に出かけ、たくさんの不思議を子どもたちと一緒に見つけようと思います💓💓💓💓

宮本

📸【お砂はちょっぴり苦手なの。】

 

「一緒におままごと」 1歳児 ももぐみ アンパンマンチーム

2020/10/05

「一緒におままごと♪」 1歳児 ももぐみ アンパンマンチーム

園庭にも秋の気配が訪れ、アスレチックや虫の森にはどんぐりや栗の実がたくさん落ちています!
戸外で遊んでいると、「どんぐりあったよー!」と拾ってきては担任に嬉しそうに見せてくれるお友だちです😄

「どんぐりみーつけた!」
「せんせーい!おいでー!」と子どもたちの呼び声に誘われて覗いてみると、アスレチック前のままごとハウスの中でお友だち同士集まってままごとが始まっていました!「何作ってるの?」との問いに「ごはん!」との返事が😊
フライパンに砂を入れてスコップでぐるぐるかき混ぜて作っているお友だちの楽しそうなこと✨そこへやってきたAくんが、先ほど拾ったどんぐりをフライパンの中へぽとんと入れてました!「おいしそうねー!」と言いながら一緒に混ぜる姿もとっても微笑ましかったですよ✨

「みんなでお料理作り♪」
普段から楽しんでいるままごとも秋の自然を利用することでさらに楽しさが広がっていきます!また、子どもたちの言葉もどんどん増えてきているので、ままごとを通してお友だち同士のやりとりを楽しんでいきたいと思います😆
木の実集めにもハマっているお友達ですので、しばらくはお家へのお土産も増えるかも…しれません(笑)

田中就

初めての小麦粉粘土(2歳児 ゆきくみ)

2020/10/05

初めて小麦粉粘土で遊びました。

子どもたちの目の前で保育者が小麦粉をコネコネすると座っていた子どもたちが一斉に立ち上がり

興味津々の様子。

小麦粉に食紅を入れ水を入れると白かった小麦粉が赤色に変化!!

それを見たHちゃんが「魔法みたい」と一言。

他の子どもたちも手を叩き「すごいね」と目をキラキラさせ粘土に釘付けでした。

 

今回は赤色・黄色・緑色の3色の小麦粉粘土を用意しました。

いよいよ小麦粉粘土に触れてみると・・・

普段使っている粘土とは手先で触れた感触が違うため子どもたちから「やわらかい!」や

「びよーんってなるよ」といい粘土を伸ばす姿が見られました。子どもたちならではの素直な

かわいらしい感想が聞けました。

K君は保育者が緑色の粘土でワニを作ると赤色の粘土で何かを作りワニの口に入れている様子が・・・

保育者がK君に「何を作っているの?」と聞くと「イチゴ」と言い手でワニの口を動かし「モグモグ」

と食べさせていました。

粘土を薄く伸ばし重ねて保育者やお友達に「ハンバーグ(ハンバーガー)どうぞ」とお店屋さんになりきっている子、赤色の粘土と黄色の粘土を混ぜてオレンジ色になるのを見て楽しむ子もいました。

 

子どもたち一人一人作るものが違いました。粘土に色がつくと遊びの輪がどんどん広がり保育者が想像できない遊びをする子もいて子どもたちの発想の豊かさを改めて感じれました。

また、普段使っている粘土と小麦粉粘土の手先で触れた感触の違いを感じてもらえたので良かったです。

                                         岩下

一緒に頑張ろうね

2020/10/05

その年によってクラスの雰囲気は違いますが、子ども達は学年が進むに従って成長していきます。同時に一緒に頑張るスタッフにも出来る支援が増えることで喜びも増します。

小学2年生のとっても元気なS君とU君、O君は、仲良し3人組です。スタッフはいつも3人のパワーに押されそうです。ここでは3人とスタッフの知恵比べになります。

事前に、スタッフ間で作戦会議(正しく言うと支援会議ですが・・)を開きます。

3人の課題、好きなこと、頑張って欲しいこと、スケジュールの流れや課題の伝え方、準備する支援ツールなどなど、3人を思い浮かべながらあれこれ話しながら準備を進めていくのは正直、ワクワクします。「チームって感じだね」と笑いも起こります。昼食を摂るより準備に一生懸命になっていると「いかん、ちゃんと食べとかんと体力がもたんよ。」と食欲に対しても真剣です。

その中のS君は、興味のある物が見える、気になる音が聞こえると、パッと素早く動いて反応します。席に着いて課題をする時間になってもなかなか取り組めない事が続きました。

スタッフ間では、「どうしたらいいかな?」

「S君自身も席に着いて課題が出来るようになりたいと思っているはずなんだけど…」

「3分でも5分でも席に着いて課題に取り組んで『できた!』という達成感があると良いかもね」

「S君に、して欲しいことを分かりやすく示さないといけないね。」

「簡単なトークンを取り入れてみると励みにもなるよね。」

「S君は『鬼滅の刃』が好きだからトークンに使うシールは『鬼滅の刃』のシールを使ってみよう」

「S君の机の場所は、ここがいいね。」

「机と椅子の高さを調整しておこう」「パーテーションは必要かな?」

などなど、S君をめぐり色んなアイディアが出てきました。ほんとに決戦前の作戦会議です。

でも、スタッフの言葉や表情からは「S君、一緒にがんばろうね」「S君に『できた』を経験して欲しい。」という思いを感じます。

「さあ、本日のS君のメニューはどうしましょう(^^♪」ここまでくると楽しくなってきます。「スケジュールに合わせて行動の切り替えをしよう。」ということになりました。

『5分、席について活動をしてみよう』と個別課題を入れました。

S君用のスケジュール表(絵付きのカード)、一緒に活動するスタッフの顔写真カード、

個別の課題(S君の好きな間違い探しのプリント・制作の材料)、S君の好きな感覚刺激グッズ、トークンカードとシールを準備しました。

次は机の配置です。「視覚的な刺激が少なく、課題に集中できる場所や向きはこっちかな?」「ここにパーテーションがあったら、周りの音も気にならないよね」

具体的に物を動かすうちにS君の行動が想像できます。

さあ、準備は出来ました。この様に毎回準備をし、振り返りをしながら変更を加えていきました。S君は回を重ねる毎に席について活動をする時間が延び、今では30分間席に着いて活動が出来るようになりました。スケジュールに応じて行動の切り替えも頑張っています。

「S君一緒に頑張ろうね。」というスタッフの思いが支援の中で形になってS君に伝わっていると思います。「チームっていいな。チームって頼りになる~。」と感じます。

子ども達の支援を一生懸命考えていくうちに、人の繋がりが出来てくるようです。

「療育って難しい。」と思うことが多い中、楽しく一緒に頑張れるという思いを強くしました。

 

放課後等デイサービス おひさまぷらす

吉田広子

「思いやり」5歳児 さくら組 くまグループ

2020/10/02

「思いやり」5歳児 さくら組 くまグループ

◎ある日の朝、戸外遊びの時間が終わり、保育室に入室していたときのこと、SくんときりんグループのAくんが、何やら険しいお顔をして、やり取りをしています!
担任「どうしたの?」
Aくん「僕の拾ったどんぐりだった!」
Sくん「違うよ!僕が最初に拾ったんだよ!」
両者一歩も譲らず、平行線のままです!
二人ともとっても悲しそうな顔・・・。
そこで、
担任「あのさー、提案なんだけど、朝のお集まりは、間に合わなくても大丈夫だから、2人でもう1つ、どんぐり探しておいでー!そしたら、一個ずつ、持っとけるからねー!どう?」
と言ってみると、2人張り切って園庭に駆け出して行きました!!

しかし、10分後・・・。
お集まりの途中で、Sくんが少し元気がなさそうな表情で帰ってきました。
担任「Sくん、どんぐり見つかった?」
Sくん「・・・。(首を横に振ります)」
担任「そっかー!見つからなかったんだ。残念だったねー。じゃあ、さっきのどんぐりはどうしたの??」
Sくん「Aくんにあげた・・・。」
担任「そうなんだー!Sくんもどんぐり欲しかったよねー!?」
Sくん「うん・・・。」

そこで、くまグループのお友だちに事情を話してみると・・・。みんなまるで自分のことのように、心配そうなお顔笑笑
ちょうど、その日は森の公園にお散歩に行く約束をみんなでしていたので、ちょっぴり遠回りして、秋になると、どんぐりが例年たくさん落ちている、三気の里の裏に、「Sくんのどんぐり探し」に行くことになりました♫早速、園を出てすぐぐらいの場所に、コロコロと転がった、大きなどんぐりを発見!!

第一発見者のBちゃん。
「S〜!!どんぐりあったよー!!はい!!」
真っ先に、Sくんに渡しに行きます!
すると、Yちゃん。
「あっ!こっちにもあったー!はい!Sくん♫」

気づけば、次から次へと、どんぐりを見つけると、真っ先にSくんにみんなが持って行ってくれるため、Sくんの体操服のポケットには、どんぐりが溢れそうになっています!

そして、朝はあんなに悲しそうなお顔をしていたSくんも、気づけば、こんなお顔に♫

 

みんなの優しさが連鎖し、Sくんはたくさんのどんぐりを、手にすることが出来たのです♫朝、Aくんに譲ってあげたという、Sくんの行動にクラスのお友だちも心打たれて、どうにかSくんに笑顔を届けたいという、くまグループのお友だちの「思いやり」の心が、Sくんにも伝わり、そんなみんなにも、「ありがとう♫」という気持ちがいっぱいで、最後は、みんなハッピーな気持ちで、久しぶりに、森の公園へのお散歩に出かけたのでした☆★

 

 

 

 

 

 

 

♫白川フェスティバル見どころ♫4歳児ひまわりぐみ

2020/10/02

♫白川フェスティバル見どころ♫
4歳児ひまわりぐみ

「白川っこの外遊びパワーを技巧走に!」
毎日朝8時から夕方は暗くなるまでたっぷり戸外遊びを楽しんでいるひまわりさん!何して遊ぼうかなぁ〜♫とみんな自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいます!
そんな中でも今年多くのお友達が上手になったのがうんていです!すみれの頃はぶら下がって楽しんでいたのですが、さくらさんがお猿の様にすいすい進む姿を見て「自分もできるようになりたい!」の気持ちが出てきたようです!「手がいたい」「すぐ落ちちゃう」となかなか出来ずに悔しそうな姿もみられましたが、あっという間にコツを掴むと「最後までできたーー!!」と大喜び!!そのお友だちの姿に「○○ちゃんができたなら!」とやる気スイッチが入って練習に取り組み、手にマメができるほど頑張る姿も!その頑張って練習してできた手のひらのマメを「がんばりマメできた〜!!」と誇らしそうなひまわりさんはとっても素敵です(o^^o)


「足を着かずにがんばるぞ〜!」

他にも鉄棒にチャレンジします!昨年はぴょんと鉄棒に飛び乗り、足をグーパーグーパーとやったのですが、今年は前周りにチャレンジです!「怖いなぁ〜」と言うお友達にできるようになったお友だちが「手を握っていれば大丈夫だよ!」「くるんと回るだけだよ!」「○○ちゃんもできたからできるよ!」「目をつぶればできる!」と怖がっているお友だちにとっては、はちゃめちゃな励ましもなかなかのパワーを持っていて、その励ましにみんなぐんぐん上達していってます!


「上手に回れるよ〜!」

また、縄跳びにもチャレンジ!戸外遊びの時にはなるべくなわとびを準備していつでも取り組める環境にしました。「縄跳びやる〜!」と自分から練習するお友だちもいます!その姿を見た他の子も「縄跳び僕もやるー!」と一緒に数を数えて跳んだり、コツを教え合ったりしています!中にはなかなか興味を持たないお友だちもいましたが「小ちゃな縄跳び発表会」を開きました!練習した後にみんなの前に数人ずつ出て跳んで見せ合います!その時かならず上手になっている所を褒めて自信が持てるようにしていきました!「縄跳び回すのが上手になってる!」「走り縄跳び上手!」「小ちゃくジャンプが出来てる!」などなどみんなで拍手をして褒め合って「もっと上手になりたい!」の気持ちを高めていきました!

「回して〜ジャンプ!」

しかし、上記に書いた事が出来る子ばかりではありません!何にでも得意不得意はあるので!なので最後の人種目は自分が得意なもの!自信を持って取り組めるもの!ママやパパやお客さんに見てほしいもの!を自分で決めてチャレンジします!やらされるものより、自分で決めたものの方が大人だって頑張れますよね!自分で決めた目標に向かってそれぞれの頑張りをできていけたらいいな♡と思いながら取り組んでいます(o^^o)
昨年よりぐ〜んと運動遊びも上達し、のびのびと身体を動かすサーキットは乞うご期待です!!


「フラフープ回すよ〜!」

「音楽に合わせて跳ぶと上手になる?!笑」

大原なお

「しらかわフェスティバル!見どころ~玉入れ」  3歳児すみれぐみ

2020/10/02

「しらかわフェスティバル!見どころ~玉入れ」

 「当日に向けての練習を頑張る」のではなく「当日にいきなり取り組んでも楽しめる」というのが、フェスティバルのねらいの1つでもあります。
 すみれさんたちが楽しめる競技は何だろうと考えた時に「玉入れ」がいいのでは?という意見が出ました。確かに「玉入れ」は未満児運動会でも経験済みですからね。
 ただ黙って当日を待つのも何ですから(笑)、玉を使ったゲームを事前に楽しんでみました。その名も「玉運びゲーム」。玉入れ用の玉を持ち、平均台を渡り、かごに投げ入れるというゲームです。
 入ったら新しい玉を運ぶことができるのですが、入るまでは投げ続けなければいけません。Gくんはこのゲームが得意で何度も一発クリアしていました。しかしお友だちのほとんどは簡単にはクリアできませんでした。業を煮やしたNくんは「こんなのゲームじゃないや!」とご立腹の様子(笑)。一方でSくんは「やっと入った~!」と飛び上がって喜んでいました。難しかったからこそ、できた時の達成感も大きかったのでしょうね!
 この遊びを通して、玉の大きさの感覚や入りやすい投げ方を知ったすみれさんたち。上達するにつれ、低いかごでは満足せず、高さを要求するようになりました。アスレチックのところに高さのあるかごを設置すると、本格的に玉入れが始まりました。
 この時遊んだのが「カウント100ゲーム」。担任が100数える間に全部の玉を入れないと最初からやり直しという遊びです。はじめは遠い所からでも投げていたすみれさんたち。

「それ~っ、入れ~!」

 しかしそれでは100以内にクリアすることができなかったので、至近距離から投げるようになりました。

「ボクにまかせて!」

 すると、遂に100以内に全ての玉を入れることができました。この時のみんなの喜びようは凄かったです。みんなで目的を果たし心が1つになった瞬間でした。

 未満児運動会では、ひよこVSあひるの勝負でしたから、いわば身内で敵同士でした(笑)。
しかし昨日の敵は今日の味方です。ゲームを通してチームワークを高めたすみれさんたちは強いですよ!
 当日の相手はさくらさんです。すみれぐみだからといってなめてかかると痛い目に合うことになるでしょうね(笑)。
 見どころは、カウント100ゲームで培ったスピード感と諦めない姿勢です。終了の合図が鳴るまで全力で投げ続けることでしょう。ブザービーター(終了と同時にシュートを決めるプレー)が見られるかも?しれませんよ!
 お父さん・お母さんの声援がすみれさんたちの後押しになると思いますので、応援宜しくお願い致します!
 
林信彦

大きくなぁれ(1歳児 ほし組)

2020/10/02

8月末からほし組では小カブを育て始めました。

子どもたちに初めて小カブの種を見せると「これなんだろう?」と不思議そうに目をまんまるにして見ていた子どもたち。

一緒に種を植えようとすると「したい!」と進んでしようとする子や、初めて見る種に少し抵抗がある子もいました。

植え終わるとみんなで水やりをしました。

水やりにはみんな参加することができ、中には「大きくなってね」と声を掛けながら水やりを楽しんでいました。

小さい種がこれからどのような成長を遂げていくのかワクワクしながらとても楽しみにしていました。

   

種を植えてから約1カ月が経ちました。

戸外に出ると「水あげる!」と子どもたち自ら子カブに水をあげてくれるようになりました。

そのおかげで今ではこんなに大きくなりました。

大きくなった子カブを見て、「すごーい!」と成長したことに感動する子も!

小カブが成長していくにつれ子どもたちの心も一緒に成長しているんだなぁと感じました。

まだまだ成長途中ですので、送迎の際など時間があるときにお子さんと一緒にぜひ見てみて下さい。

   福田大樹

 

“雨の日の園外保育” 【5歳児 らいおん組】

2020/10/02

9月25日に、高森町のビジターセンターへお出掛けしました。本来ならば野草園の散策に行き、珍しい草花やそれに寄ってくる虫達、珍しい”ブルービー♪”も、もしかしたら見れていたはず…でしたが…朝からは雨💦でもセンターの皆さんのお心遣いで室内でも盛りだくさんな体験を用意してくださいました♡
牛乳パックの「竹とんぼ」作り、紙コップの「糸電話」男女に分かれての「松ぼっくり入れ競争」、館内に展示されている「野ネズミの巣」を見たり、阿蘇の火山のお話しもわかりやすく、また、案内人の『いっちゃん』
の語り口が絶妙に面白かったです(^^♪

中でも「10円玉磨き」は子どもたちがかなり!集中した(笑)おもしろ体験でした♪少量の野草でコインを磨くと…ピカピカに変身していくので金を発掘するかの様に真剣に磨きつ続ける姿がとてもおかしかったです(*^-^*)

資料館の中でお母さんの愛情たっぷりのお弁当を食べたのですが、まるで広い草原で食べているかの様でしたよ💜
帰りは高森駅からでる『トロッコ列車』に乗り中松駅までいきました!あいにくの雨でキラキラした阿蘇の山々は見れませんでしたが、「山が燃えてる~💦(霧)」「煙だらけ~」「ガタゴトガタゴト~」と嬉しそうな姿のらいおん組さん(笑)”雨の日の園外保育”も悪くないなぁ♡と思った一日でした♪♪               

※トロッコ列車から見た池に『河童』の造り物がみえました。駅員さんがさも本物がいた⁉風にお話しをされ(カッパは女の子らしいです)子どもたちも現在「信じて」おります(*^-^*)しばらくは河童のお話しで盛り上がろうとおもいます(笑)

「しらかわフェスティバルみどころ〜玉入れ〜」5歳児さくらぐみ

2020/10/02

今回のみどころは、玉入れの様子をお伝えします!
先日すみれさん・ひまわりさんと玉入れ対決をしました!まずは林先生のギターに合わせて大声合戦からスタート✨
まずは、すみれさんとの対決。「よっしゃー!」とやる気満々のさくらさん。笑
大声合戦では、見事勝利✨「いぇーい!」と大喜びのさくらさん!しかし玉入れは、さすがに年長さんと年少さんということでハンデをつけることに。
すみれさんとの対決では、ハンデとしてさくらさんは高さのあるカゴ、すみれさんは未満児の時に使っていた手持ちの大きいカゴです。いざ対決スタート!
「負けないぞー」とカゴめがけて投げていくさくらさん!1個1個投げるお友だちもいれば、2・3個いっぺんに投げるお友だちなどそれぞれ工夫して投げていました!

 

 

 

 

 

 

「沢山いれるぞー!」

 

さぁいよいよ結果発表…「お願い…」と祈るさくらさん。1〜2〜と数え24でカゴの中の玉がなくなり、隣をみると…まだすみれさんのカゴには玉が!!「えー負けた…??」と呆然のお友だちや、「だってカゴ低いじゃん!」と悔しさが隠しきれない様子。笑
2回戦目は「絶対負けない!!」と気合いを入れ挑みましたが…まさかの2個差で惜しくも負けてしまいました。
「クソー」と悔しがるお友だち。その悔しさのままひまわりさんとの対決へ!
「絶対勝つ!」と大声合戦から気合いが入るさくらさん!声の大きさでは、負けません!笑
見事勝利✨「よっしゃー!」
さぁこの勢いで玉入れへ!
ひまわりさんも年中さんなので、カゴは同じですが、ハンデとしてちょっとだけひまわりさんのカゴの高さを低くし対決へ!

「負けないぞ」

 

図と共に勢いよく玉を拾い入れていくお友だち!カゴに玉が入るたびに「おっしゃー!」と喜ぶお友だち♪
さぁいよいよ結果発表。「今度こそは…」と祈るお友だち!1〜2〜と互いのカゴの中を見ながら数えていきます。結果は…「さくらさんの勝ち〜!」「いぇーい✨」「やったぜー!」と大喜び(^^)

「勝ったー!!」

 

さぁこの調子で2回戦目も!と思っていたのですが、嬉しすぎて油断してしまったのか?負けてしまい、あの喜びは幻だったのかな?というぐらいみんなチーン…。となっていました笑

勝負ごとになると負けん気の強いさくらさんは、ハンデがあったとしても、すみれさん・ひまわりさんには負けたくないようです!笑
勝ち負けに一喜一憂しているさくらさんがとても可愛かったです♡

また朝夕の戸外遊びでも、お友だちと「全部玉をカゴに入れよー!」と全ての玉が入るまで玉入れをしたり、誰が多く入れれるか勝負しています(^^)なかなか最後の1個が入らず「あ〜惜しい」「入れ!」とお友だちと交互に投げながら楽しんだり、「こんな投げ方どう?」とカゴから遠く離れ、勢いよく走ってきて「おりゃー」とバスケットのシュートのように投げたり、「こうやって持ったら1回で沢山投げれる」と遊びの中で試行錯誤しながら楽しむ姿が!カゴから遠く離れすぎて、走っている途中で息切れしているお友だちも笑

 

 

 

 

 

 

「頑張るぞ!」

 

玉入れ1つでも、遊びの中で日々子どもたちの様々な姿が見れ、とても面白いです♪
フェスティバルでは、みんながどんな投げ方で、どんな作戦ですみれさん・ひまわりさんに挑むのでしょうか?ぜひご注目ください♪

矢野晴香

7割で褒める

2020/10/02

冷たい心地よい風を感じる季節になりましたね!

 

ある日、「7割で褒める」ことでやる気を出す能力が育つという記事を目にしました。

何事をするにも自己肯定感が不可欠です。

自己肯定感を高め、自信をつけさせるためには、その子の過去と現在を比較し向上した部分を具体的に褒める事が重要である。とあり、例えば、今まで汚かった部屋がちょっときれいになってきた場合、「最近部屋がきれいだね」と伝える事は、「整理整頓しておくことは、プラスである」という価値観を伝えることになります。

褒めるという事は、価値観を伝える事でもあるので意識して褒めていかなければならないのです。

 

確かに「子は親を見て育つ」と言いますよね。

 

学園で生活している子ども達にとって半分は親代わりの私たちは、子ども達の過去と現在を比較する事が出来ます。

「前はできなかったのに、こんなことが出来るようになった」と具体的に褒める事も出来、自己肯定感を高め、やる気を出す能力を引き出すことも出来るのです。

「7割で褒める」ということは、完璧な大人の価値観で判断せず、たとえば、「四角い部屋を丸く掃除して!」など言われたらやる気0になってしまいますよね。

 

減点法ではなく、7割出来たことを褒め、その先で1点だけアドバイスをしながらやる気と成長を見守っていきたいと思います。

 

                      入所部 山下

学びの機会 ~介護福祉士実務者研修に参加して~

2020/10/02

8月から介護福祉士実務者研修に参加して、改めて介護の知識を得る機会が増えました。

これまで得た知識や技術に加え、よりエビデンス(科学的根拠)に基づいたケアの在り方を深く学ぶことができ、ご入居者に対してよりよいケアを行うことに繋げることができると実感しています。

勉強して知識を身に付ける事は大変ですが、久しぶりに学校に通って勉強をする事を楽しみながら、もっともっと成長していきたいと思います。

また、今回学んだ事を他のユニット職員へ伝えることが、さらに自分自身のスキルアップに繋がると思うので、しっかりとエビデンスに基づいたケアの考え方や方法を伝えて行きたいと思います。

 

東館二丁目リーダー 斧澤 翼

「言葉の受け取り様」中村🍀

2020/10/01

         ※今月のウェルカムボードです

先日、私の知人が「サマージャンボが当たったかもしれん!親父が⁉」と電話してきました。私は「そら良かったですね~」と言いつつ、”ん~?”と心中で思っていました。なぜならば、この知人のお父様は進行した認知症があり、私の紹介で熊本市外の特養に入って頂いていたからです。知人が言うには”施設のお父さんから電話があり、今年はサマージャンボを買っていて、そうして8/15に電話が有り当たったと言っていた”と。つじつまが合いません。今年の抽選日は8/21でしたので、抽選日前の出来事であること。私も今年は買っていたので、「まだ抽選日前ですよ?!」と知人に言いますが信じてもらえません。お父様の言う事を真に受けていらっしゃり、お父様が認知症であることや、このコロナ禍でどうやって宝くじを買ったのかなど、不思議にも思っておられませんでした。「そぎゃん言うばってん、親父が言いよっとだもね」と私の意見が耳に入りませんでした。職業柄、この知人の様子に違和感を感じていましたら、お父様が入居されている施設の相談員から電話が私にあり、この宝くじ騒動で”息子さんがよ―っと訳わからん事ば言いなはって、タブレット越しの面会で親子喧嘩だったんですよ」と。この相談員も私と同じ違和感で息子さんの様子を心配してくれていたので、面会は頻繁にあるとのことでしたから、観察をお願いしておきました。

人が言葉をどう受け止めるかは、個人差や性格、価値観やこの知人のような状態などによって様々かもしれません。

コロナ禍でも色々なデマもあります。デマと断定するものではないですが、”身長180センチ以上の人はコロナに罹りにくい!”という情報が出ていたので、181センチある私は”お!マジか⁈”とサイトを読んでみましたら、”ある研究結果で、身長が182センチ以上の人のコロナの罹患率が低い”というものでした。単純に「1センチたりね~」とわめいてしまいました。おかしな話ですし、別に信じてもいません。だからと言ってこれがデマなのか何なのかは分かりません。統計的なものだとは思います。

自分にとって良いようにとれる物事には食いついてしまう人間の性なのかもしれません。悪くとるよりはプラス思考かもしれませんが、それに惑わされたり、振り回されたり、人を巻き込んでしまうとまずいですね。

私も物事をストレートに見てしまう傾向があります。まっすぐだけでもいけないことを学びつつ、プラス思考であったり、信じることはとても大事だと思っています。ただ時に疑ってみることも大事だと思う瞬間に出くわすことも多く、色々な場面で葛藤することもしばしばです。

言葉の見極めは、発する側も受ける側も、一瞬で判断していく事も多いでしょう。もし、ゆっくり見れる・聴ける・考えられるときは、せっかくなので時間をかけ判断し、出来るだけ間違わない判断をしたいものです。

本日は十五夜🌕。そして只今宿直中。

月の写真はボケるので止めておきましたが、あかつきのシンボルツリー🌳である”金木犀”が只今盛大に甘く香っており、夕方にはこのモクセイの木の右横からお月さんがまん丸と昇っていくのが見えました。🎃

 

あかつき・施設長・中村 猛🍀

「さくらんぼリズム♪」 3歳児 すみれ組 うさぎGr

2020/10/01

「さくらんぼリズム🍒」
すみれ組 うさぎgr   藤本阿矢

雨の日でもたくさん体を動かすために、お部屋よりも大きいホールで元気いっぱい体を動かして遊んでいます!!
ホールでは、大好きなダンスをしたり、さくらんぼリズムをしたり、しっぽとりげーむをして遊んでいます!!

中でも、さくらんぼリズムは、1学期からやっているのでとても大好きなリズム遊びです!!
いつも「さくらんぼリズムしたーい」とお友達から声が上がるほどです!!

子どもたちはピアノ伴奏に合わせて走ったり、跳んだり、転がったりします。 さくらんぼリズムを積み重ねると、自然に体力がついて運動能力が高まります。

大人でも結構体力を使いますが、子どもたちは本当に全力で走ったり跳んだりすごく楽しんでしています☺️

たまには、上手な子にお手本となってもらい、見ることから動きを覚えたり、見てもらうことで自信になったりと友達同士刺激し、体の体感、バランス感覚を作ります!!
全力ですると、すごく汗をかいて気持ちがいいです!
それほど全身を使っているんだなぁと思います!!

これからもみんなが大好きなさくらんぼリズムをたくさんして、体力づくりをしていきたいと思います!!

こんなことできるようになったよ💕(0歳児 はな組)

2020/10/01

朝、晩涼しくなってきました。    早いもので4月に入園したお友達も半年を迎えました。

入園から半年を迎えるはな組さんの様子をご紹介します。

朝、登園したお友達はブロックで遊んだり 本を見たり 箱で作った山をハイハイで登り 

山のてっぺんで座るなど 好きなおもちゃや好きな場所で過ごしています。

時には保育士の手を引っ張り本棚の前に行き 読んで~と言わんばかりに 本を読んでと誘ってくる子どももいます。

朝のおやつの前におもちゃの片付けをします。 保育士が「○○ちゃんナイナイするよ~。」と言って

木の車はピンクの大きい箱 積み木は水玉の箱など種類によって分けて片付けをします。

それから 朝のおやつです。 パーテーションのドアが開くと 自分のエプロンの場所に向かって 

一目散に歩いたり ハイハイで移動します。 時々違うところに行く事もあります。

椅子に座り 手を拭いてもらうと 小さい手を合わせて「いただきまーす。」とします。

おやつを食べた子ども達は 自分で口を拭いたり 時にはテーブルを拭いてくれるお友達もいて

時々驚かされます。

おやつが終わると お集りの時間です。

保育士から「○○君 ○○ちゃん。」と一人ずつ名前を呼ばれると「は~い。」と

手を挙げて返事をする子ども恥ずかしそうに 手を挙げる子ども 

名前を呼ばれて先生をじーっと見ている子ども

名前を呼ばれて別のお友達が「はーい。」と返事をしてくれることがあり 思わず笑ってしまうこともあります。

 

この半年間で子ども達はたくさんできることが増えました。

その成長を見逃さず しっかり褒め たくさんスキンシップをとっていきます。

先日もハイハイしていた子どもが すくっと一人で立つことができました。

保育士全員で「わぁ~ すご~い。」と手をたたいて大喜びしました。

私たちは園での様子を保護者さんに伝え一緒に成長を喜んでいきたいと思っています。

「築山のぼり♬」0歳児 ありんこGr

2020/10/01

「築山のぼり♫」

0歳児ありんこGr

 

  天気の良い日には戸外に出て遊んでいるありんこGrのお友だち。先日は芝生広場まで足をのばし、築山のぼりに挑戦しました!!
 お散歩カーからゆっくり降りると、目の前に広がる芝生の緑や風も心地良かったようで‥景色を眺めているかのようにしばらく座り込んでいました♡


「きもちいいな〜♡」

 

 1歳児ももぐみのお友達が築山に登っていく様子を見て、担任も子ども達の横で「よいしょ〜」と声を出しながら四つん這いで斜面を登り始めると、それを見て真似をして登り始めるお友達もいましたよ!!
 大人が楽しんですることが、子ども達の意欲にも繋がっていきます☆担任の「よいしょ〜」の掛け声に合わせてゆっくりと登っていくお友達でした!!

 


「よいしょ〜!」

 

 上まで登れた子ども達に「できたね!!すごい!」と言葉をかけて、出来たことを一緒に喜ぶと、とても嬉しそうでした!!最近は滑り台や戸外のアスレチックにも自分で挑戦する姿も見られるようになり、自分で登ってみたい、という意欲を大切に見守っていきたいと思います。これからもできた達成感が感じられるように、さりげなく援助しつつ、子どもたち自身の意欲をどんどん引き出していきたいと思います!(^^)

西山ちさと